コンセールルミエール

フルートアンサンブル 
コンセールルミエールのブログです。

廣瀬量平さん死去

2008年11月26日 | 作曲家
24日作曲家の廣瀬先生が肝臓がんによる肝不全のため京都の病院で亡くなりました。78歳でした。
廣瀬先生はフルート、リコーダーの為にたくさんの作品を残しています。札幌で開催されたフルートコンベンションの「フルートオーケストラについて考えるシンポジウム」にて、フルートオーケストラの名曲「ブルートレイン」を作ったいきさつを話してくださったのですが、「新しいアンサンブルのために何かを書きたい」とおっしゃっていたのを覚えています。ブルートレインは作曲されてから20数年経ちますが,今では世界中のフルートオーケストラで演奏されています。イギリスでもイギリス人のアマチュアの一緒に吹きました。「パピヨン」「鳩のためのメタモルフォーゼ」「朝のセレナーデ」「甘き死よ来たれによる前奏曲とフーガ」演奏した曲はどれも思い出が深いです。
ルミエールでは「高貴な猫のための組曲」を吉沢先生とリコーダー、フルートアンサンブル編の初演をしていまして、今年楽譜も発売されたばかりです。ちなみに、廣瀬先生の楽譜に「コンセールルミエール初演」と入っているそうです。
リコーダーの作品もたくさん書いています。吉沢先生のお宅にFAXで新曲の楽譜が送られてきて、それをその日の午前中、私達のレッスンでもう音を出してみせてくれたり。
私の子どもリコーダー教室では「ソラシのワルツ」「笛吹きたちの行進」昨日も「きつつきポルカ」の練習を始めたところでした。

今朝フルートフェスティヴァルin東京の楽譜が送られてきました。1/12の演奏会では偶然にも廣瀬先生の作品を演奏します。心を込めて演奏したいと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿