♪自然と繋がる畑時間♪

   

         里山にある小さな菜園のメモです。
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無農薬でバラ育てって言ってもね 6・・・草食昆虫、肉食昆虫

2021年02月04日 | ガーデニング

じりじりと刺すような陽ざしはすっかり春ですが

今日の南西からの風は冷たくて、しかも吹き飛ばされそうなほどの強風でした。

今日は春一番でしょうか?

 

さて、消毒や農薬を使わずにバラを育てていましたら、

いつの間にか、庭は虫の王国になっていて、

虫がたくさんいる中でバラはそれなりに咲いています。

 

虫については、いろいろな目的や立場から、グループ分けした虫の呼び名がありますよね。

益虫とか害虫とか・・・このような分け方がありますけど・・・

私の庭では、益虫や害虫という言葉は使いません。

益虫は肉食昆虫と呼び、害虫は草食昆虫と呼びます。

 

今の寒い時に、庭で作業していると、テントウムシがたくさん出てきます。

テントウムシはアブラムシをたべますから肉食昆虫です。

テントウムシは頼りになりますよ~

助けられています。

 

そして、ツマグロオオヨコバイという草食昆虫も今、顔を見せます。越冬昆虫です。

 

 

ツマグロオオヨコバイは草食昆虫ですから、バラの葉などにいたずらしますね・・・

困ったちゃんなのです。

でも、捕殺するほどのことでもないし・・・

バラは葉っぱが少しくらい痛めつけられても、ちゃんと花を咲かせる強さがありますから、

まあ、大丈夫ですけど、

葉が汚れた感じがして、見た目きれいではありません。

 

草食昆虫は、概して、目が大きくて可愛くて愛嬌があり、こちらの様子をうかがっています。

性格は穏やかなので、写真は撮りやすいですね。

草食昆虫は、草花にいたずらしますから

バラ育てをしていると、厄介な存在ではあります・・・

 

一方、肉食昆虫は、カマキリを例にすればわかりやすいと思いますけど

目が鋭くて、攻撃的ですね。

困ったちゃんたちを食べてくれますから

バラ育てをしていると、頼りになる相棒ではありますよ~

 

庭では、草食昆虫と肉食昆虫が入り乱れて棲んでいます。

寒いときには虫の姿は限られていますが、

3月4月になると、たくさんの虫たちが現れ、

虫たちのストーリーが庭で展開していき、

7月、8月になると、そのストーリーは佳境に入りますよ~

残念ながら、いつもハッピーエンディングとはいきませんけどね・・・

一番の楽しみはもちろん5月のバラの開花ですが、

それと同時に虫たちのことも同じくらい気にかかるのですよ。

虫たちのいつものメンバーが今年も揃うかしら・・・とか

今年はどの程度、バラに悪さをするつもり?・・・とか

 

バラは、虫に強く病気にもなりにくい強健種とか

虫に悪さをされると咲くのが遅れる弱いタイプとか、いろいろありますから

弱いタイプにはちょっと手助けすることもあります。

 

でも・・・不思議といつも、どうにか上手くいっているのですよね~

5月になるとバラはほどほどに咲いてくれます~

虫たちは、食べたり食べられたりの食物連鎖が出来上がっているようで

虫の数は一定数のように見えるのですよ~

 

 

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