今回の診療報酬改定を踏まえて、来年度からの療法士の待遇を悪化させる動きがあると聞きます。
診療報酬制度が『あるべき』医療を誘導しているわけではありません。
多少でも『水揚げ』が減るような制度になるからと言って、拙速に療法士の給与削減やリストラをする病院経営者の方々は、今すぐ、考えを改めて頂くようにお願い致します。
療法士の働きが、診療報酬上の増収になろうとなるまいと、医療の質の向上や病院の患者さん全体の改善を大局的に『見る眼』が経営者には大切なのではないでしょうか? 質が低下した医療機関には、患者さんは来なくなります。その影響の方が、経営的にはずっと大きいものだと思います。
理学療法、作業療法、言語療法によって、確実に合併症が減り、早く元気になり、平均入院日数は減少します。そのことは、患者さんをしっかり診る現場の医師には、よくわかっていることです。包括医療の中でも、各療法を行うことは必ずプラスに作用します。
直接効果だけでなく、間接効果も是非、勘案して頂くようにお願いします。
医療機関同士の差別化、生き残りは、最終的には『目に見える因子』ではなく『見えにくい因子』で決まるものと思います。
診療報酬制度が『あるべき』医療を誘導しているわけではありません。
多少でも『水揚げ』が減るような制度になるからと言って、拙速に療法士の給与削減やリストラをする病院経営者の方々は、今すぐ、考えを改めて頂くようにお願い致します。
療法士の働きが、診療報酬上の増収になろうとなるまいと、医療の質の向上や病院の患者さん全体の改善を大局的に『見る眼』が経営者には大切なのではないでしょうか? 質が低下した医療機関には、患者さんは来なくなります。その影響の方が、経営的にはずっと大きいものだと思います。
理学療法、作業療法、言語療法によって、確実に合併症が減り、早く元気になり、平均入院日数は減少します。そのことは、患者さんをしっかり診る現場の医師には、よくわかっていることです。包括医療の中でも、各療法を行うことは必ずプラスに作用します。
直接効果だけでなく、間接効果も是非、勘案して頂くようにお願いします。
医療機関同士の差別化、生き残りは、最終的には『目に見える因子』ではなく『見えにくい因子』で決まるものと思います。