久々の水球に行って溺れそうになってきました・・・。感謝祭中はお休みだったので。
水球後にJimmyと二人で夕食に行ったとき、今週末のプランについてJimmyが話始めた。
「友達がここから車で2時間くらいの山中に家を買ったんだ。そこに今週末、僕たち誘われてる。それと、別のカップル(もちろんゲイ)には、ビーチにある彼らの家に、今週末誘われてる。僕は、断然、ビーチのほうが楽しいと思うんだけど、今週末、都合つく?」
このビーチはゲイが集まるので有名なところで、あのDavidがこの夏に毎週末、僕を置き去りにして通っていたビーチ。因縁というか、偶然というか。あの夢にまでみた(見てないけど)、夏の終わりに行けずにジダンダ踏んだ記憶もまだ新しいあのビーチに、新しいカレシと一緒に行ける日がこんなに早く訪れるなんて!水着を着てビーチに寝そべるには遅すぎるけど、カレと二人で晩秋のビーチを散歩なんてロマンチックすぎる。これまでの不幸や男運のなさを挽回するような出来事。きっとこれも、不幸の連続だった僕にやっとめぐってきた幸せ。これまで流した涙は、このときのための貯金だったのね。(←自己陶酔的に一人で過去の記憶を清算)
それと明日金曜は、Jimmyが何年も通っているというゲイのAAミーティングに誘われた。明日は特別な日らしく、事前に選ばれた二人がそれぞれ30分間のスピーチをするのだとか。それを聴きに来る人たちは40名くらいにもなるらしい。スピーチは、自分の苦労や体験についてなんだけど、かなりスタンダップ・コメディーに近い「ショー」になるらしい。これも楽しみ。
最近、偶然にもゲイ雑誌の『Genre』でAAミーティングについて目にしたので紹介します。その記事の内容はだいたいこんな感じ・・・
――カレシを探すために、ゲイバーにも通ったし、インターネットも試してみた。だけど、ゲイバーには酒浸りだったりゲーム感覚でしか恋愛しないような輩ばかり。それにインターネットはセックスを目的にしたSleezyなやつらばかり。じゃあ、どこでカレシを見つければいいの?その盲点をついたのが、実はAAミーティング。AAミーティングに参加する人たちは、全員、自分を見つめなおそうとしている人たち。ゲイバーのようなゲーム感覚で他人を扱う人なんていない。それに、彼らは治癒の途上。なので、まだ恋愛の「マーケット」に出る前の手付かずの人たちが多い。
これを読んで、真っ先にJimmyのことを思い出してしまった。Jimmyによると、AAミーティングには、アルコール依存症の人以外も参加して普通に悩みを相談しているのだとか。それに、Jimmy自身のように、アルコール依存症から完全に立ち直ったけど社交場として通い続けている人も多いらしい。そういう人こそ、恋人相手として狙い目。
これまで僕の頭の中では、アルコール依存症って、「会社をクビになり、妻にも見放され、現実逃避のために酒に溺れた中年」っていう陳腐な昼のメロドラマのようなイメージがありました。確かにそういう社会的要因が引き金になってアルコール依存症になるケースもあるらしいけど、Jimmyによると、多くの場合が遺伝で決まるという生物学的要因らしい。なので、そういう人たちは、決して「たしなむ」程度にお酒を飲むことができないのだとか。唯一残された手段は、完全に禁酒することらしい。(ブッシュ大統領もそういえばこのパターンですね。)
悩みといえば、Jimmyとの関係も順調でとりあえずラブラブになりつつある僕ら。悩みなんてないでしょう?と思われるかもしれないけど、それなりにあるんだなぁこれが。僕が悩んでいるのはJimmyの愛情表現について。
Jimmyってアメリカ人の割りに愛情表現をほとんどしない。ゲイエリアを二人で歩いていても、手をつないでくれないし肩に手を回してくれることもない。職場でも家族にもカミングアウトしているJimmyなので、周囲が恥ずかしいからというのが理由ではない模様。単に、カレの愛情表現の中に、そういう仕草がインプットされてないだけみたい。映画館に行っても、手をつないでくれないし・・・。車の中でも、僕から手を伸ばさないと触れてくれない。ベッドの中では、たまに腕枕をしたりされたりするけど、本気で寝る体制に入ると、背中を僕に向ける始末。たまに夜中に寝返りを打つとき、僕なんかはJimmyの体に腕を回したりするのだけど、Jimmyは絶対そんなことしない。
そんなJimmyの愛情を感じた一瞬というのがある。2週間前、朝起きて朝食の準備をJimmyとしていたら、Jimmyがオレンジジュースを注いでいた。偏食が多いJimmyは、味が好きじゃないというのでオレンジジュースを絶対に飲まない。
「あれ?オレンジジュースは絶対に買わないんじゃなかった?」と質問する僕。すると、
「これはTyのためにこのあいだ買っておいたんだ」
さりげない心遣いにカレの愛情を感じてしまった一瞬。Jimmyが平日、一人でスーパーマーケットに行ったとき、朝はオレンジジュースを飲まないと始まらないという僕のことを思い出してくれてたんだね。
だけど、やっぱり日ごろからスキンシップ面での愛情表現もして欲しい!僕の願いって贅沢?相手に求めすぎてはだめなんでしょうか?
水球後にJimmyと二人で夕食に行ったとき、今週末のプランについてJimmyが話始めた。
「友達がここから車で2時間くらいの山中に家を買ったんだ。そこに今週末、僕たち誘われてる。それと、別のカップル(もちろんゲイ)には、ビーチにある彼らの家に、今週末誘われてる。僕は、断然、ビーチのほうが楽しいと思うんだけど、今週末、都合つく?」
このビーチはゲイが集まるので有名なところで、あのDavidがこの夏に毎週末、僕を置き去りにして通っていたビーチ。因縁というか、偶然というか。あの夢にまでみた(見てないけど)、夏の終わりに行けずにジダンダ踏んだ記憶もまだ新しいあのビーチに、新しいカレシと一緒に行ける日がこんなに早く訪れるなんて!水着を着てビーチに寝そべるには遅すぎるけど、カレと二人で晩秋のビーチを散歩なんてロマンチックすぎる。これまでの不幸や男運のなさを挽回するような出来事。きっとこれも、不幸の連続だった僕にやっとめぐってきた幸せ。これまで流した涙は、このときのための貯金だったのね。(←自己陶酔的に一人で過去の記憶を清算)
それと明日金曜は、Jimmyが何年も通っているというゲイのAAミーティングに誘われた。明日は特別な日らしく、事前に選ばれた二人がそれぞれ30分間のスピーチをするのだとか。それを聴きに来る人たちは40名くらいにもなるらしい。スピーチは、自分の苦労や体験についてなんだけど、かなりスタンダップ・コメディーに近い「ショー」になるらしい。これも楽しみ。
最近、偶然にもゲイ雑誌の『Genre』でAAミーティングについて目にしたので紹介します。その記事の内容はだいたいこんな感じ・・・
――カレシを探すために、ゲイバーにも通ったし、インターネットも試してみた。だけど、ゲイバーには酒浸りだったりゲーム感覚でしか恋愛しないような輩ばかり。それにインターネットはセックスを目的にしたSleezyなやつらばかり。じゃあ、どこでカレシを見つければいいの?その盲点をついたのが、実はAAミーティング。AAミーティングに参加する人たちは、全員、自分を見つめなおそうとしている人たち。ゲイバーのようなゲーム感覚で他人を扱う人なんていない。それに、彼らは治癒の途上。なので、まだ恋愛の「マーケット」に出る前の手付かずの人たちが多い。
これを読んで、真っ先にJimmyのことを思い出してしまった。Jimmyによると、AAミーティングには、アルコール依存症の人以外も参加して普通に悩みを相談しているのだとか。それに、Jimmy自身のように、アルコール依存症から完全に立ち直ったけど社交場として通い続けている人も多いらしい。そういう人こそ、恋人相手として狙い目。
これまで僕の頭の中では、アルコール依存症って、「会社をクビになり、妻にも見放され、現実逃避のために酒に溺れた中年」っていう陳腐な昼のメロドラマのようなイメージがありました。確かにそういう社会的要因が引き金になってアルコール依存症になるケースもあるらしいけど、Jimmyによると、多くの場合が遺伝で決まるという生物学的要因らしい。なので、そういう人たちは、決して「たしなむ」程度にお酒を飲むことができないのだとか。唯一残された手段は、完全に禁酒することらしい。(ブッシュ大統領もそういえばこのパターンですね。)
悩みといえば、Jimmyとの関係も順調でとりあえずラブラブになりつつある僕ら。悩みなんてないでしょう?と思われるかもしれないけど、それなりにあるんだなぁこれが。僕が悩んでいるのはJimmyの愛情表現について。
Jimmyってアメリカ人の割りに愛情表現をほとんどしない。ゲイエリアを二人で歩いていても、手をつないでくれないし肩に手を回してくれることもない。職場でも家族にもカミングアウトしているJimmyなので、周囲が恥ずかしいからというのが理由ではない模様。単に、カレの愛情表現の中に、そういう仕草がインプットされてないだけみたい。映画館に行っても、手をつないでくれないし・・・。車の中でも、僕から手を伸ばさないと触れてくれない。ベッドの中では、たまに腕枕をしたりされたりするけど、本気で寝る体制に入ると、背中を僕に向ける始末。たまに夜中に寝返りを打つとき、僕なんかはJimmyの体に腕を回したりするのだけど、Jimmyは絶対そんなことしない。
そんなJimmyの愛情を感じた一瞬というのがある。2週間前、朝起きて朝食の準備をJimmyとしていたら、Jimmyがオレンジジュースを注いでいた。偏食が多いJimmyは、味が好きじゃないというのでオレンジジュースを絶対に飲まない。
「あれ?オレンジジュースは絶対に買わないんじゃなかった?」と質問する僕。すると、
「これはTyのためにこのあいだ買っておいたんだ」
さりげない心遣いにカレの愛情を感じてしまった一瞬。Jimmyが平日、一人でスーパーマーケットに行ったとき、朝はオレンジジュースを飲まないと始まらないという僕のことを思い出してくれてたんだね。
だけど、やっぱり日ごろからスキンシップ面での愛情表現もして欲しい!僕の願いって贅沢?相手に求めすぎてはだめなんでしょうか?
以前このページを見つけてからずっと読ませていただいています。
こちらは西海岸在住ですが、いろいろ似たような経験があったりして楽しいです。
ところで、愛情表現についてですが、オススメなアプローチがあります。
こーしてあーして!っていうとNeedyだしうざいだけですが、自分がこうされると嬉しいんだ、幸せだと感じるんだーってことを要所要所で(幾分大げさに)表現していくと、相手はその行動を「自分からとりたく」なってきます。
こう、手を握ってもらったときにすっごく嬉しい気持ちを表現するとか、肩を抱いてもらった翌日にあの時すごく安心できて幸せだった、とかそういう風に。。。
良かったら試してみてください。
正直な気持ちを良いタイミングで積極的に伝えるだけなので、フェイクでもなくジェニュインにやれます。
初めての書き込みでいろいろ言ってしまって失礼しました。
ホント好きなブログなので応援しています。
前回のポリシーにも心から同意。
これからも東海岸の生活の様子をいろいろ楽しみにしています。
r
西海岸に住んでるんですね。いいなぁ。そちらのゲイライフの様子なんかも教えてください。きっと、アジア人が多いだろうから、GAM(gay asian male)の受け入れられ方がちょっと違うんじゃないかと思うのだけど。でも、東海岸も、ここ数年で、韓国やベトナム、フィリピン、タイなんかからの移民が増えて、ゲイの間でもアジア人人口が高まりつつあります。