突然目に飛び込んできたニュース。
『相田みつを美術館閉館』
え、うそでしょ!?(llʘДʘll)
元々銀座にあったこの美術館は、2003年に東京国際フォーラムに移転。
それが、国際フォーラムの長期大規模修繕工事のために今月28日で閉館してしまうとのこと。
これを知ったのがついこの間なんです。
もうビックリ!
この美術館を訪れたのが11年前の1度きりの私が言えることではないけれど、なくなっちゃうのはショック!(இωஇ)
そこで、閉館前にもう一度行こうと、閉館2日前の昨日、駆け込みで出かけてきました。
展示室内は撮影禁止なので、撮影OKなところだけ掲載しています。
今やっている企画展は「生きること 書くこと」
書家であり詩人でもある。
2つを兼ねているって珍しいんですってね。
少なくとも当時はいなかったそうな。
だからこそ、相田さんの「自分の道」を見出して行く過程は苦しみも伴う作業だったんだろうな…
人間の弱さも認めた上で、前を向ける言葉が心に響く。
なぜここで改行?
なぜここで墨を足さない?
なぜ一文字目から掠れてる?
ひとつひとつの字にも意味があるような。
筆遣いと言葉と文字と余白のバランスが絶妙で、ここまでを生み出すためにどれだけ自分を擦り減らすんだろう。
難しい言葉も難しい漢字も使わず、それでも頭に胸に眼に沁みてくる作品ばかりで、今回もじっくりと見て廻りました。
販売コーナーで、ポストカードとマスキングテープを購入。
展示室にあった、とっても印象に残った言葉がポストカードになかったのが残念。
今後、この美術館は別の場所で再び開いたりはしないのだろうか。
やっぱりなくなっちゃうのは寂しいな…(߹𖥦߹)