United Minds (Strikes Back)

2013年に解散した電子音楽ユニット、SpiSunのWeblog“United Minds”跡地

今日は一日“サッカー音楽”三昧 セカンドステージ 〔by ラウド〕

2013-05-04 10:00:00 | Football
 いよいよです。いよいよですぞ、皆さん。
今日は一日サッカー音楽三昧 セカンドステージ
 2010年に私を含むサッカー音楽ファンを熱狂の渦へと巻き込んだあの番組が、3年ぶりに帰ってくるのです!
 前回は、司会の倉敷氏にメールを取り上げていただき、「ミカ・ラウド」というHNが彼のあの声で読んでもらえるというまさかの事態に大興奮しました。
 当時の様子は、追記部分を含めこちらを参照してください。
 私は、サッカー選手とロックスターを混同するような夢をよく見ます(例えば、ロベルト・バッジオがライブをしていたり、ポール・ウェラーがトットナムの入団会見をしているような)。自分の中で、フットボールとロック・ミュージックは同レベルでのリスペクトの対象であり、人生に欠かせないものとして自分の中で同居しているという事の何よりの証左だと思います。

 というわけで、今回も独自にフットボール音楽を選出してみました。
 選曲基準は以下の通り。
①私が所有している曲、もしくは思い入れのある曲。
②前回の放送、及びこのブログ記事で選出されていない曲(例外あり)
③前回のこのブログ記事で選出されていないアーティスト(例外あり)
 放送及びこのブログの記事で有名曲はあらかた出し尽くしてしまったので、かなり無理矢理感が強いです。どうぞご了承ください。その分、自分の趣味色が色濃く出たかもしれません。



#1. Setting Sun 〔The Chemical Brothers feat. Noel Gallagher〕

 我らがジェフユナイテッド千葉の、今年の選手紹介時のBGMがこれ。ケミカル・ブラザーズとノエルの共演でも話題に。もう一曲のコラボ「Let Forever Be」と共に、The Beatles「Tomorrow Never Knows」の影響も色濃いセンセーショナルなナンバー。


#2.  This is Radio Etienne ~ Only Love Can Break Your Heart 〔Saint Etienne〕

 1stアルバムの冒頭2曲を勝手にメドレー化。BBCサッカー中継オープニング曲のサンプリングから、ニール・ヤングのカヴァーのハウス風ピアノイントロに繋がるのがたまらなくポップでお洒落。


#3.  春の歌 〔Spitz〕

 2005年辺りに、中田英寿出演のアクエリアスのCMで流れていたのが印象深いです。スピッツらしくない張り詰めた格好良さもあり、スピッツらしい優しさもあり…つまり名曲。彼らの曲の中では一番スポーツ向きだと思っています。


#4.  Blue Day 〔Suggs & Co. feat. The Chealsea Team〕

 前回の放送でしっかり流された、Madnessフロントマンによる公式チェルシー賛歌。それ以降にCDを購入したので、例外的に選曲。
 ビートリーな曲調とアレンジに思わずピースサインしたくなります。チェルシーのプレミア優勝時にスポットが当たらなかったのが残念。


#5.  Hey Dude 〔Kula Shaker〕

 WOWOWのサッカー中継テーマソングだったらしい。UKロックにインド音楽を融合させた彼らの代表曲でもあります。フロントマンのクリスピアン・ミルズはアーセナルのサポーターとしても有名。


#6.  Fight for a Win 〔Pacifists feat. Kenji Jammer〕

 Jリーグ開幕直前に、オリジナル10のクラブには公式応援ソングが用意され、それぞれシングルCDとして発売されました。我がジェフユナイテッド市原のサポートソングは、UK在住のケンジ・ジャマー(鈴木賢司)が制作したデジタルロック。チャント調のメロディが格好良く、英国フットボール色が強くて好きでした(当時は海外サッカーを知りませんでしたが)。現在でもフクアリでの試合後に流れるなど、ジェフサポーターにはとても馴染み深い曲。


#7.  Kickabout 〔Teenage Fanclub〕

 96ユーロのコンピレーションCDから。ネタ元が安直で申し訳ないですが、前述のBBCサッカー中継曲にも通ずる英国の大衆感が満載。チャントとしても使えそう。


#8.  The Great Escape 〔The England Supporters Band〕

 わざわざ書くまでもないですが、タイトル通り名作映画『大脱走』のテーマソング。チャントとしても世界各国で定番に。我が千葉では、リードして勝利がほぼ確定した終盤に歌われています。これを歌っている時はチームが好調な証。
 ここでは、98年フランスワールドカップのイングランド代表公式応援歌版を採用。軽快な打ち込みリズムとシーケンスがポップな印象を与えるこのバージョン、実は日本人にはセリエAダイジェストにおける中田英寿のテーマソングとして御馴染み。ペルージャ時代、世界に衝撃を与えた大活躍を見せた若き日の中田ヒデの、上り調子なイメージがこの曲に染み付いています。


#9.  Rain or Shine 〔ミッシェル宮澤〕

 ここでビックリ枠。元ジェフユナイテッド市原のDFであり、現在は解説者として大活躍中の宮澤ミシェルが現役時代に発表したシングルのタイトルチューン。時はJバブル真っ只中の1994年、時代の徒花感が拭えませんが、何の違和感もない達者なヴォーカルが楽しめます。世界的なアコーディオン奏者である彼の父(フランス人)の遺伝子は伊達ではなさそうです。そういえば娘さんもアイドルグループ(乃木坂46)のメンバーらしいですね。何だかんだで芸能一家なのかも。
 サウンド的にはミドル90'sのJ-Pop丸出しな、ディストーションの効いたギターが鳴る打ち込みサウンド。個人的には仲間達との戦いの日々を歌ったカップリングの方がサッカーっぽくて好きです。
 自分はこのシングルを発売当時に買ったのですが、その10年後に友人Fの伝手でサンプル盤まで入手してしまいました(内容は全く変わらない)。こんな人間が私以外にいるのでしょうか…更なるエピソードとしては、このシングルのコンポーザー・アレンジャーであるHaward Killy氏(日本人)を前職時代に実際に間近でお見かけしました(勤務先のイベントに出演)。


#10. Doin' it 〔Wagner Love〕

 ドイツのポップR&Bバンド。Maroon 5を髣髴とさせるサウンドで一時期ヘヴィオンエアされていました。私も大好きな曲ですが、これ以降のリリースが確認できないので一発屋扱いされているのが悲しい。
 今回の選出ポイントはそのバンド名です。現在CSKAモスクワ所属のヴァグネル・ラヴと全く同じ。しかしこれは意図したものではなく、偶然の一致だったとか。クラシックの大作曲家であるリヒャルト・ワーグナーはドイツ出身ですから、特に不自然な点はありませんね。


#11.  Driving South 〔The Stone Roses〕

 Led Zeppelinと化した2ndからのハードなナンバー。イアン・ブラウン、ジョン・スクワイアは共に熱狂的なマン・ユナイテッドのサポーター。同郷の後輩Oasisとはフットボール・クラブに関しては真逆でした。
 解散したバンドの再結成を「シティの優勝くらい現実味がない!」とマニが笑い飛ばしていたのは有名ですが、実際に昨年は土壇場でマン・シティが劇的なプレミア優勝。そしてそれがきっかけではないでしょうが、まさかのローゼズ再結成。そんな素敵エピソードと共に語られるべき一曲です。


#12. タマシイレボリューション 〔Superfly〕

 個人的に曲が好みかというとそうでもないのですが、2010年南アフリカワールドカップにおける日本代表の大躍進を象徴する一曲なので、外すわけにはいきません
 NHKのテーマソングから早々に外されたのが謎ですね。日本代表の公式応援歌だったらしい某国民的男性グループの曲を完全に食ってしまったからでしょうか。やっぱりサッカーソングはこれくらい熱くて勢いがあった方がいい。


#13. Revolution 〔The Beatles〕

 前回の記事でいただいたコメント(独眼竜さんからのものです)にて、サッカー中継で使われていることを知ったこの曲。今回それで思い出したのが、私達スピサンもこの曲をサッカーソングとしてカヴァーしていたという事実。
 とても個人的な話になりますが、我々はワールドカップ開催の年にはサッカーをテーマにしたアルバムを制作しておりまして(フランスからドイツの時まで)、実は2002年にこの曲を馬論ヴォーカルで収録していたのですね。その二点から今回選出。


#14. Jack's Heroes 〔The Pogues & The Dubliners〕

 90年イタリアワールドカップに出場した、アイルランド代表の公式応援歌。それを歌う2グループはこれ以上ない最高の人選ですね。2002年は大挙して来日し(幕張キャンプ、私も行きました)、チームの泥臭くも熱き戦いと共に好印象を残していったアイルランド・サポーター、その想いを代弁した泣ける歌詞。ちなみに「Jack」は当時のアイルランド代表監督であるジャッキー・チャールトンの事。


#15. 明日へ蹴り出せ 〔DEEN〕

 DEENが高校選手権決勝で敗北した大迫勇也(当時は鹿児島城西高校)に捧げた一曲。サッカーには勝者だけではなく敗者も存在する。それを忘れてはいけません。そんな苦い経験をした者達へ送る名曲。
 ちなみにDEENのサッカーソングといえば東京ヴェルディ公式応援歌の「Strong Soul」ですが、現在我らがジェフとJ2で戦うライバルなので選出していません。そもそもヴェルディと同一カテゴリーにいる時は聴かないようにしている徹底ぶり。


#16. Going Underground 〔The Jam〕

 彼らを代表するシャープなヒット曲。ポール・ウェラーはチェルシー・サポーターとして知られています(地元のフットボールクラブはお気に召さなかったのでしょうか)。何といってもフーリガン・ムービー「Football Factory」の衝撃的なラストシーンで流れた時のインパクトが大きかったですね。


#17. Three Lions '98 〔Baddiel, Skinner & The Lightning Seeds〕

 前回と同一曲の選出となりますが、今回はヴァース付きで歌詞も違う98年版なのでバージョン違いという事で…それだけ名曲なんですよ、これは。


#18. 冬のライオン 〔沖田浩之〕

 ラストは、世界的サッカー作品である『キャプテン翼』の、土田プロ版アニメ第一期エンディングテーマで〆ましょう。突き放すようなヒロ君のセクシーなヴォーカルと、Deep Purple「Black Night」のリフにそっくりなフレーズが飛び出すハードなギターがクールな曲。個人的には、この曲のモデルは日向小次郎だと思っています。

ワールドカップ便乗ですらない記事 〔by ラウド〕

2010-07-02 01:28:25 | Football
毎日ワールドカップを観戦し、フットボールに耽溺しているくせに一切このブログでは触れないという徹底した姿勢。
誰かに評価してほしいが、別に評価するような事でもないから困ってしまう。

ここ数年、普通の服ばかり買っていたせいで、生来のユニフォーム・コレクターぶりが封印されていた感がある僕。
しかし、このワールドカップの熱狂が、確実に変化をもたらしていたのであった…。


先月買ったものだけでも、これだけあるのだ。



コートジボワールのアウェー。今大会使用モデルだ。
チームは結局敗退。僕が買ったせいか。なんかスマン。
ボーダーに惹かれて買ったが、結構フィットする素材である。触るとつるつる。
プーマのキットを買うのは初めてかもしれない。上京した年に通販でプーマ時代のパルマのポロシャツを買ったくらいかなぁ…ちなみにこれは相当ハードに着回しました。今はどこに行ったかわからないが、一つ前の引越しの際に捨てた可能性が高い。



そして俺たちのミルジーも本大会メンバーに選ばれたオージー。これは本当にほしかった。
こちらも僕が買ったせいでグループリーグ突破ならず。すまん。ミルジーはジェフで頑張れ。ドイツ戦の大敗がなければ…。

今大会はナイキのデザインのソリッドなカッコよさがとても目立っている。このオーストラリアのホームは勿論、アウェーもいい。
あとはスロヴェニア(特にアウェー)、USA(特にアウェー)、オランダ(アウェー)、ポルトガル(特にアウェー)…粒ぞろいだ。
そしてナンバーワンはセルビア。新たな国旗をモチーフにしたデザインが素晴らしい。ここ数年で見た代表キットでも一番出来が良いと思う。ダントツだ。
それに比べて、アディダスの体たらくときたら…デザインするのが面倒なのだろうか?申し訳ないがそう思ってしまう。残念ながらキットのデザインだけなら、今回はナイキに手も足も出ない惨敗だろう。フランスのアウェーくらいしか見所がないとは…。
もっとも、期待のアンブロですらシンプルすぎるデザインのイングランドで株を落としている(僕の中で)。プーマはまぁまぁという感じなので、今大会はナイキの一人勝ちではないだろうか。
アディダスは98年頃が最高だった。80年代のベーシックなデザインを、90年代的な派手さとうまく調和させていた。98年ワールドカップ優勝のフランスのキットは、まさに新たな王者にふさわしい爽やかかつスピード感のあるデザインだったと思う。



そして、友人Fに教えてもらって行ってきた。某所のユニフォームショップで手に入れた、ブラックバーンのアウェー。タグもついていて、ほぼ新品。若干デザインが2005のグランパスに似ているが、気にしない事にする。
本当はもっと色々ほしいキットがあったのだが、あまりにも宝の山然としていて鼻血が出そうだったので、これだけ買って帰ってきたのである。あの店はやばい。
今月、改めて行こうと思っている。その時はまたここで戦利品を紹介しようと思う。

今日は一日“サッカー音楽”三昧 〔by ラウド〕

2010-05-03 23:57:26 | Football
NHK-FMの名物番組『今日は一日 ○○三昧(ざんまい)』にて、遂にフットボール・ミュージックが取り上げられるらしい。
今日は一日“サッカー音楽”三昧

毎回、アニメソングの回は狂乱の宴となるという話はよく聞くし、プロレス音楽の回は非常に好評だったようだ。

今回の司会はなんとクラッキーこと倉敷保雄。更に山本浩御大も出演する。
そして中野公会堂に爆弾を持ち込み(伝聞)、元スキンズ(噂)だったカジヒデキも出てくる。カジ君、J2に落ちてもジェフを応援し続けてくれてますか?柏も落ちちゃったから、いまさら宗旨替えは出来ませんが…。
あとDJ DRAGONも出るらしい。もう一人の方は、わたくしあまり存じ上げません。

ようやく僕の得意ジャンルが特集されるのだから参加したいのは山々だが、スケジュール的に99%聴けないだろう。残念だ。
というわけで、腹いせに今回は「僕がフットボールソング・コンピレーションを編纂するなら」というテーマで20曲選んでみた。
フォーマットはCDだが、アナログでも回せるように#1~#10がA面、#11~#20がB面と考えていただけるとありがたい。そういう流れで曲順を決めている。
結果的にベタベタな選曲になったが、どうしても外せない曲が多いので仕方がないのだ。
加えて、サンバやボサノバが含まれていない辺りに、僕の中の“フットボール=ロック”というステレオタイプな公式が揺るぎなく存在しているのを再確認した。
皆さんも、是非自分だけのコンピレーションCDを作って盛り上がってほしい。他の人が選んだのも聴いてみたいものです。



#1.  FIFA Anthem
これを聞かないと国際試合という気がしない。ロックじゃないけど“サッカー音楽”という括りなら外せないと思う。

#2.  Acquiesce 〔Oasis〕
オエイシスなら『Goal!』の主題歌になった「Morning Glory」の方が有名だけど、こっちの歌詞の方がサッカーっぽい気がする。

#3.  Free Space 〔The Gospellers〕
「エスコート」や「Golden Age」など、数多くのサッカー・タイアップ曲を有するゴスペラーズ。
サッカー好きとして知られるグループだが、元サッカー部員の村上・安岡より、サッカーソングで冴え渡っているのが酒井。
「Frenzy」「一筋の軌跡」など佳作多数だが、特にこれは名曲だと思う。とにかくカッコいい。

#4.  Parklife 〔Blur〕
サッカーゲーム『FIFA98』にて使用された「Song2」が世界的に有名になったが、あれ全然サッカーに関係ない詞だよね…というわけで、(フットボール)パークなライフを送れるこっち。

#5.  燃えてヒーロー 〔沖田浩之〕
日本サッカー史に大きな足跡を残し、今なお世界のファンを魅了する『キャプテン翼』の初代OPテーマ。
これを外して日本サッカーは絶対に語れない。ヒロ君のセクシーな歌声も魅力。EDテーマ「冬のライオン」も必聴。

#6.  Disco 2000 〔Pulp〕
1996EUROのコンピレーションで、最初に好きになった曲がこれ。Keaneがカヴァーしてくれたのは非常に嬉しかった。

#7.  J's Theme 〔春畑道哉〕
Jリーグ開幕と共に、日本中に鳴り響いた春畑氏のエモーショナルなギター。忘れえぬ名曲。

#8.  World in Motion 〔New Order〕
定番中の定番。サッカーミュージックといえばこれ。

#9.  ふり向くな君は美しい 〔ザ・バーズ〕
バーズといってもロジャー・マッギンやデイヴィッド・クロスビーとは関係ない。高校サッカー部員落涙必死のテーマソング。

#10. Cum on Feel the Noize 〔Slade〕
どちらかといえばオウェイシスのカバーバージョンの方が思い入れがあるが、この曲も外せないだろう。
こんな重要曲を忘れてしまっていてすまぬ。スレイドは実はまだちゃんとアルバム単位で買った事がないので、これから集めたい。

#11.  Anthem - 2002 FIFA World Cup TM Official Anthem 〔Vangelis〕
2002日韓大会でのみ使用されたアンセム。ヴァンゲリス入魂の一曲だけあって迫力が凄い。
当時、ヴァンゲリスのオリジナル盤と石野卓球リミックス盤を両方池袋のディスクユニオンにて購入した。中古ではなく新品である。

#12. So Long Dear Friend 〔Jetzt〕
OVA『新・キャプテン翼』(内容は、テレビ放送を制作していた土田プロの倒産により制作が中断してしまったジュニアユース編)のOPテーマ。歌詞はサッカーとほとんど関係ないが、当時らしい音像、シンプルなバンドサウンドが疾走感を煽り、胸がときめく。
ちなみに、僕はこのバンドを長い間Katze(カッツェ)というバンドと混同していました。

#13. I'm Forever Blowing Bubbles 〔Cockney Rejects〕
一昨年生で聴いて感激した、ウェストハムのチャント。リジェクツの代表曲でもある。

#14. 飛躍 〔J-100〕
当時のJリーグ28クラブからの代表選手1名ずつと、ゴスペラーズが2003年に結成したユニット。Jリーガーが歌とPVに参加しており、聴くのも観るのも楽しい一曲。ジャケットは高橋陽一先生によるイラスト。
ジェフの代表は中西永輔。2代目Mr.ジェフとして当然の選出であったが、永輔はこの年限りでジェフを解雇されてしまうのであった…。
余談だが、藤本主税が名古屋の代表として出ているのには当時から違和感があった。福岡の代表は、現在同クラブの監督を務める篠田善之。

#15. Ever Fallen in Love (With Someone You Shouldn't've) 〔Buzzcocks〕
やべっちFCでのイメージが鮮烈過ぎるので選出。

#16. Down Beat Stomp 〔Tokyo Ska Paradise Orchestra〕
去年までの試合前のフクアリでよく流れていた。和製スカソングとしては最高峰に位置すると個人的に思う、楽しい一曲。

#17. One Step Beyond 〔Madness〕
そして、この流れで本家であるマッドネスに繋げると恐ろしいくらい盛り上がるのではないかと思う。
スペシャルズはあんまりフットボール絡みの話を聞かないので、今回は選ばず。

#18. Over 〔光永亮太〕
ジェフサポなら外せない一曲。フクアリ杮落としでは僕もシングアロングさせてもらった。
発売当時、タワレコ秋葉原店にて店員さんの手書きポップが付けられていた程。すでに同店で購入済だった僕も、その売り文句には嬉しくなったものだ。間違いなく、あの頃日本で最も注目されていたクラブはジェフだったと思う。
また、あの頃の栄光を掴めると信じて。まずはJ2を戦い抜こう。

#19. You'll Never Walk Alone 〔Gerry & the Pacemakers〕
ビートルズもサッカーも両方愛する者は、多くの場合リヴァプールFCを無視できない…と勝手に思っている。エヴァートンやチェルシー(アップルのオフィスがあった)が好きな人もいるだろうけど。ちなみに馬論はマン・ユナイテッドが好きだった。今はどうなんだろうか。
といっても僕はなかなかリヴァプールに思い入れを持てず、この曲の存在でようやく気になるクラブになった、という程度のもの。
しかしそれでも、この曲を歌い上げるKopのリヴァプールファン達の姿は感動的だ。僕もいつかアンフィールドで共に大声張り上げて歌ってみたい。

#20. Three Lions 〔Baddiel, Skinner & The Lightning Seeds〕
ラストは当然この曲。イングランドのフットボール・ファンの悲哀と、どんなに負けても代表チームへの愛を捨てきれない健気さに胸を打たれる大名曲。チャントとしてしっかり機能する覚えやすさがあるものの、しっかりとしたコクのあるメロディは絶品。
イアン・ブロウディを追いかけるようになったのも、この曲がきっかけ。



【追記】
こともあろうに、Sladeの「Cum on Feel the Noize」を入れ忘れていたので、「振り向くな君は美しい」と共に追加しておきました。
全18曲から20曲へ。一枚のCDに収まるかどうかちょっと怪しい。











〔追記(5/15)〕
99%聴けない、などと言いつつ残り半分くらいは聴いてしまいました。
そして・・・倉敷氏にメールを読んでもらうという快挙も達成!大興奮してしまいましたよ。
しかしリクエストしたのはキャプテン翼のOPテーマ、「燃えてヒーロー」の沖田浩之オリジナルバージョンでした。すんません。
しかも倉敷氏の「ついうっかり」のお陰で、ちゃんとオリジナルバージョンで流れなかったというオマケ付き。
山本浩御大と倉敷氏のトークが素晴らしく、ここを聴けただけでも周囲の視線を無視して聴いた甲斐がありました。
カジ君はまぁまぁ。あと、自分の自慢話しかできない人は出てこないでください。サッカーが好きな人に出てほしい。
第二回を期待しつつ、また余韻に浸りたいと思います。


  • 059. You'll Never Walk Alone / Gerry & The Pacemakers
  • 058. カントリー・ロード / 本名陽子
  • 057. Go West / Pet Shop Boys
  • 056. Can't Help Falling In Love / Elvis Presley
  • 055. OVER / 光永亮太
  • 054. J.LEAGUE ANTHEM 「THE GLORY」
  • 053. Mas Que Nada / Sergio Mendes & Brasil 77
  • 052. 燃えてヒーロー(声優ヴァージョン) / 小粥よう子、山田栄子、三橋洋一、坂本千夏
  • 051. Basket Case / Green Day
  • 050. A Question of Honour / Sarah Brightman
  • 049. Victory / THE ALFEE
  • 048. The Cup of Life / Ricky Martin
  • 047. Gloryland / Daryl Hall and Sounds Of Blackness
  • 046. J's theme / 春畑道哉
  • 045. Mugen / ポルノグラフィティ
  • 044. ふり向くな君は美しい / ザ・バーズ
  • 043. Agustito / Ketama
  • 042. Himne del FC Barcelona
  • 041. Hala Madrid
  • 040. Hala Madrid(100周年記念ヴァージョン) / Placido Domingo
  • 039. Tubthumping / Chumbawamba
  • 038. 元気ニッポン! / よしもとジャパン + ULTRAS
  • 037. サムライロックス / Black Jaxx + 忌野清志郎
  • 036. Anthem / Vangelis
  • 035. 島唄(2002W杯ヴァージョン)/ ULTRAS
  • 034. Campione 2000 / E-Type
  • 033. Samba de Janeiro / Bellini
  • 032. Geld Maakt Niet Gelukkig / Frank & Ronald
  • 031. Perdão não tem / Pele & Elis Regina
  • 030. 走れ☆ホーリーホック!/ eco
  • 029. 空手バカ一代/ 大安蓮
  • 028. 桜のころ/ 甲本ヒロト&坂本龍一
  • 027. THE JAPANESE SOCCER ANTHEM~日本サッカーの歌~(吹奏楽ヴァージョン)/ SIENA Wind Orchestra
  • 026. Vindaloo / Fat Les
  • 025. Footballing Weekenders / カジヒデキ
  • 024. Come On England-4-4-2 / talkSPORT Presenters
  • 023. Leeds United Calypso / Lonnie Hilton and the Leeds Footballers
  • 022. Pele / Cornelius
  • 021. Don't Look Back In Anger / Oasis
  • 020. Blue Is The Colour / Chelsea FC
  • 019. Blue Day / suggs & co
  • 018. Three Lions / The Lightning Seeds
  • 017. I Love George Best / The Devoted
  • 016. カルミナ・ブラーナより「おお、運命の女神よ」
  • 015. I Will Survive / Gloria Gaynor
  • 014. Sailing / Rod Stewart
  • 013. 飛躍 / J-100
  • 012. コーヒールンバ / TOKYO LA12
  • 011. The Entertainer / BELLKAMP
  • 010. La Mano De Dios / El Potro Rodrigo
  • 009. Atlético de Madrid(Himno Oficial) / José de Aguilar
  • 008. Leeds Leeds Leeds / The Leeds United Revie Team
  • 007. Vamos Tokyo! / The Midwest Vikings
  • 006. Ya Me Da Igual / Los Auténticos Decadentes
  • 005. Pasos Al Costado / Turf
  • 004. Yo te Quiero Dar / La Mosca tsé-tsé
  • 003. Pazza Inter / La Squadra Dell' Inter
  • 002. Micky Mouth / Dulfer
  • 001. We Will Rock You / QUEEN


よし みんなきけ Jリーグれいめいきを かいこする その1 〔by ラウド〕

2010-04-06 00:16:15 | Football
週末に勝利したおかげで精神的にゆとりがあるので、しょうもない話でもしようと思う。しょうもなくない話をしたこともないのだが。
“その1”としたのは、恐らくまたこんな話をする機会があるであろうと思ったためだ。実際にまた書くかどうかはわからない。



Jリーグ開幕、およびその前年のナビスコカップのスタート。
僕がジェフのファンを始めたのがまさにこの92~93年であり、世はまさに仕組まれたかのようなJリーグ狂騒の真っ只中にあった。

当時はJリーグバブルの名にふさわしく、何でもかんでもJリーグの関連商品が出ていたし、実際に凄まじい勢いで売れていた。
サッカー誌に至っては、まさに乱発といった様相。僕もサッカーマガジン、サッカーダイジェスト、ストライカーといった定番の雑誌以外にも、ソニーマガジンズの「Jサッカーグランプリ」(買った号はKAZUが表紙だったような…)や、朝日オリコミの「J'lev」(マリノスに5-0で勝ってジェフ旋風を起こしている時に購入。表紙は当然リティ)などは僕も買ったことがある。

僕の周りにはその頃ジェフサポなど皆無で、それどころかサッカーに興味がある人間すら殆どいなかった。
それどころか、J開幕と同時に急激にサッカーに傾倒していく僕に周囲はあからさまな違和感を感じていたようで、「変わっちゃったね…音楽はもう好きじゃないの?」などと当時とある親しい人物から言われた事を、今でも鈍い痛みと共に思い出す。
それまでいかに僕がスポーツとは無縁だと思われていたか、よくわかるエピソードではある。実際は、巨人ファンだった時期もあるのだが…それだけ音楽バカだと思われているのだろう。それは今でも変わらないが。
だから、サッカーを、Jリーグを好きだという事に常に孤独感を感じていたのだった。あの頃、これ見よがしにサッカーマガジンを電車の中で読んでみせても、同じようにしている人は誰もいなかった。
それがようやく解消されるのが、フランスワールドカップ・アジア地区最終予選で日本が再びサッカー熱に包まれた97年中盤になってからである。こうして僕の狭い世界観の中でも、ようやく最低限のサッカー言語が通じるようになったというわけだ。

閑話休題。こんな話をしたかったのではない。
Jバブル期に話を戻そう。あの頃、僕もかなり色々なサッカー雑誌・書籍を購入したが、その嚆矢となったのがこの本である。

『テレビランドわんぱっくNo.139 1993年 Jリーグオールプレーヤーズ』(徳間書店)
通学途中のセブンイレブン(既に今から10年以上前に閉店したが)にJ開幕前からこの本が置いてあって、周囲の友人から「お前は買わないのか」と繰り返し言われた末に購入するという、あまり主体性のない入手動機であった。
しかしそれが今でも実家の僕の本棚に鎮座していて、貴重な資料となっているのだからこの判断は正しかったのである。


例えば、この記述など今との差異を感じられて興味深い。
「東日本JR古河サッカークラブ ニックネーム“ジェフユナイテッド(ジェフ市原)”」のページの最後にある、ファンクラブの入会案内のページだ。

確かに今よりも年会費は1000円高いとはいえ、この特典の充実ぶりは凄い。
今の特典といえば、4.くらいのものであろう。6.ですら今は…誤解していただきたくないのだが、僕は過去と比べて現在のファンクラブを批判しているわけではない。そもそもファンクラブに不満があれば、毎年更新する必要もない。あくまで過去はこうであったと、資料を提示しているだけである。
ここに出てくる「ショップ」とは、当然舞浜駅構内にあったものだ。僕は行った事がない。まだモオノキすら出来る前の、遥か昔の話である。


ちなみに、ジェフに限らずどのクラブも企業名をこれでもかと言わんばかりに表記しており、ニックネームですら“読売ヴェルディ”や“A・S(ANA・佐藤工業の意)フリューゲルス”と当然のように書いてある。
開幕直前でも、川淵三郎の提唱したJの理念とはまだまだかけ離れていたこともわかる。


『テレビランド』の増刊であるため、あくまで読者の対象は小学生以下のお子様なのだろう。

後に日本代表にまで上りつめるH選手の、⑦の欄「特技、特徴」が気になった。「オーバーヘッドキックが得意」って…オーバーヘッドって試合そのものに直接影響するようなスキルなのだろうか。どうにも「このラーメン屋はトッピングが旨い」と評するくらいピントがずれている気がする。そこって本質じゃないんじゃないの?という感じ。
せめて「ダイレクトプレーが得意」くらいは書けなかったのだろうか。H選手が三杉淳の“ハイパーオーバーヘッド”や”、大空翼の“ドライブオーバーヘッド”くらいの超大技を使えるのならば話は別だが…あれなら確実にゴールが決まるから、確かに「特技」といって差し支えない。
だが、確かにオーバーヘッドのようなアクロバティックなプレーは少年達に受けがいいはずだ。前述の『キャプテン翼』の影響もまだまだ濃い頃である(キャプ翼界では、オーバーヘッドで打ったほうがシュートの威力が上がるのは常識)。読者のニーズにはマッチしているんじゃないかと思う。
もしかしたら、これを書いている人もこの選手の特徴がまだわかっていなかったのかもしれない。
彼の“すっぽんマーク”という「特技、特徴」が一般に広く知られるようになるのは、この本の発行から(僅か)1~2ヵ月後である。まだ日本人がサッカーをよく知らない、そこはかとなく大らかな時代であった。


しかし当時は何とも思っていなかったが(あの頃はリーグ全体のサプライヤーであるミズノの派手でカラフルなデザインが一番いいと思っていた)、今見ると92年ナビスコカップモデルのフリューゲルスのキットがかっこいい。今の僕の好みに非常にハマっている。

うーむ、色使いが爽やかで良い。モデルは池ノ上俊一選手です。
しかし、フリューゲルスのカップ戦用ユニフォームな上に、J開幕前のモデルと来たら…実際に入手するのはほぼ不可能であろう。

今更だけど 〔by ラウド〕

2009-12-15 22:20:58 | Football
まさか来年のワールドカップで、日本とデンマークが同組になるとはねぇ…。
僕のHN“ミカ・ラウド”の由来を辿るまでもなく、デンマークは94年くらいからずっと好きな代表チームなわけで。
このめぐり合わせにはつくづく驚くしかないのであった。

2004年くらいに、水道橋のカルチョ・ダンゴロでもらったトマソンの生写真が僕の部屋に今でも飾ってある。

何だか眠そうだ。

オランダも、僕がクライフを好きという理由でキットをよく買っているチームだし、なんだか凄いグループに入れられてしまったなぁ、日本は。