おとりよせの参鶏湯(サンゲタン)の感想を聞いてみようと開いた今回の「サンゲタンの会」。
前菜3品の後は、韓国に行った時に買ってきたサムギョプサル(豚の焼肉)用の石のプレートで、牛肉と豚バラ肉を焼きました。
午前中に畑のこぼれダネでいつの間にか成長していたガーデンレタスを外葉から一枚一枚ちぎってきていたので、それを洗って水気をふき取り、大きなお皿に放射状に並べて、その上に大葉をのせ、セッティング。
肉が焼きあがったら大きなお皿の上にのったグリーン(レタスと大葉)のお皿の上に肉を一枚ずつ乗っけて、ケンカにならないようにひとり分がわかりやすく、食べやすくなるようにセットしていきます。
あとは自由に、葉っぱのお皿の肉ごと手に取ってもらい、上にコチュジャンやにんにく、唐辛子をのせてくるりと巻いて包んでひとくちでぱくっと食べられる健康的な韓国風の焼肉です。
提供したときに「わああっ!!」ってみんなの目が一気に輝きました。
こういう瞬間、嬉しくてテンションが上がります(笑)。
写真を撮ってなかったのが残念なくらい。
あっと言う間に焼肉も無くなりかけたので、その後は、チーズが上にとろけるチヂミを出しましたが、それもすぐさま無くなってしまいました。
とうとうメインの参鶏湯(サンゲタン)の登場です。
この参鶏湯を母の日にプレゼントしようと思ったので、みんなで試食会をしたというわけです。
参鶏湯(サンゲタン)は韓国の料理で、まるまる1羽の鶏のお腹を裂いて掃除をし、その中にもち米、棗(なつめ)、にんにく、松の実、高麗人参などの漢方を詰め込んで、お腹を閉じ、スープで何時間も煮込んだ薬膳に近いお料理です。
家ではなかなかできないし、お母さんの世代ではこういう料理はどこ食べにいったらいいのかわからないだろうから、おとりよせを一回贈ってあげれば、そのうち気に入ったら自分でもとりよせるかもしれないな、っていう魂胆です。
ただ、上の写真の通り、そのまんま鶏1羽どどん!と入っているので、最初はちょっとびっくりするかもしれませんね。
私は、おいしいもののためならば、こんなのくらいはちっとも平気なんだけど、どちらかというと男性はこういう見た目には敏感なようですね。ひいてしまう人も多いみたい。
女性は強いのだな~とそんな時に思ったりします。
この料理に特別に関心を示したのは、タカコさん。
彼女はマクロビとか健康そうなものに興味があるようで、おいしいところはないかしら?と発掘中のようです。
参鶏湯(サンゲタン)は、最初から反応がすこぶる良く、「これは、好きな味だ!」とおかわりして食べてくれました。
じつは、この参鶏湯を入れている鍋は、最近手に入れた、我が家3台目のルクルーゼ(笑)。
年末にセールでルクルーゼの鍋を買ってからというもの、使わない日はないってくらいに大活躍。
やっぱいい鍋はストレスがないな~!と思うものの定価で買えば2万円は軽くオーバーするシロモノなので、思い切らないとなかなか手が出ません。
24cmと22cmはあるんだけど、少量の料理のとき用に18cmか20cmのも欲しいなあ、、、、と思っていた矢先に20cmのが1万円以下で出ているのを偶然発見。
やったぁ!
とオレンジ色のを購入しました。
たった2cmの違いだけれども全然違います。
20cmだったら米2合を炊くとちょうどいい分量でいい感じ。
2人分だったら、これが一番便利な大きさのような気がします。
こういう半額以下の特別なチャンスはある日突然出てくるので、予算の計画が立たないのだけれど、こういう時のために欲しいものはリストにしておいていつかそれを買うための貯金をしとくべきだな、と思いました。
キッチン用品はお金がかかるけど、長く使える気に入ったものだけを長い目でみてチョイスして、料理にかける時間が少ない私たちでも、毎日楽しく食べることを楽しめたらいいなと思っています。
そのための道具は、便利で頑丈で、見た目も楽しくて食べたり作るのが楽しくなるような機能的なものがいですね。
最近はもっと良く切れる自分にあった包丁が欲しいな~と思っています。
参鶏湯の後は、私史上初めて作ったプリンの登場です。
(ひっぱるな~)