芝児童センター 強風もへっちゃら！！

４月７日は前日の嵐の影響で強風が吹いていました。


そんな中
「お友達がいない…。つまらない…。」
とスタッフのそばに来た小学２年生のＡちゃん。
少しお話しをしていると、そばにあったたこ糸を見ながら
「前に、学校で凧作ったよ！」
とＡちゃん。

「今日は風が強いから屋上でも走らずたこが飛ぶかも…」
と思い、
「じゃあ作り方教えて！」
とＡちゃんに凧を作ってもらいました。

ビニール袋に凧糸をつけた凧に、スタッフの提案ですずらんテープで飾りつけ。
とっても簡単に凧の完成です！

早速屋上へ、糸をしっかり持って、凧を話すと
「びゅ～ん」
と強風に乗って凧が揚がります。
「うわぁ～学校でやったときより揚がった！」
と喜ぶＡちゃん。その様子を見ていた子が少しずつ集まってきました。



小学６年生のＯちゃんは
「風が来たら凧を離してあげるよ！」
と凧揚げのお手伝い
小学３年生のＲちゃんは
「もっと高いところに立ったら？」
と少しでも高く揚がるように考えます。

強風もオモチャに変身です！！

「つまらな～い」
と言っていたＡちゃんも遊んでいるうちに笑顔になりました。
帰りには
「家でも遊ぶから持って帰ってもいい？」
と凧を大事そうに持って帰りました。

強風と糸とビニール袋だけで、楽しい時間に変身しました。
Ａちゃんの笑顔にスタッフも
「楽しかったんだなぁ」
と一安心です。

これからも子どもの自発性や想像力を育てるようなかかわりをしたいと、
改めて思いました。

児童厚生員・保育士　　　上田真奈美（４）