2日続けて有楽町へ。帝国劇場で開催されたレミゼのど自慢を聞いてきました。専門家を目指す音大生、趣味で楽しく歌っている大人、親にみっちり仕込まれてきた子どもたち、レミゼのことはあまりよく知らないロッカーの最年長オジサン。いろんな人が出てました。基本的には歌は上手な人が多くて、面白くない〜。思い出のど自慢というくらいだから、もっと思い出語って欲しかったな。9歳の子供が「最初に見たミュージカルで、一番好き」とか、言われても、レミゼは子どもにはわからんだろ〜、キャッツならともかくー。大賞の賞金も50万円。これは必死な人も出てきますよ。こういう大会は専門家を目指す人じゃなくて、趣味で楽しく歌っている人たちに出演してもらいたいし、現金とかあげなくていいのに〜と思いました。(昨日は音大生ばかりが出演してて、大賞もそういう人たちが持っていきました。
これは前日に開催されたコンテストにも言えることかもしれないのですが、「歌(フルート)の上手い私を聞いて」と「この歌(曲)が好きなの、聞いて」では全く意味が違います。あなたの自慢を聞くのはウンザリなんですワタシ。人の褌で相撲を取るみたいに見えます。)
昨日のコンテストでは病気と闘いながら、入院中にレミゼ聞いて励みにしていたというお母さんの歌が一番心に響きました。上手い下手じゃない、誰かに届けたいという気持ちが一番大事です。その上で技術は専門家に学べばいい。フルートアンサンブルだったら私たちが教えてあげますから。