健康塾通信

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フレイルチエックと判定

2021年10月01日 06時03分15秒 | Weblog

おはようございます。

台風16号の影響で既に木々は揺れ、雨もだんだん激しくなっています。

大型で非常に強いという予報をじわじわと感じていますが、各地の被害が出ないことを

祈りながら危険な行動をすることも無いよう、みなさまの安全を願っています。

また、お仕事でお出かけの皆様はどうかお気をつけて。。。

 

それでは昨日に続き、フレイルチエックをやってみましょう!

 

バランスチェックでは、開眼片脚立ちを行います。

万が一ふらついた時のために壁や家具などの近くで行いましょう。

片足に体重をかけて、反対の足を床から少し浮かせて

ゆっくり30数えます。(30秒)

途中でふらついたら、そこで終わりですが初回にいくつまで

バランスを崩さず立っていることが出来たか、記録しておくと

良いです。

左右共に、30回をキープ出来たらバランス力はクリアです。

 

次に反射力です。

椅子に座って左右のつま先で床を交互にタッチし、10秒で右足が何回床タッチできたか数えます。

(タイマーを10秒に合わせてやってみましょう)

 

10秒で25回以上、床タッチ出来たら、クリア

25回以下では怪我や転倒リスクが高くなります。

 

最後に柔軟性チェックです。

 

床に脚を伸ばして座ります。両腕を伸ばしてゆっくり身体を前屈します。

アキレス腱を伸ばして足先が天井を向くようにしましょう。

 

前屈をしながら伸ばした両腕の指が足先に着いたら、1点

指先が足首位は2点

指先がすねより上なら3点

 

これでフレイルのチェックは終わりですが、柔軟性のように点数を付けていきます。

 

  • 筋肉量と筋力・・・こちらはサルコペニアといって、加齢とともに筋肉量が減っていく現象のことを言い、筋肉と筋力不足はサルコペニアのリスクになります。

 

両方がクリアでしたら1点

筋肉量と筋力いずれかで2点

両方ともクリアならずですと3点

 

  • バランスと反射力・・・これらの衰えは怪我や転倒のリスクにつながります。

 

両方クリアで1点

片方だけクリアは2点

両方ともクリアできないと3点

 

 

  • 柔軟性・・・身体の硬さは動脈の壁の硬さと関係があって、動脈硬化のリスクにつながります。

柔軟性の判定は先ほど出していますので、これらの項目を書き出してみましょう。

 

                   項目

 点数

サルコペニアリスク

筋肉量と筋力

点       

怪我・転倒リスク

バランスと反射力

                      点                                           

動脈硬化リスク 

柔軟性

点                       

    

             合  計

 

 

 

それでは、最終判定は合計点です。

 

3点・・・・現時点での心配するリスクはありません。今の状態を維持できるようにしましょう。

 

4~6点・・・60から70代の平均水準ですが、年齢と共に気をつけてまいりましょう。

 

7点以上・・・フレイルに近づいているか既にフレイルの状態です。

      運動や食事を中心に生活に取り入れることで、

      体力の回復は可能ですのであきらめないことが大切です。

 

さあ10月1日、長かった自粛の我慢生活からようやく解放の日を迎えたわけですが

台風の影響で出鼻をくじかれた方もいらっしゃるかも知れません。

今日は自粛を1日延長し、台風一過を待って秋の日々を楽しみたいですね。

 



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