猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

ナンキンハゼの紅葉見たら、国分寺跡の大公孫樹の黄葉が見たくなって遠回りしたらヤギに出会って…

2022-11-13 07:46:15 | なっからさくい生活

ナンキンハゼの紅葉です。今、前橋のまちで見ることができる一番美しい紅葉の一つだと思います。今しか見ることのできない美しさです。

 
場所は前橋公園の広場、県庁よりの入り口から入ってすぐのところで暮らしています。この木はまだ若木、大きくなると高さ10mを越す大木になります。大きくなるともっとみごとな紅葉を見せてくれるはずです。

 

 
昨日は利根川の西へ買い物に出かけたんです。それで、中央大橋を渡る前にナンキンハゼの木に会いに寄ったんです。幸の池には冬鳥のカモたちが渡ってきています。昨日は穏やかでしたけど雲が出てきていて、山はみんな霞んでいました。

 
大渡町で滝川を渡りました。そいで思いついたんです、もういっこ大好きな木を見に行こうって、きっと黄葉してるだろうから、遠回りして見て行こうって、ペダルを踏み続けて問屋町を抜けて元総社町に入って牛池川を渡りました。川の景色も水量が減って秋になっています。

 

 
関越自動車道路の高架下を潜り抜けると染谷川です。カメラを数台セットして何かを撮影している人がいました。きっと、このあたりの染谷川で暮らしているカワセミを撮影しに来ているのだと思います。


私が訪ねたのは国の史跡に指定されている上毛野国分寺跡です。復元計画を作ったのですが、塀の一部だけが復元されただけであとは止まってしまっています。この先どうなるのかな…


会いたかったのは三本の大公孫樹です。塔の基壇のすぐ南側に生えています。でもね、公孫樹の向こう側にある塔の基壇は一辺が19.2mの方形というでかいものです。専門家の調査結果では、高さ60mを越す七重の塔だったと推定されています。このイチョウの木の高さは20mほどと思いますので、塔はその三倍の高さがあったんです。で、残念、公孫樹はまだ黄葉していませんでした。また来ます。

 塔の基壇の上から赤城山の方向を眺めて見たのですが、姿は見えませんでした。20年ほど前、この基壇に腰かけて友と昼飯の弁当を食べてた日のことを思い出していました。上毛野国分寺跡について詳しいことはこちらをご覧ください。

 

 
国分に来るとどっちへ走っても白菜畑に出会います。群馬最大の白菜の生産地です。

 
ねぎ畑も結構目につきます。きれいに手入れされたねぎ畑です。集落を抜けると、どこの家の庭の柿の木も枝が折れそうなほどに柿の実がなっています。今年は柿の当たり年だって聞いています。


東国分寺の薬師堂です。堂の前に柿の木があります。どなたかが収穫したみたい、高い枝の先だけに実が残っていました。

 

 
ヤギに会いました。まだ若いヤギです。囲いの隅に親らしいヤギがこちらをじっと見ていました。優しいまなざしです。


若いヤギはすたすたと寄ってきました。<COCOさんによろしくね>だって。びっくりこきました。

 

 
五千石用水を見ながら総社町山王地区を抜けて、シェクルエトフロマージュで焼き菓子を買いました。買い物はここの焼き菓子だったんです。女の子を連れた若い父親っぽい男性がクリスマスケーキの予約に来ていました。もうクリスマスの準備が始まっているのですね…

 
それから大渡橋を渡って岩神町の養田鮮魚店へ寄りました。たまにしか見ないハマフエフキダイがいました。上質な白身の魚です。黄色いくせにアオハタという名前の変な奴もいました。名前の由来は知りません。

 
オオモンハタもいました。ちょいと迷って、結局マダイを1尾もらってきました。

 

 いったん家に戻って荷物を片付けてから、呑竜仲店のヤギカフェにランチをしに行きました。おいしくランチをいただいたのですが、実は昨日は午後2時から臨時休業だったんです。

 
2時からスマイルキッズショッパーズの子どもたちが職業体験にやってくるのです。ヤギカフェはこの企画に当初から協力しています。詳しくはこちらをご覧ください。というわけで、邪魔ジジイにならないように2時前に引き上げてきました。

 広瀬川の遊歩道も落ち葉がしっかり散り敷かれていました。

 

 家に帰って、COCOに出会ったヤギの写真を見せました。「COCOによろしくってさ、知り合い?」、<う~ん、誰だろう、知らない子だな…>だって。

 <それよかさ、昨日の続きだけど、変な三人の大臣はみんな東大で勉強した人たちじゃないですか、それが、ちゃんと記憶する能力に欠けてたり、間違った考えを持って居たり、法学部出なのに法律守らなかったりしてるじゃないですか、それって教育した東大にも責任があるのではないですか。大学は教育上の責任を負わなくて良いのですか?>、「おまえ、すっげえ難しい質問するんだね…」

 「おい、ひょっとしてなんか悪いことやったのか?」、<やってないよ!>、「悪いことしてその責任をオレになすり付けようと考えてるのか?」、<違わい!>、「COCOが間違いを犯した時、オレの教育のせいにしようって魂胆を感じるぜ…」、<そんなことないやい>、「教育はさ、体罰とかいじめとか、学校活動での事故とかいうような教育活動に直接起因すること以外は『責任』を議論するのは難しいのです。教育の結果は教育を受けた者だけしか負うことができないからですよ」、<じゃあ、東大に責任はないの?>、「ないのではなくて、負うことができないのです。教育に『責任』があるとすれば、教育を受けた者がその責任を負うしかないのですよ」、<…………>

 

 
ユキ子さんの両親へ鯛の刺身と真ダラの白子なんかを詰めたのと、タイの頭の兜煮を夕食のおかずに届けました。二人とも煮魚がお好きなんです。

 
鯛の刺身は皮目を湯引きしてつくりました。マダラの白子も湯引きしてポン酢で和えていただきました。どっちもおいしいですね。マダイは半身だけ刺身にして、残りは昆布締めにして保存、今日いただきます。

 
里芋の煮転がしです。50%減塩醤油を使って薄味で色濃く煮あげます。お椀は鯛の中骨で採った出汁で豆腐の葛あんかけを作りました。おいしいですね。柚子をふんだんに使って秋を楽しみました。

それにしても、COCOの素朴な疑問は怖いやいね。教育は子どもたちの成長にとってよりよい環境を与える努力をするしかないんですよね。ヤギカフェが協力しているスマイルキッズショッパーズも民間団体主体のそういう努力の一つだと思います。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい