CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

摂食嚥下リハビリテーション講演会

2006-02-06 23:06:09 | リハビリ
2月5日日曜日に私達の主催で『摂食・嚥下リハビリテーション講演会』を開催しました。

嚥下リハビリの世界で誰もが第一人者と認める藤島一郎先生と、私達の副代表であり、急性期病院の嚥下障害に詳しい藤谷順子先生の講演が一度に聞けるとあって、600人の大盛会となりました。(写真の通りホールはほぼ満員でした。こちらにも写真などを掲載しました。)

参加者の熱気もさることながら、本当に臨床的に不可欠の分野になったと実感します。少し前までは、むせていても、誤嚥が疑われても、どの病院でもほとんどアプローチされていなかったのですが、嚥下障害と嚥下リハビリを各病院で実践するリハビリ科医、耳鼻科医、歯科口腔外科医、言語聴覚士、栄養士等々の努力が、ようやく認められて来た感じです。

嚥下リハビリの分野は特にTransdisciplinaryなチーム医療がうまくいっていますので、縄張り意識も希薄です。それだけ、患者さんを中心に真剣に医療を推進することの重要さを実感します。

アンケートの結果も、ほとんどの参加者が満足とのお答えで、主催者としてもほっとしています。
嚥下をテーマにした講演会は今後も実施したい思います。

最新の画像もっと見る