鳩ケ谷こども館のアートクラブ。
今の形になり、おかげさまで1年半が過ぎました。
毎回定員を超える参加を頂いています。
「次はいつですか?」
「今度は何ですか?」・・・
と楽しみにして下さっている方も。
7月は、20日と27日でした。
1回目(20日)は、染め紙を使って朝顔を作りました。
障子紙を朝顔の形に切り、絵の具を使って染め紙をしました。
今回はあさがおなので、中心部分は白く残すように、
また中心に向かって色を薄くする方法として
染めた後、水だけもう1度含ませてみました。
実際に見本を見せた後、いよいよ自分でトライ!
染まっていく様子を見て、
「すごーい、色が変わっていくー!!」
「お水つけすぎちゃったぁ~」と
それぞれに変化を楽しんでいました。
3枚染めました。
乾く間に、画用紙に植木鉢、葉、支柱、蔓(つる)を作りました。
「今染めたあさがおをどこに咲かせようかなあって考えながら作るといいね」
と言葉かけをしながらすすめました。
こども達は、イメージを膨らませ、蔓の巻き方、支柱の立て方を工夫していました。
乾いた後、花を貼り、完成。
※完成した作品は、今、こども館の壁面に展示しています。
2回目(27日)は、画用紙にお花紙を貼った
かき氷型の暑中見舞いはがきを作りました。
はじめに白い画用紙に器を貼りました。
「ボク四角にしようかな?」
「私は可愛い形にするー」
という声が聞こえました。
次に氷の部分、白いお花紙を一度クシュクシュ丸め、
その後形を付けながら画用紙に貼っていきました。
そして鉛筆で印をつけていた部分を一気にかき氷の形に切り抜いていきました。
この段階ではまだ真っ白なかき氷。
色付けはもう少しあと・・・
裏返し、送る人へ手紙を書きました。
「送っても手渡しでもいいんだよ」と話すと送る相手もいろいろ。
いよいよ色付け。シロップは絵の具を使って。
「何味にしようかな?」
「いろんな味にしちゃおうかなぁ」
と迷う声も楽しそう!!!
「田舎に行ったらおばあちゃんに渡すんだ」
と言ってたM君は、おばあちゃんが好きだという宇治抹茶味にしていました。
絵の具が乾く間に氷にのせるトッピング作り。果物にアイス等・・・
乾いた後、トッピングを飾り、できあがり。
白玉やポッキーがのっていたり、美味しそうなかき氷型のはがきになりました。
幼児クラスでは、
「ここってなにがいいかな?」
と作る物の相談をしたり、時には、
「ママ、私(ボク)がやるからやらないで~!」
という会話も聞こえてきました。
作品を持ち帰り、毎回、家に飾っているという子もいるそうです。
小学生の中には、工作が苦手なので…とお母様の勧めで参加していた子も、友達が出来、今では
「○○ちゃん(君)今日は来ないの?」
と聞いてくる子もいて、参加を楽しんでいます。
8月は、手作り団扇と花火を作ります。
これから後半も、季節を感じながらすすめ、
楽しめるアートクラブにしたいと思います。
保育者 西本 美佐江 (3)