猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

処方箋が期限切れ、再交付を受けに広瀬川沿いから韮川、藤川を辿り前橋ミナミ眼科まで、COCOの体重は6.6kg…

2022-11-02 07:02:55 | なっからさくい生活

昨日は1日、COCOの体重測定の日でした。午前中に私が出かけていたので、午後になってからになりました。


体重計を出すと、COCOはすぐに寄ってきます。<何キロ?>、「うんとね、6.6kg、前月から増減なしだ」、<あ~ね>。

 

 <キキさんから聞いたんだけど、薬取りに行き忘れたんだって?>、「うん」、<で、前橋ミナミ眼科へ電話したの?>、「朝ちゃんと電話して処方箋を再交付をお願いして取りに行って来たよ」、<もう行って来たの…>

 
「おまえが昼寝を始めたころに出かけたんだ」、<自転車で?>、「そう、運動を兼ねてクロスバイクで、昨日は広瀬川沿いを下って行ったんだ。写真は天川町の住宅脇の広瀬川だよ」、<曇ってたんだね>。

 
「うん、高曇りっていうのかな、赤城山は見えていたのさ。朝倉町の八幡山古墳の脇抜けて、山王町から西善町まで川沿いの道を走ったんだよ」、<ずっと広瀬川?>、「いいや、広瀬町の分水からは韮川沿いの道を辿ったんさ…」

 <川沿いが好きなんだね…>、「うん、高校生の時のこと思い出してたよ」、<何を?>。「病葉を きょうも浮かべて/街の谷 川は流れる/ささやかな 望み破れて/哀しみに 染まる瞳に/たそがれの 水のまぶしさ…」、<何さ?それ>、「横井博が作詞して中曽根美樹が唄った『川は流れる』って歌、俺が高校生の時の歌さ」、<へぇ~>

 「高2の時、福島さんという音楽の先生に呼ばれてさ、『今度のレコード鑑賞の選曲はサトウに任せます。2曲選んで、選曲理由を提出しなさい』って指示されたんだいネ」、<へぇ~>、「そいで選んだ一曲がこの『川は流れる』だったんだ」、<もう一曲は?>、「ストラヴィンスキーの『火の鳥』組曲だった気がするなけど、ちゃんと覚えてないね」

 
「西善町で韮川とサヨナラして、西へ集落道を辿ってさ、藤川に出たんだ」、<そいで、『川は流れる』はウケたの?>、「流行歌、演歌なわけでしょ、授業で使ってくれるかなってちょっと心配したんだけど、福島先生は何も言わずに、レコード鑑賞の授業でもちゃんと流してくれた」、<へぇ~>、「音よかさ、詩が気に入っていたんさね、そのことを理由に書いたんだ」、<あ~ね>。

 
「藤川の川の流れの脇にはミゾソバがいっぱい花を咲かせてたよ」、<ミゾソバっていうんだ>、「うん、ソバの仲間、花はよく似ているよ」


<きれいだね>、「藤川の近くにコスモスがいっぱい植えられているところがあったんだ。ちょうど満開、コスモスの花越しに、ぼやけた赤城山が見えてたんだ」、<いいね!>

 

 
「こんな田舎道を抜けて、前橋ミナミ眼科へ向かったんだよ」、<道端のは柿の木だね、こっちの花は?>、「そう柿の木、たくさん実がなっているけど採らないみたい。花はね、フジバカマ、良い香りがするんだよ」、<ふ~ん>

 
<フジバカマの花ってもじゃもじゃなんだ>、「もじゃもじゃに見えるのは雌しべの先、柱頭って呼ばれる部分だ。その下に筒状の花が房状に並んでいるんだよ」、<面白いね>、「こっちはもっと面白いよ、クサギの実だ」、<小さな人形が踊っているみたいだね…>、「赤い苞が5つに開いて、コバルト色の実が飛び出して来るのさ」、<あ~ね>

 「そいで前橋ミナミ眼科に着いて、院長さんに診察してもらって薬の処方箋を改めて交付してもらって来たんだよ」、<よかったね…>

 

 
「帰りは朝倉田んぼを抜けて、前橋赤十字病院ん南から端気川沿いに出て帰って来たのさ」、<カラスがいっぱいだね>、「100羽ほどの群れに出会ったよ、農道で通せんぼされてさ」、<怖いね…>、「ちっとね…」、<朝倉田んぼは稲刈りなんだ>、「そう、もう半分以上済んでいたけど、もう一息だいね…」

 <帰りは珍しいもの見なかったの?>、「帰りはしっかり踏んで走ったから、のんびりしなかった。イシミカワの実を見っけたくらいかな」、<青い実なんだね>、「きれいな実だけど、鋭い棘のあるつる草だから気を付けないと…」、<あ~ね>。

 

 
<そいで、お薬は?>、「帰りにちゃんと薬局によってもらって来たよ」、<左端のは薬でないね…>、「そう、『meiji THE Chokolate』だよ」、<どうしたの、薬局のおまけ?>、「薬局でおまけなんかくれるかい、違わい。前橋ミナミ眼科の板倉院長さんにもらったお駄賃だい」、<お駄賃?>、「そうさ、19㎞ペダルを踏んだお駄賃だいね」、<ジジイのくせして、ずっけぇ~!>

 


遅い昼食は街の青井食堂でタンメンを食べました。今週は忙しいです。3日は大蓮寺の弁財天の年に一度の例大祭、お札を受けに参ります。同じ日にぐんまマラソン、「ひろ子」のマラソン部の皆さんへの差し入れ弁当を作ります。4日は、熊野神社の大酉祭り、熊野さまのお札をいただきにお参りします。そして5日は、渋川の三原田の歌舞伎舞台で子供歌舞伎の公演、ユキ子さんと見に行く約束です。大変です。

 

 
夕食はキムチ鍋、自分で漬けたキムチとヤンニョム使って、豚肉、豆腐、大根、白菜、春菊を煮て。おきりこみ用のうどんを入れていただきました。手前味噌となりますが、おいしいです。箸休めは、ホウレン草のナムルと紅茶豚のたち落としと菊花の酢漬けです。冷え込んできていたので、温まりました。

 先に夕食を済ませたCOCOは、ユキ子さんの椅子の上で私たちの夕食が終わるのを待っていました。体重は6.6kgです。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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