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United Minds (Strikes Back)

2013年に解散した電子音楽ユニット、SpiSunのWeblog“United Minds”跡地

単なる五月日記 〔by ラウド〕

2010-05-20 21:50:55 | Life
今更ゴールデンウィークの事を大雑把に語る。ここからの今月の更新は全て「今更」な事ばかりになります。ご了承下さい。



2日

いつもの都内散歩。日本代表選手に似ている人と共に、一応のテーマを“幕末”として歩く。


まずはいつもの古式蕎麦からスタートである。大盛りにしても量が少ないので、歩き回った旅の後半には腹が減って仕方ないのだが、それでもこのうまさには抗いがたい魅力がある。
僕は普段この店を訪れる事はないので、こういう特別な機会の時にだけ行くようにしている。蕎麦とはいえちょっとしたご馳走だ。
しかしこの蕎麦の写真をこれだけ載せているブログもそうそうあるまい。

今日は看板も載せておく。

そういえば、この日は店内が満席で、初めて外で呼ばれるのを待った。人気店なのである。

そのまま、通り道の湯島聖堂へ。湯島天神は過剰なほど訪れているのだが、こちらはいつぞや時間切れで潜入に失敗して以来、ちゃんとした形で訪れた事がない。

ちゃんと中で見学料を払いました。

そもそも、ここは幕末期には日本屈指の教学機関であった昌平黌である。あの高杉晋作も通っていたのだ。今回のテーマからも何ら逸れていない。

新緑の美しさを再認識しますね。しつこいですか。

元々は孔子廟だったので、当然孔子の像もある。

観光のお客さんも多かったです。そしてここでも感じるチャイニーズ・パワー。中国の人が沢山いた。

ここから湯島まで戻り、メトロにて移動。
幕末が沸騰する要因となった桜田門外の変。その事件の現場を目指す。

しかしゴールデンウィークだというのに、桜田門駅には僕ら以外の乗客が一人もいなかった。

少し歩いてもこの有様である。

時空の狭間に放り込まれたのかと思うくらい、時が止まっている風景だ。

小学2年生の頃に歴史漫画を買ってもらって以来、その言葉が頭から離れなかった桜田門の前へようやく立った。

日差しは強い。

写真を結構強引にトリミングしなければならないほど人手があった。

この人達は桜田門駅は使わないのだろうか…。
やっと訪れた地ではあるものの、周りがあまりにも都会然としていてさほど感慨はなかった。困ったものだ。

そのまま皇居内を歩く。

あまりにも有名な風景。人も非常に多かった。

身動き一つせずに立っている門番の人は大変だなぁと思いました、と小学生並に退化した感想が浮かんでくる。

しかしまぁマラソンする若い男女の多い事多い事。“マラソン合コン”という言葉も俄かに説得力を持って僕らの胸に響いてきた。

濠と石垣が後ろのビル街とミスマッチだが、それもそんなに悪くはない。

皇居周りの砂利が僕らの体力を奪う。よくここをマラソンできるものだと感心する。
誰かと一緒に走るだけで僕は疲れが倍増する。走るなら一人で、それ以外の選択肢はない。

そろそろ疲労が表情に出始めたyuz君と共に皇居を後にする。そこで最初に目に入ってきた風景がこれ。

レンガ色のビルの大きさにはとても迫力があった。

そして、ここからまたメトロで移動。去年末にちょっと恥ずかしい思いをした勝海舟住居跡を訪ねる為である。
(参考:単なる十二月日記 〔by ラウド〕
だが今回も二人でのアイリッシュバー潜入に失敗。おとなしく氷川神社を目指したのであった。

前回訪れた時には、冬という事もあって殆ど陽が落ちた状態だった。
緑の多い場所には、太陽が出ている時間に着いておきたいものだ。

現に、建物の見え方も全く違う。

年末の慌しさとも無縁で、ゆったりとした気分になることが出来る。
若い女性の二人連れ参拝客が多かったが、彼女達があの歴女なのだろうか。興味の対象は戦国時代だけじゃないんですね。

旅は帰りを急ぐyuz君の発案で、秋葉原で夕飯を食ってお開きとなった。
去年のGW程色々回れた気がしない。夏にリベンジか。



5日

いつものように地元で馬論と球を蹴り合っていると、そこに若者が乱入してきた。
先程まで体育館の中でバスケットボールをやっていたはずなのに、走り回る。恐るべきスタミナである。
どうも彼らは中国の人々であるらしい。このGW、2度目のチャイニーズ・パワー襲来である。
いつしか僕らと彼らの3 on 3マッチとなり、まさかの日中決戦へと場は雪崩れ込んでいくのであった。気分はアジア地区最終予選。
僕みたいな運動神経ゼロの男が日本代表でいいのか。仕方がないからアリバイ・フリーランニングを繰り返していた。

彼らはテクニックはさほどではないが、身体能力が高かった。
そして、この日は僕らがくっちゃべりながら適当にボールを蹴るつもりだったのを突然打ち切ったのでもわかるように、勝負に対して貪欲である。
この調子でスタミナが尽きるまで全力でプレーされてはかなわない。どちらの勝ちかよくわからなくなったところで適当に切り上げ、僕らはその場を離れた。

そして、いつもの場所まで歩く。
立派な道路が出来たのは、ついこないだここでもご報告したとおりだ。
(参考:比較検証 2010.05. 〔by ラウド〕
それ以外にも、様々な整備が始まっていた。

わが街では黒い柵がブームである。

いつもの神社も、ちゃんとした石段が出来ていた。

これは僕らが子供の頃にもなかったものだから、大したものである。

真下から。

ちゃんとした神社っぽくなってきた。

手すりはわざとらしすぎるほどピカピカ。

夕暮れ時にもかかわらずこの光沢である。

これはきっと立派な石を使っているに違いない。輝きが違う。

イミテーション丸出し。

登り切ったところで鳥居が見える。

夕方、さらに携帯電話での撮影なので写真が暗いのはご容赦を。

道路は一直線に台地を突っ切っていた。

僕らの微かな思い出の手がかりも、この道路によって分断されてしまった気分。
大してうまくない言い回しだが、知った事ではない。今の正直な気分だから。

比較検証 2010.05. 〔by ラウド〕

2010-05-16 00:00:08 | Life
久々の更新がこんなのですんません。
恒例の例の場所の比較。GWでの定点観測です。
(参考:彷徨して徘徊する男 その1 余話として 〔by ラウド〕


今回も更に大きな動きが。

いよいよ町が本気になったようです。きれいな道路が荒野を横切っていました。

本格的にここを住宅地にするつもりなのでしょう。山を突っ切った道路で中心部へのアクセスも容易にするつもりのようです。



ここまでの比較。

2007年2月

2007年11月

2008年5月

2009年1月

2009年8月

2010年1月




もうここまで来ては後には戻れないでしょう。
町の繁栄に繋がればいいのですが、そうそううまくいくでしょうか。

写真で一言 2010.04. 〔by ラウド〕

2010-04-29 22:18:26 | Life
非常にどうでもいい記事。



こないだ『ファンボーイズ』を観に行った時に、渋谷駅で発見したもの。
別に何も特別な何かがあるわけではない広告だが、やっぱりワールドカップの時期にトルシエを見るとある種の感慨を覚える。



街を歩いていたら見つけてかなりドキッとした。
恐らくジェフの前キャプテンとは何の関係もないはずだ。

彼岸帰航 〔by ラウド〕

2010-03-22 21:50:55 | Life
徳島まで遠征された方はお疲れ様でした。
完敗という結果に僕も衝撃を受けましたが、下を向いている暇はありません。また次の戦いに備えましょう。
僕も草津戦は、今年初めてフクアリに赴く予定です。





僕はといえば、祖母が亡くなって初の彼岸だったので、仕事帰りにそのまま帰省。
特にこれといって何もやっていないのだが、暇な時間にいつも気になっていた山道を歩いてみることにした。
盆になるとここを登る人がいて、その光景が普段とは異質な感じがしてとても不思議だったのだ。


二手に分かれた道を、まずは右に登る。


そこには神社が待っていた。夜に一人で来るのはちょっと遠慮したいロケーションだ。


道の分岐点まで降りて、今度は左を登る。眺めはまぁまぁ。


木々を抜け、ぬかるんだ道を歩くと、僕が幼少の頃から変わらず立ち続けているちばテレビのアンテナがそこに鎮座していた。
ま、これだけの単なる散歩であった。



家に帰って『巨人軍栄光の歴史 上巻』という漫画を読んでいたら、沢村栄治が最初の出征から帰ってきたところのページがボロボロになっている。どうやら、学研の『学習』の付録であったと思しき「歴史年号 らくらく暗記」という小冊子が本に挟まっていることを知らずに本棚に押し込んでいたことが原因らしい。

特に悔やむでもなく、その小冊子を何気なく流し読みしていたら、ちょっとだけ感銘を受けたページがあった。

ああ、そうだ。僕が今やっている歴史散歩は、小学校の自由研究の延長に過ぎないのだ、と。
デジカメ片手に軽やかに飛び回るブロガーなどでは断じてない。出発点が違う。ブログありきではない。
言うなればブログがまとめノートで、宿題の提出先は自分の自己満足や好奇心・探究心でしかないのだ。

当時、夏休みの宿題の自由研究(や工作)で歴史を題材にしたことはほとんどなかった。
わが郷土には(小学生・中学生が好むような派手な)歴史的な史跡はないし、そういった場所に出て行くにも交通手段がない。電車の駅が存在しないんですもの、ねぇ?
だから、「歴史好きのきみ」と名指しされた当時の僕が出来なかった事を、今ようやく代わりにやっているのである。

ちなみに中学校の1年2年の頃の宿題だった自由研究は、僕と馬論が共同で行ったものである。1年の時はクラスが違ったのにもかかわらず、だ。
自慢ではないが、どちらも優秀な作品だと賞をもらった。我々のコンビは一朝一夕のものではないのである。

小冊子に話を戻すと、ツッコミ所が多くてなかなか笑えた。


やたら感じのいいハリス。列強の恫喝外交だった米国の公使とは思えませんね。


なぜか薩摩弁を使う龍馬。
先月買って貪るように一気に読んだ『中岡慎太郎』(堀和久著、上下刊)では、薩摩の志士と親密に付き合ううちに思わず薩摩弁が飛び出してしまう慎太郎、という描写があったが、この龍馬もまさにその状態なのだろうか?

別に狙ってないんだけど 〔by ラウド〕

2010-03-20 01:25:24 | Life
ふとブログを見たら、ちょうどキリ番だった。
自分のPCではないので、キャプチャーソフトはインストールされておらず。仕方ないからデジカメで撮影。

はっきり言ってキリ番なんか気にしたことないんだが、偶然この数字だったのは何かあるのだと思い、記録することにした。
これからも程々にしか更新しないブログのままでしょうが、どうぞ優しくお付き合いください。



とりあえず来週も前向きに過ごすために、日曜はジェフに勝ってもらわないとね。