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日常の視点

不思議な形の薔薇

2008年02月20日 | 花がすき

花は私達の日常にいつもあって欠かせないものです。
毎週1回、買出しに行っているいつもの市場では、近所のお花農家さんが出荷されているお花が、ものすごく安い!

都心のちょっと洒落た珍しい種類の花ではなく、いつもあたりをみまわせばそこにあるような自然な旬の花が80円から200円くらいでたくさんあります。

今の季節だったら、チューリップ、フリージア、ミモザ、スターチス、ストック、ラナンキュラス、アネモネ、水仙、マーガレット、あざみ、梅、さくらなどがあります。
年中あって安くおろしてあるのが、バラとユリ類。カサブランカなどは、もう破格値!というくらいで、特別なときには、まっしろなカサブランカをどっさり買っていい香りと優雅な姿を楽しんでいます。

いとしまにはお花の農家さんも多いようで、バラなんかは、うちの畑の近所のビニールハウスで作っていて、ドラム缶のような大きな入れ物に毎日たくさん出荷されている様子をよく目にします。
福岡の都心部のちょっと変ったお花も出所は、意外といとしま産や八女産のものが多いようで、都心に行くとお花屋さんの場所代ともあいまって値段はすっかりと倍以上になっています。
不思議なもので、産地の「田舎(いなか)圏」では珍しい花の需要が少なく、消費する「都会圏」では普通の花よりも珍しくておしゃれな花が重宝されるという図式がなんとなく感じられます。
都心で買うお花はちょっとお値段が高いので、せっかく選ぶなら少量で変ったものを、ということになりやすいのかもしれません。そういえば自分も都心に住んでいたころはお花を買うのは贅沢なことで、なんだか恥ずかしいくらい気合いが入っていたような気もします。

そんな田舎の市場にもたまに、都心の花やさんにおいてあるような変った感じのお花が紛れ込んでいることがあります。
例えば上の画像のバラ。私はこのバラは初めて見ました。
2輪で200円。大振りなバラです。普段の私ならば、こんな大げさなバラは日常的には絶対購入しないタイプのバラだけど、その形の不思議さが妙に気になって買って帰らずにはいられない雰囲気に負けてしまいました。
イングリッシュローズの仲間なのかな?カップ咲きのようでもあるし、フリンジの具合が半端なく、品種改良途中の失敗作のように見えなくも無い。
そんなアンバランスさが妙に気になるチャーミングなバラの花。名前を知りたいのだけれど、知る術(すべ)を知りません。お花博士の田代さんに聞いてみようっと。

今日買ったお花は、このバラ2輪200円とコデマリ1束(4枝)150円。
350円で一週間楽しめるこのロケーションは人生得している気分です。





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