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日常の視点

今年のつくしん坊

2008年03月06日 | my畑


いつもはやっかいな雑草の部類に分類されるスギナくんですが、ポカポカと暖かい季節になると畑のいたるところでピョコンピョコンと顔を出している「つくし」の坊やに目がハート

別につくしを食べるのが大好き!!ってわけでもないのに、せっせとつくしを摘んでは、春の気分を満喫するのが一種春の風物詩的でその行為が私をウキウキとさせるんだと思います。
その証拠に彼も「あっ、つくしだ!そこにも!ここにも!」とまるで宝探しをするかのような気分になっているではありませんか。

つくしなんて好んで食べないくせに・・・袴を剥いて下ごしらえするのは私なんだぞ~なんていう心の声も吹き飛んでしまうくらいふたりして夢中になって採取してしまいます。

でも、まあそうはいってもわざわざ土手にいってつくし採りをするほど好きなわけでも売って稼ごうなんてわけでもないわけで、ただ単に自分たちの畑に感じる春の気配に酔いしれているような気がしないでもありません。

今年は2回畑でつくしをとって卵とじにして食べました。
私達の中ではこうやって畑の旬をほんの少量、味わって感じるのが一種の贅沢行為で、ふだんの食事や普段の畑仕事をあたりまえにしているからこそ感じられるご褒美のような感覚のような気がします。
レジャーとしてつくし採りを楽しむのではなく、日常の延長線上にレジャーが潜んでいることそのものが、すごく充実した贅沢な毎日なのだなあと色々なことに感謝の念を抱いてしまう今日この頃なのです。




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