いよいよ勝海舟が出てきましたよー。
やっぱり脳内イメージは北大路欣也になっちまいます。大久保はタイゾーだし、西郷さんは小澤ジュニアだしなあ… 嗚呼サブリミナル篤姫。
司馬遼太郎 文春文庫 1963~66年
獰猛な野良犬が、思わず仔犬のように地面に体をすりつけて喜んだり、
気を失ったさな子の口に水を含ませるにあたり、容器がないものだから口移しする行動があきれるほどすがすがしいとして(ああ、この男には及ばない…)と師匠をして嘆息させたり、
企まずしての好かれキャラ、
その数々の描写には、男性の読者であってもただ単純に魅了されるものでしょうか。
または、嫉妬の念も伴うものでしょうか。
女性読者としては、さな子への口移しといい、おりょうへのプロポーズ(?)の方法といい、いやもうノックアウトです。
韓流なんざメじゃありません。
日本男児はコレで行ってください。コレで。
new 7冊目 (全10冊目)