United Minds (Strikes Back)

2013年に解散した電子音楽ユニット、SpiSunのWeblog“United Minds”跡地

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『江』ここまでの感想 〔by ラウド〕

2011-02-28 22:15:00 | History
基本的に、世間の尻馬に乗って得意げに何かを批判するのは得意ではない。
そして、何かを「好きだ」と書くのはとても簡単な事だけど、「嫌いだ」と書くのは、僕にとってはとても勇気のいる事だ。


だけど、ここまで今年の大河ドラマを観た感想は、こう書かざるを得ない。
酷いよ、このドラマ。


ひとまず、話題になっているキャストと実在の人物の年齢差に関しては置いておくとしよう。
一番の問題は、主人公である江があまりにも歴史の転換点に顔を出しすぎている点だ。
主人公だから、確かにそうかもしれない。だが、稚児ともいえる年齢の女児が、ここまで奔放な物言いをし、好き勝手な行動をしていいものなのだろうか。
はっきりいって、ファンタジーの世界である。これがライトノベルやアニメならばまだ納得できるのかもしれないが、これは公営放送が威信をかけて送る大河ドラマではなかったか?

ドラマだからそれくらいは仕方ない、という意見もあろう。だが、ドラマだろうが何であろうが、そこに織田信長や羽柴秀吉や明智光秀という名前の登場人物がいる以上、歴史上の同名人物を意識せずにいられようか。
例えドラマでも、そういった実在の武将達と江との絡み方にリアリティと説得力がなければ、そこに納得がいかないと思う人がいるのは当然ではないだろうか。
そこで独自に突き進みすぎるから、結局時代背景も、そこに生きていた人物の機微すら描けなくなる。

…これ、確か最近も似たような内容を書いた気がするなぁ。
ただ、やりすぎなのだ。主人公とはいえ、あまりにも周囲からの影響や尽力を無視しすぎなのだ。
(中略)
僕だって子供ではない、福山龍馬が目立たなければ大河ドラマとしてまずいのはわかるし、ドラマとしての完成度を重視するのは当然だと思っている。
だ が、ドラマだからこそ言いたいのだ。福山雅治氏が演じていたのは、あの歴史上に残る偉人「坂本龍馬」ではなかったか?そこに「坂本龍馬」と名の付いた登場 人物がいる限り、史実上の坂本龍馬と比較し照らし合わせてしまう、これは歴史好きでなくても止むを得ない事ではないだろうか。

『龍馬伝』感想 〔by ラウド〕

結局、この点はもうどうしようもないのかもしれない。
日向英実総局長は「子役時代が1回で終わったことや『史実と違うのではないか』との指摘もあるが、おおむね評判は良さそう」と話した。会見では「史実とあまりにも違う」との質問が出たが、日向総局長は「ドラマですからね」と苦笑いした。

「江」史実との違い指摘されるもNHKは手応え(スポーツ報知)

ドラマを創る立場の人が、この点に関して後ろめたく思っていないのならば、もうどうしようもない事だ。


単純に、脚本にも問題があると思う。
女性の持つ強さを描いていこうというのはわかるが、どうもこのドラマにおける三姉妹とお市はそれを履き違えているように思えてならない。彼女達は、ただ奔放に、身勝手に生きようとしているようにしか見えない。

秀吉を必要以上に小物に描写しようとしている点も、不満どころか不快だ。
北大路欣也の家康がどっしりと控えているところから察するに、秀吉と家康の差をはっきりと付けて持ち上げようという意図が見え見えである。

その秀吉がダダをこねている場面を早回しにしてみたりする演出や、打ち込みや歪んだギターの音を前面に押し出した音楽も個人的には全く受け付けない。


唯一評価したいのは、これまでヒールとして描かれることが多かった信長の新解釈(というか、これが最近の主流にもなりつつあるらしいが)と、豊川悦司の演技だ。彼の演じる信長は、実に堂々としていて余裕があって、大いに納得した。
本能寺の変がもう少し後なら、このドラマを楽しめる期間もわずかながら長くなったのだろうが…。



今から『坂の上の雲』が恋しくて仕方がない。
好みではなかった『篤姫』や『天地人』ですらその時間に自室にいれば観る気になったのに、今回は自主的にテレビを付けようという気にすらならない…。
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マイペース過ぎるだろ、いい加減にしろ! 〔by ラウド〕

2011-02-01 01:39:54 | Life
日本中がアジアカップの日本代表の苦しくも劇的な試合に酔いしれる中、いつも通りなんの内容もない更新を続けるこのブログ。
あ、いや、忙しさにかまけてサボりまくってるから「続ける」という表現は適当ではないな。

今日は、昨年末に訪れた美容室の話。



時は昨年12月の出来事。
よきよく考えてみれば4月から髪を切っていないという体たらく。このチャンスに…と遂に訪れたのがこの店。

どうです、名前からして行きたくなるでしょう?

そもそも、我が友人Fが新宿区で一人暮らしをしていた際、そこを訪れる度にこの店の存在は気になっていました。
いつかここに行こう。行ってビートルズ・ヘアーにしてもらおう。
そう友人Fと約束していたのですが、しかし私にも行きつけの美容室があるため、機会を逃し続け…既に6年の歳月が経過していたのです。
そんな美容室に、友人との約束を果たす為、遂に訪れる事となりました。

まずは予約を取ろうと思ったのですが…。

某ブログさんで見つけたこの店の看板に書いてあった電話番号は、桁数が少ない古い東京ナンバー。
仕方がないので一度現地に行き、店の窓に書いてあった番号に電話し予約するという、少し奇妙な予約となりました。
いくらググってみても、この店はヒットしなかったので、方法はこれしかなかったのです。

中では、ご夫婦が私をお出迎え。
BGMはジョンのベスト(『レノン・レジェンド』)。なぜか地デジテレビではAKB48のPVが流れていましたが…。

髪を切ってもらいながら、ご夫婦の興味深い話を幾つも聞くことが出来ました。
・店名の“2”は、元々は鷺宮で営業していた事の名残り
・近くに“アビーロード”という美容室があるが、昔は他にもビートルズ絡みの店があった(話の内容からすると、相当昔の話)
・早稲田大学のビートルズサークルの学生がよく来ていた
・看板にユニオンジャックを使っているが、丸ごと使うと英国大使館からクレームが来るので部分的に使っている(上の写真参照)
・旅好きで、茨城や千葉の道の駅を車で巡るのが趣味。僕や馬論の故郷にも来た事がある
・2009年のビートルズ作品リマスターは結局買っていない
などなど、趣味の話大目ではありましたが、歴史のある話をお聞きする事が出来ました。
早稲田のサークルからは「ビートルズ・シネ・クラブ(現:ビートルズ・クラブ)から何も言われなかったのですか?」みたいな事を訊かれた、と仰られていましたが、その問いに何と答えられたかはちょっと僕が忘れてしまった…。

カットの結果、僕のヘアスタイルは特にビートルズとは関係ないものになりましたが、おかげさまでさっぱり出来ました。
一応これもビートルズ関連のレポートという事で、簡単ながらご報告。
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