United Minds (Strikes Back)

2013年に解散した電子音楽ユニット、SpiSunのWeblog“United Minds”跡地

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

ハジレコ 4th Anniversary Edistion 〔by ラウド〕

2013-01-24 00:35:57 | Music
 以前、こんな記事を書いた事があります。

 今回の更新に際して過去の誕生日記事を読み返していて発見したのですが、この時こんな事を書いていたのですね。
…とまぁ、精一杯カッコつけてこんなこと書いてみてもですね。
実はこれじゃないんですよ、ハジレコは…。
ヤーレンソーラン北海道
うん、本当はこの曲なんだ。
しかも45回転のアナログで買ったので、本当の意味で“ハジレコ”でもある。
何故これを自発的に買ったのか…今となってはそのきっかけも思い出せない。
(中略)
このレコードがその後どうなったかは、全く覚えていません。
僕がこれを買った直後に、親がそれまで持っていたアナログの再生機械(かなり立派なステレオセットだった)を処分してしまったため、殆ど聴いた記憶すらないという…。

 という事で、4年前の時点では行方不明だった私の“ハジレコ”。それが昨年のわが実家の倉庫整理で発見されたので、いいきっかけなので紹介しておきます。

 経年劣化はあるものの、それほど悪くない状態。

 恐らく5回も聴いていないと思います。それでもずっと倉庫の中に閉じ込めていたので、盤面はガタガタでしょうが。

 レーベルシール。

 これはB面の方ですが、この“れいち”なる人名は、あの“はにわちゃん”にも参加したスタジオ・ミュージシャン(ドラマー)と何か関係があるのでしょうか。もしかして同一人物…?

 スリーヴ裏。
 謎のセロハンテープ痕は何を意味するのでしょうか。全く記憶がありません。


 実はこのシングルレコードに関して、あまり開きたくない記憶の扉が存在します。さすがに自分の傷を抉ろうとは思わないので、これはここでは書きませんが…。
 ハジレコにも歴史あり。ただそれでも前回の記事で書いた通り、自分の中で本当の意味でハジレコ認定しているのはTM Networkの「COME ON EVERYBODY (with Nile Rodgers)」です。悪しからず。



 そんなこんなで今でも懲りずに音楽ソフトを買い続けている私ですが、昨年末から気になっているのがこれ。

The Messenger/Johnny Marr

 Amazonを検索していて見つけたのですが、果たしてどのような内容になるのでしょうか。
 Johnny Marr and the Healersの時のように全編歌もの?まさかのギターインスト?
 いずれにせよ、The Cribsを1作で脱退して(予想通り?)以後沈黙を守っていた彼の新作が本当に楽しみです。
コメント

2012 Music of the Year 〔by ラウド〕

2012-12-31 00:10:23 | Music
 毎年恒例のこれをやります。
 今年も邦楽洋楽混合のランキングと、新たな試みとして女性ヴォーカルもののシングルのベスト5も取り上げてみたいと思います。
 昨今はアイドルファンを公言する方が多いようなので、私も久々に懐かしのガールポップのイディオムを開いてみました。





アルバムBest10 


1.Gossamer / Passion Pit
 流れるようなエレポップ。黒人音楽の要素も濃厚。
 あまり目新しさはないが、楽曲のクオリティが高い。
 ドリームポップの流れも感じさせる厚みのある音も魅力。


2.Strangeland / Keane
 試行錯誤と実験の日々を辿り、彼らはシンプルで美しいピアノロックへと戻ってきた。全てのファンが待ち望んだ、期待通りの一枚。


3.Oui Oui Si Si Ja Ja Da Da / Madness
 かつての名曲「My Girl」の続編?からスタートする。前作のコンセプトアルバムから一転、力の抜けたブリティッシュ・ポップが揺るがぬ彼らのスタンダードを認識させる。


4.True / Violens
 儚い歌声が極上のメロディとクリアーなギターの調べに乗せて溶けてゆく。奥行きのあるギターポップ。


5.Marriage / Deen
 実質トリオのアコースティックな編成で仕上げた13thアルバム。シンプルな編成だからこそ活きるアレンジとメロディの妙。


6.ゲンダイ / フレネシ
 完全自作自演アーティストの3枚目。相変わらず個性が際立つ音作りだが、アレンジに通俗的なエレポップの要素が強すぎた点が個人的な減点ポイント。


7.Le Voyage Dans La Lune / Air
 3年ぶりのアルバムはリメイク映画のサントラ。いつも通りの彼らの音だが、コンセプチュアルなアルバムには相性が良い。


8.Sky was dark / De De Mouse
 長尺の曲が並ぶ待望の5thアルバム。音作りの点で過去作品からの明らかな進化を感じる。


9.Walk the Moon / Walk the Moon
 若々しいヴォーカルと勢いのある音が躍動するシンセ・ロック。パワーポップの顔も見え隠れする、活力溢れるデビュー・アルバム。


10.Elysium / Pet Shop Boys
 驚くほどにいつも通りのPSB節。キャッチーな曲は少ないが、聴き込むほどに味が出るアルバム。





邦楽(女性ヴォーカル)シングルBest5 


1.チョコミントフレーバータイム / バニラビーンズ
 北欧ポップ(渋谷系)、エレポップ、チップチューン…彷徨っていたかに見えた彼女達が、遂に答えを見つけた。
 バンド・サウンドへの回帰、そして先人達への愛あるオマージュ、パロディ精神、グッドなメロディ。
 Rockpile「Heart」を髣髴させるシャッフルビート、ピアノのフレーズ。素晴らしい一曲。The Jam「In the City」を思わせる激しいコードストロークが嬉しい最新シングル「ノンセクション」も聴き逃せない。


2.マーブル / 忘れないよ。 / 中島愛
 Rasmus Faberとのコラボ第2弾。より日本のリスナーにアジャストしたメロディ作りは見事だが、ハウス畑のミュージシャンらしくループから盛り上げていくアレンジ力には唸らされる。澄んだ歌声も魅力。


3.Sinfonia! Sinfonia!!! / 竹達彩奈
 私が高校時代に追い求めていたガールポップの究極系を、現代版にアップデートした!と快哉を叫んだ一曲。跳ね回るドラムと躍るベースが凡百のJ-Popとは一線を画す。作詞作曲プロデュースは元Cymbalsの沖井礼二、納得の仕事ぶり。自分もこんな曲が作りたい。


4.ヤミヤミ ・ ロンリープラネット / やくしまるえつこ
 好対照なアレンジの両A面シングル。独自の世界観を「みんなのうた」に落とし込み、アコースティックな楽器で編成した「ヤミヤミ」に深く感銘を受けた。


5.Try Unite! / Hello! / 中島愛
 こちらがRasmus Faverとの第1弾。作詞はサエキけんぞう。3曲目のアレンジは鈴木智文、コーラスが野宮真貴の元ポータブル・ロック組という豪華な布陣。ハウスの気鋭アーティストと日本のニューウェーヴ出身ミュージシャンが組み合ったシングル。





 個人的にも、世界も日本も波乱の多い一年だったように思います。
 雑音も多く、光が見えるのかどうかわからないままの道ですが、未来を信じて進むしかありません。
 陳腐な表現ですが、気が滅入るときも傷付いた時も音楽が励ましてくれました。恐らくは来年もそうでしょう。

 自分に何が出来るのか。来年こそ答えを見つけたいと思いつつ、今年のUnited Mindsを終えたいと思います。
 皆様、良いお年を。
コメント

2011 Music of the Year 〔by ラウド〕

2011-12-31 21:59:51 | Music
 当然今年もやります。
 しかし今年はCDを買った数だけは非常に多いのに、本当に新譜が少ない。よって、邦楽洋楽トータルのランキングにしました。




1. Ciao! / Moonriders
 ムーンライダーズ、35年間の歴史に一旦ピリオドを打つ記念作。
 渋めの曲が多いが、湿っぽさを一切拒否したいつものライダーズ節が冴え渡る。
 2011年という日本の歴史に残るであろう一年でなければ作れなかった作品を残し、まずはしばしの別れ。


2. Z / Unicorn
 解散前をはるかに上回るクオリティ。阿部義晴楽曲を中心に組み上げられた曲目には、決して衰えない“ユニコーンらしさ”がある。


3. Cults / Cults

 アメリカのインディーから飛び出した新星。60'sを感じさせるメロディが、リバーブの効いた音像の中で怪しく囁く。


4. Different Gear, Still Speeding / Beady Eye
 これはオウェイシスではない。レノンの遺伝子を感じさせる、メロディアスなロックンロール。時代を問わない音楽。


5. Pala / Friendly Fires
 リズムの使い方とヴォーカルがどこかトーキング・ヘッズを思わせる。リズムで聴かせるダンサブル・ロック。


6. マリアンヌの恍惚 / キノコホテル
 ネオGS+ガレージ・サウンドは変わらないが、メロディのキャッチーさが独自の方向へと進化を遂げた堂々の新作。虜です。


7. The Years / Memoryhouse
 アルバムでなくEPだがランクイン。優しく儚いメロディが、舌の上でスッと溶けて消えていくシューゲイザー。


8. Graduation / DEEN
 ここ数年の好調が止まらない。目立った曲はないが、ずっしりした安定感ですっきりしたポップさをキープする快作。


9. Noel Gallagher's High Flying Birds / Noel Gallagher's High Flying Birds
 オウェイシスのメイン・ソングライターも今年後半になって遂に始動。相変わらずメロディーの質は高い。


10. Mylo Xyloto / Coldplay
 世界で最も売れているであろうバンドが、久しぶりの新作。高まるファンの期待に応え、見事な作品を送り出した彼らに拍手。



 2011年はとにかく様々な事が世間にも、そして僕にも起き、人生というものを考え直さざるを得ませんでした。
 同時に、このような状況で音楽というものがどのような影響を人間にもたらすのだろうか、という事。
 確かに、音楽を聴いて飢えが凌げるわけではないし、寒さ暑さにも何の役にも立たない。それは当然です。
 だけど、少なくとも僕にとっては、辛い時にすがる事の出来る存在であり、心を暖めてくれるものだと、あのような状況下に置かれて改めて気付いた次第です。

 2012年こそは良い年になりますように。
 そう祈りながら、2011年を終えたいと思います。
コメント

The Christmas Song 〔by ラウド〕

2011-12-24 11:30:23 | Music
 クリスマス近くに新聞に挟み込まれる、おもちゃ屋の広告に胸をときめかせていた。
 友人達と企画したクリスマス会を開いて、いっぱしのパーティーをした気になっていた事もある。
 思えば、クリスマスの記憶はその程度で止まってしまっているのだ…。

 だが、クリスマス・ソングには思い入れがある。どの曲にも共通するウォームな雰囲気が好きだ。期間限定というのも良い。
 というわけで、今回は私ミカ・ラウドが選ぶクリスマス・ソング10選。たまには通俗的な事も語らせて。



1. Fairytale of New York / The Pogues
 アイルランド移民である夫婦の、NYでの酸いも甘いもかみ分けた人生のドラマ。
 ピアノから静かに始まって、相変わらずのシェイン・マクガヴァンの歌。そして力強いカースティ・マッコールとのデュエット。アコーディオンやケルティック楽器が加わり、やがて感動的なフィナーレを迎える…完璧な一曲。この曲だけでも、ポーグスは僕の中で永遠の存在。



2. Let it Be Me ~ The Christmas Song (Chestnuts Roasting on an Open Fire) / Laura Nyro
 基本的に、キリがないのでスタンダードやトラディショナル、あとフィル・スペクターのクリスマス・アルバムからは今回選外にしたのだが、これは別格。
 優しいエレピの音、そして天才ローラ・ニーロの文句のつけようのない歌。最後にちょっと入るホーンもセンスが良い。理想的なクリスマス・ソングである。
 ちなみに、カフェ・アプレミディのコンピレーションを買うまでこの曲の存在を知るわけもなく…さすがに選曲家の手腕は凄いわ。橋本徹氏、凄い(大阪市長ではないよ)。



3. Thanks for Christmas / The Three Wise Men
 XTCの変名でのシングル。ぐりんぐりんに捻くれた曲を作る彼らにしては、至極まっとうなポップ(小技は効いてるけど)。1983年の作品だけど、既に『Skylarking』以降の作品の方向性はこの曲で示されていたのかも?ハッピーな気分にさせてくれるので好き。



4. I Wish it Could Be Christmas Everyday / Wizzard
 フィル・スペクターのクリスマス・アルバムを、一曲で表現しアップデートしてしまった男、ロイ・ウッド。底抜けに楽しい一曲である。
 ウォール・オブ・サウンドの分厚い音もまた、クリスマス・ソングの定番と言えるかもしれない。
 「毎日がクリスマスだったら」。少なくとも日本では、プレゼントが待ち遠しい子供か、キリストの誕生日に便乗していちゃつこうと考えてるカップルじゃなきゃ出来ない発想だよね。



5. Ding Dong, Ding Dong / George Harrison
 ジョンでもポールでもなくこの曲なのは当然である。クリスマス・ソングであるのは勿論、年末ソングでもあり年始ソングでもあるので、少なくとも二ヶ月は使いまわせる優れもの。
 『Dark Horse』収録なので当然声はガラガラだが、お茶目でセルフパロディまでこなすPVと共に聴けば魅力は増す。そういえば、ジョージ本人が「フィル・スペクターのような偏執狂」と語っていたように、この曲も彼なりのウォール・オブ・サウンドであった。
 ちなみに、この曲はちゃんと7インチでも所有している。B面の「I Don't Care Anymore」がアルバム未収録曲のため。いずれボーナストラックか何かでCD化されるのだろうか?



6. Christmas Chorus / 小室哲哉
 ここからは邦楽からチョイスする事となるが、個人的な思い入れと思い出のみで語らざるを得なくなる事をお許しいただきたい。
 生まれて初めて買ったクリスマス・ソングであり、TM Network「Come on Everybody (with Nile Rodgers)」に次いで自主的に購入したポピュラー音楽作品でもある。
 当時は8cmCDではなく、カセットテープしか再生できる環境になかったが、いまでもこのシングル・カセットは大事に持っている。
 イントロのドラムを聴くだけで、あの頃にあっという間に戻る事が出来る。聴くもの全てが新鮮で、音楽という名の新たな世界へ胸を高鳴らせていたあの華やいだ年末の風景が、まるで昨日の出来事のように浮かぶ。一生忘れられない曲であろう。TM終了後の小室はよく知らん。




7. Dreams of Christmas / TMN
 上と似たようなものだが、さすがにこちらは8cmCDである。友人達と行ったスキー旅行の思い出。
 …曲レビューとしては最低の部類に入る紹介文だな。



8. The Room / DEEN
 楽しかった一人暮らしも、ひとまずの終わりを迎えようとしていた(同居生活へ移行)99年末。そんなそこはかとない祭りの終焉のような空気に、この物悲しい曲が非常に似合った。
 リード・トラックである「Christmas time」も良いが、よりこちらの方が僕の心に染みた。このミニアルバムを最後に脱退するメンバー、宇津本直紀の作品である。クラシックス・シリーズと銘打たれたこのCD自体がとても良い出来なので、興味のある方は聴いてみて頂きたい。



9. Beginning / The Gospellers
 ジョージやジョンのソロを始めとした名盤を目当てに、HMVの“3枚買うと1枚1500円”セールを巡っていた2000年末。アルバイトが終わった後、池袋や新宿だけでなく、高円寺や中野などにもCDを求めて動き回っていたのを思い出す。そんな一曲。
 ゴスペラーズ、本格的ブレイク前夜のシングルである。



10. クリスマス音頭 ~ お正月 / 大滝詠一
 戦後日本の文化、風俗、宗教観。和洋折衷の独特なバランス感覚。そして古来よりDNAに刻まれし季節を愛でる心。それら全てを表現した超問題作。
 クリスマスの乱痴気騒ぎから、しばしの静寂の中へ割って入り、鳴り響く除夜の鐘。そしてフェードインするアカペラ。
 今まで色々書いてきたが、はっきり言ってこの曲だけあればクリスマスは問題ないのかもしれない。いやほんとに。
コメント

Who's gonna be reborn first? 〔by ラウド〕

2011-12-23 12:15:23 | Music
 今年の音楽界では、僕にとってジョージ×スコセッシの映画公開に次ぐ重大ニュースである。
ムーンライダーズ活動休止(Yomiuri On Line)
 今年2011年にデビュー35周年記念コンサートを行ったベテランのバンド、ムーンライダーズが、本年末で無期限活動休止に入ることを発表した。
 活動休止前の最後のホール・コンサートが17日、東京・中野サンプラザで行われた
 代表曲のほか、発売されたばかりの新作アルバム「Ciao!」からもたっぷりと演奏された。感傷的なムードは薄く、鈴木慶一ら6人のメンバーにサポートを加え、分厚いサウンドで会場をわかせた。ポップさと激しさ、親しみやすさと前衛性が共存する彼ら独自のスタイルはこの日もいかんなく発揮された。アンコールでは、聴衆をステージに上げ、一緒に盛り上がった。
 最後には鈴木が「また進化したらお会いしましょう」などと言って去り、いかにも彼ららしいあいさつで締めた。
(天下の読売に取り上げてもらったようなので、このニュースをチョイスした)


 ちょうど、部屋の片隅から結成30周年(2006年)記念のミュージックマガジン別冊がふと出て来たのがこのニュースの一週間前。久々に読み返している最中だっただけに、このニュースには我が目を疑った。
 どうして、何故?何があってもしぶとく続いていくのがこのムーンライダーズというバンドだと思っていたのに…信じがたい思いだ。

 こういう結末に至るまでの理由というのは、未だにメンバーからは何のアナウンスもない。
 長年彼らと歩んできたファンは、様々な想像を働かせ必死にその理由を探っているが、いずれにせよ本人達から何らかのコメントがない限りは結論は出ないままで、水掛け論になりかねない。
 だが、中心人物である鈴木兄弟のツイッターやブログなどからも、活動休止に対して感傷的なコメントが多く発せられ、決してバンドに対しての愛情が失せたわけではないという事を窺い知る事が出来る(あくまで、こちらの勝手な推測でしかないのだが)。

 ひとまず、新譜はすぐさま購入した。

『Ciao!』 Moonriders

 去年発売されたものの、購入するタイミングを計りかねていたこのシングルも、昨日入手してきた。

「ゲゲゲの女房のうた」 Moonriders feat.小島麻由美

 僕は、彼らの長い長いキャリアの中での一番好きな作品を問われれば『Moon Over the Rosebud』と答えるし、その次に好きなのは『Tokyo 7』である。いずれも、2006年と2009年に発売された最近作。
 この事が、いかに最近の彼らの音楽活動が成熟し、今後の展開に期待が持てるものだったかという事を示している。

 残念だ。このバンドを失う事が、自分の中でこれほどまでに重いとは思わなかった。酷い喪失感である。
 いつか、彼らは進化して戻ってきてくれるのだろうか。今はひとまず、彼らが残した作品を聴き込もうと思っている。


 新作の中の一曲。ほのぼのとした曲調で、一見のんびりとした歌詞が歌われる「ハロー マーニャ小母さん ~Hello Madam Manya~」。
 今年日本に起き、今でも僕らの生活を脅かし続けたままの未曾有の大事故。嘘で塗り固められたあの人災を歌っていると理解した時、ふと涙が溢れた。
 そしてこう思う、これこそムーンライダーズだと。

 調査会社殿、我々は景色じゃないんでレシートを下さい。それと菓子折を。
コメント