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ラッキーのこと①

2021-09-07 14:25:00 | 地域猫

7月に片耳がちぎれた姿で衰弱してるところを偶然見つけて保護した野良猫のラッキー。


【猫の耳事件①〜④】
https://blog.goo.ne.jp/cotobuki-h/e/482edce4d1bd5998812a16b825c42458

そのラッキーの「その後」を記録しておこうと思います。
(痛々しい写真が載っていますので、ご了承を)


入院から、預かりボランティアさんの元でお世話してもらっていたラッキー。
薬入りのご飯をモリモリ食べてると、ラインの報告と写真で送られてくるラッキーの様子に喜んでいた日々でしたが、どうやら風邪をひいてしまったようで、そこから少しずつ弱り出しました。
食欲もなくなり、預かりさんが必死に強制給餌もしてくれましたが、なかなか良くならず。
ここでウイルス検査をお願いしたら、なんとエイズでした。
発症してるかどうかはわからなかったけど、血がなかなか止まらないのも、風邪が良くならないのも、免疫力が低いからか…

「もう危ないかも」という預かりさんの言葉に、私とTさんは一旦ラッキーを引き取って、再び入院させました。


私が入院させた後にTさんが当日面会に行くと、脈が弱まっていたのが、目も開いて少し良くなったような感じでした。


でも、翌日に私が面会に行ったら、かなりショックな状態でした。


院長先生の話だと、耳の影響で三半規管がダメージを受けているのか、立ち上がらせようとしても立てないんだそうです。
耳と脳は近いので、脳神経にも影響が出始めて、ピクピクと神経症状が出ている。
もし元気になれても寝たきりかも。
呼吸も荒く、苦しそうに見えました。
それでも、口元にご飯を持って行くと少し食べてくれたり、先生が頭を持ち上げた時に威嚇したり…強い生命力です。
預かりさんのお世話のおかげで顔も触らせてもらえるようになって、耳の消毒はしやすくなったとか。

そして、その翌日。


もう意識があるのかどうなのか…
ピクピクしてるばかりで、全く動きません。
私が何度も名前を呼びかけても、体を撫でてもわかってないだろうな。
下半身は驚くほどペッタンコで、あまりの痛々しさに先生との会話も泣いてほとんど言葉にならず。

このまま入院を続けるか、看取り覚悟で家に引き取るか…
でも、私もTさんも家には他に猫がいるため、エイズのラッキーを引き取るのもどうしたものか…
2人で悩んで悩んで、次の面会日のラッキーの様子を見て決断しようと、電話で泣きながら話し合いました。
点滴を外したらもう数日後には…という話も聞いていたので、私たちの気持ちは絶望的でどん底でした。

そして、最終決断の面会日当日。

なんと奇跡が起きたんです。


…続きます。



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コメント (2)
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