三河町の馬場川の岸の石積みの間からイタドリの芽が伸び出していました。これも食べたいね。摘んで食べたのですよ。
今年の春の馬場川はずっと水が流れていません。街中の川沿いの道で改修工事が続いていてそれで止水しています。ごみの浮いた溜まり水だけ、仕方ないことですけど、こんな春を見るのは初めてです。
住む人のいなくなった家の庭で好き放題に伸びているフジも花の終わりを迎えていました。代わりに、正幸寺の庫裏の前にある空き地の桐の花が満開を迎えていました。
ド派手な花です。でも、嫌いじゃないです。4年前の4月の18日に馬場川沿いを独りで散歩していたことを思い出していました。食道がんの手術のために入院する前日のことでした。
ニセアカシヤの花も咲き始めました。今週末には摘んで天ぷらにしないと、忙しいなって。そういや4年前には何の花見たっけって記憶をたどっていました。
このあたりの川岸でグミの花を見ていた気がしました。今は対岸の家が解体処分されて、宅地造成が行われています。川岸の木や草もみんないなくなっていました。
家に帰ってから2019年4月18日の写真のファィルを覗いたらこの写真が見つかりました。グミが咲いています。
グミの花がいっぱいです。この花を見ていたんです。この花がこの世で見る最後の花になるのではって気がしていました。子どものときにも見た記憶のある花でした。その後もあちことちで見た花です。キキと散歩していた昭和町の路地の生垣にも咲いていたのを思い出していました。
そいで、キキに入院した後のブログのことを頼んで4月19日に前橋赤十字病院へ入院したんです。翌20日からは、キキがブログをつないでくれていました。そいで、21日の今ごろは病室のベットの上で手術の準備、22日に手術したんです。「11時間半もかかったんだよ」ってユキ子さんが言ってました。
昨日はマリ子さんが言い出しっぺで、八展通の飲み処「ひろ子」を貸切にして食事会をすることになりました。私の仕事は料理番、料理を作って午後３時過ぎに「ひろ子」へ入りました。出かけるとき家の角のヤマボウシの木を見ると花が咲き始めていました。
マリ子さんはじめ8人の皆さんが集まってくれました。ワイワイガヤガヤ、4時半に始めた食事会は8時過ぎまで楽しく続きました。
いろんなものを少しずつ食べていただくことにして用意しました。主役は季節の野菜です。病気と仲良ししていなくてはいけなくなっていたり、愛する人を失ったり、みんなそれぞれに違う荷物を背負って生きている友人たちです。
でもね、楽しい時間は持てるんですよ。またやろうねなのです。
家に戻ると、COCOは私のベットで寝てました。少々疲れたんでブログの下書きをしないで風呂に入って寝ちまいました。COCOが足の上に乗って来たのは覚えています。
これはチチコグサでなくてチチコグサもどきだいね。全く色気がないんで「母子草」に対して「父子草」の名が付けられたって説もあるらしいのですが、そのモドキとなると更に色気なし、誰にも見てもらうこともなく道端暮らしを」することになるんですよね。
こっちがハハコグサ。きれいだいネ。地味でも、目立たなくてもいんだいネ。大事なことは生きてることさ、馬場川近くの空き地で夏日でくそ暑くなっていた真昼に思ったことなんです。急に暑かったせいだと思います。それと、今日で満78歳を迎えたからかな…
今日は、NiiSにトレーニングに行って、しっかり疲れをとってきます。
ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
4月9日に開催いたしました第79回美登利会公演と第4回三代目若柳吉駒リサイタル、たくさんの皆さまにご観覧いただくことができまして、大変にありがたく心から御礼申し上げます。また、会の開催にあたり様々なご支援をいただきました皆さまに心からの感謝を申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
5月4日と5日に石川県小松市からご招待をいただき、「第24回日本こども歌舞伎まつり」の舞台で美登利会の子どもたち6人が「雨の五郎」と「手習子」の歌舞伎舞踊二題をご披露させていただく機会をいただきました。前橋市及び前橋市文化協会のご支援もいただきまして、みんな張り切っております。元気よく行ってまいりたいと存じます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、次回の来春の公演は80回目を迎えます。会員一同精進を重ねてまいりますので、皆様のお力添えをお願い申し上げます。
《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい