がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

6月15日は告知記念日

2013-06-15 05:20:57 | がん告知
去年の6月15日、内視鏡、食道がんの告知
がんキャリアの人が誰もそうであるように、その時のことは克明に覚えている。
疑わしいから検査を受けたので、ああ、そうか、やっぱり、と確証を得たような気持ちもあった。
これからどうなるのか予想はつかなかったけど、対処せねばならないと思った。

この夏は何も出来ないと判断して、ヨットの共同オーナーに連絡。
絶句してはいたが「治療に専念して」と。
子どもたちに連絡。
静かに受け止めてくれた。
勤務先に連絡。
「すぐに治療して、月曜日、来て詳しく教えて」

それが私の知らせるべき相手だった。
すぐに終わってしまった。

思えば、びわが樹で甘そうに熟すこの美しい季節。
そんな時期の告知であったことがまだ救いか。

庭にはグリーンカーテンにしようと植えた朝顔がすくすく、蔓を伸ばしていた。
これからわたし、どうなるんだろうなあと眺めていた。

人生で今までになかった一年だった、告知は違う生き方のスタートライン
つらいと思うことがなかった訳ではないが、そんなに悪いことばかりでもなかった。
それはわたしにとってだけかもしれない。
周囲には迷惑をかけ、こどもは本当に不安を感じただろう。
立ち止まったことは、私の生き方を変えた。
よかった、って思うことにしている。
少しゆっくりしなよ、と体がブレーキをかけてくれたような気がする。

不滅のねじ花
これは限定、我が家に置いて不滅といわねばならない。
子どもたちが小さい頃、植木鉢に植えて面白いね、と夏の間大事に育てた。
翌年からは芝の間や思いもよらぬあいた場所に生えてくるようになった。
この時期、ねじ花、枇杷の実、朝顔の苗が目に焼き付いている。




昨夜から娘が来てくれている
深夜までただ一緒に居て映画を見たり、昔からいたように、いる。
私ががんになってから、多忙な中、気にしてくれている。
ただ、一緒に居て、昔のように過ごす。
それが出来ることがありがたい。

こうして何回も6月15日を重ねていきたいものだ
強くそう希望する。
誰もが願うように、私もそう願っている。
がんはもう不治の病じゃないって信じたい。

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ショックなとき、どうする?

2013-06-13 20:53:53 | 楽に生きる
ショックなんです
ちょっとうちひしがれています。
どうしよう、どう考えよう。

ショックって、大切なものを失いそうになったり、なくしたり、自己否定された時に受ける衝撃かな。

どう、考えて乗り越えたらいいのか。

すぐにはわからない。
なので今夜はショックなまま。

みんなこんな思いを抱えてるのかなあ
人にいえるようになった時にはもう悩みじゃない。
いえない時が本当につらいものだ。

でも、そんな思いは皆一つや二つもっているかもしれない。

すごく羽振りのいい社長が夜逃げしたら借金だらけだったとか。
ばいばいって普段より少し長いお別れをしたら、黙っていなくなっちゃったとか。
皆、そうなのかもな。

がんだけがストレスじゃないよね
人は文句が多く常にストレスは100%に感じているかもしれない。
ただ、より苦しく、胃が痛いか、背中がこる程度か、あるいはフマ~~~ン、腹立つわ!といらつく程度か。

ストレスは代償行為でかなりまぎれると思う。
子供をみて特に思う。
指しゃぶり、マスターベーション、痒くなってかきむしるとか。

大人はタバコ吸ったり酒飲んだり、好きなものを食べにいったり、買いにいったり、マッサージで体を楽にしてもらったり。
もっと多様に何でも出来るよ。

それも考えつかないストレスは自分を離れて見つめるか、かなあ。

まけるな!
人間にはストレスがセットになっていると思う。
自分を責めても解決はないから、どうしようかな、と方策を考えることしか出来ない気がする。

負けるな自分!負けるな、人類!
みんな負けるな!

負けてもいいや、と思いながらも取りあえず、負けるな!と。

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雨です、休みを取り僻地を出てみた

2013-06-12 19:06:39 | 楽に生きる
休みだと、雨。休みの日は一人過ごす
雨で籠るのもいやじゃないが、所用あり、出かける。
帰りにアウトレットによってみる

一人で買い物女子はけっこういる
女子といっても年齢層は広くとらせていただきました。
意外でした。

一人で外食について
うちの母は絶対にどんなに腹が減っても、一人で店にははいれない。
私は気にならない。
娘はもっと進化系で焼き肉屋とかも平気、食べたいものを思いついたらさっと店を選ぶ。
息子も、自炊を頑張ってはいるが一人でどんなところでもはいっていける。

私は、今あまり一人外食が出来ない。
あ~~~めんどくさ、食べにいこう、のパターンが出来ない。
行くと「やあやあ」と客がとてもあたたかくビール瓶などもって次々に現れるからである。
僻地なのである。
みんな顔見知りなのだ。
それで引きこもりがち。

でも、ちょっと地元離れると好きにしても平気。

所詮都会人なのか、わたし、と思う。

今日はけっこう食べられた。
ゲッともならなかった。
お店の人にはおいしいけど、手術のあとはいっぱい食べられなくてごめんなさいという。

外食っていい気分転換になるね。

胸の傷跡が見えない服を買う
リネンのシャツなど。あちこち探して、涼しくておしゃれそうな服を買った。
明日、着よう、と思うとうれしい。

寝てばっかりじゃダメだね
すんごいくたびれてしまったが、外に出ることは大事。
早く寝ればいいんだから。

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空腹感があまりないのはなぜだろう?食には付加価値で頑張る

2013-06-11 21:20:04 | 食道がん術後
本来の私は腹っぺらし、お腹空いた~とよく言っていた
本当にねえ、空腹感ってくらくらする程あったんですよ。
早食いは苦手でしたが、けっこうよく食べていたと思います(自己認識では)

カロリー不足なのに空腹感が戻って来ない
胃がないからか?
低血糖の察知能力はついたが、何なのかわからない。

ググっても空腹のシステムは食べ過ぎな人のためだけ
空腹感を感じなくなっている。
空腹の仕組みで検索した。
血糖値が下がると空腹になる、精神的なもので空腹になるなどいろいろ出てきた。
空腹は胃には関係ありません。と書いてある。
脳によるものだって。
次に、痩せるための工夫が出てくる。

胃に関係ありますよ~
なんか、この体システム。胃が食道な体。
違うんだよね。

取りあえず、おいしさは付加価値
食はメンタルである。
人が買って来てくれたもの。
人が作ってくれたもの。
そういうものは食べる気がする。

有機豚と沖縄パインをネットで買った。
沖縄の海に潜った頃を思い出してばくばく食べたいな、と。

食べ物によって違うが、少し多く食べると吐いてしまう。
泡ばかり。
胃ではなく、腸ろうのあとがぐ~と痛みだす。

でも、負けずに食べないと。
食に疲れても付加価値とか見つけて頑張らないと。

やっぱり誤解多し
お粥がいいんじゃない?
キムチはいけないよ。
揚げ物は止めた方がいいよ。
すり餌にして食べればいいんじゃない?

これは本当に間違い。

おいしく食べたい
この瞬間をどう作るのか。
そこなんだよね。

さがす!しかない。
めげないともいう


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いけない睡眠事情、なんとかせねば、と焦りだした

2013-06-10 19:12:37 | 復職
何時間寝ているのかわからなくなっている
以前は幼児のように寝てばかりいた。
ねてもねても眠かった、術後の生活はそんなだった。

復職し、家にたどり着くと疲れてソファに横になってしまう。
好きなテレビを見ていても、途中で寝ている。

起きると、全く時間はまちまちである。

食事したり、風呂入ったりしてベッドに。

一体何時間寝ているのかわからなくなっている。

朝は緊張しているから飛び起きる
夢のなかで朝、洗濯なんかしていた日には、起きてがっかりする。
もっといい夢を見ればいいのだが、美しき夢はそうそう見ない。

朝は寝たりているのかどうかもわからない。

寝不足サイン
ひどい時は一度、朝の運転中に睡魔が襲った。

会議が眠い。

帰路はいつも猛烈に眠くなる。

どんなにつらくても二度寝を止そうかと決意するも、つかれてつかれて帰ってくるともろくも寝てしまう
そうだった、私は意志薄弱なのだった。

あるがまま目の前の誘惑に打ち勝てない私だった。
特に眠い気持ちで帰宅しているのだ、寝る。に決まっている。

一人暮らしはそこで寝ることが可能。
絶対に寝る。

時差ぼけ的な感じの毎日
深夜本当に寝よう、寝ないとマズい、と思うと目がらんらん。
で、もぞもぞ何かしだしたりするともう最悪。

タイムテーブルが壊れてますよって感じだ。

本当は昼寝を少しして、いつも通り夜遅くまで起きて、朝は決まった時間に起きればいいのだろう。
ま、このパターンも慣れれば平気かもしれない。

仕事頑張ると、バタンキュー
部活始めたばかりの中学生のようだ。

仕事に慣れるまでにはまだまだかかりそう。

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本当の休日が過ごせた、海に出た

2013-06-09 19:52:58 | ヨット
ば~らがさいた~、ば~らがさいた~

庭のバラが咲いた。
がん療養のおかげでNHKの園芸番組なんか見ちゃって(T.V.つけてること多し)
春、いい新芽のすぐ上で剪定しろっていうから、やった。
それまで野方図だった。
今年はおかげさまで木の勢いが素晴らしく大量に花が咲きだした。
いい日になりそうな気分になる。

やっと天気もよし、ハーバーへ行くことに
ヨットの共同オーナーたちは、長い付き合いだが、今回本当に感謝している。

昨夏は島巡りをしなかった。全くどこにも行かなかった。
私が病床でひがんではあまりに可哀想だと思ったのだろう。
自粛して痛みを分かち合ってくれていた。
(私がいないとやる気が失せるというかすかな説もあるが、何つうか、連帯責任みたいな意識なのだと思う、他人の病まで連帯してくれるのはみんな大人だと思う)
私の回復を待ってくれていた仲間。
スタンバッてくれていた。

久しぶりの操船、いきて帰ってよかった
久しぶりに舵を持つ。
港を出て、帆を揚げる。
エンジンを切ると海の音だけ。風の音だけ。
この時間が好きだ。

海鵜が大群でいて逃げない。
鵜のなかをセーリングする時間が結構あった。

暑くも寒くもない、本当に幸せな時間。
そういう時は幸せとも感じない。
何も思わない程、自分に近い時間。

しかし、洋上、腹痛に襲われ、少しの間うんうんいう
ちょっと容量超えて食べると1~2時間後に腹痛、下痢。
(ヨットは通常トイレと簡単な台所がある)
今食べたコメまで形のままでてしまう。
でも食べたものが全部出てしまうと、腹痛は収まる。
この体、本当に大変。
何もなかったようにデッキに上がる。
冷や汗たらたら。

隣のヨットと、お茶
私はもう空腹。
また、おにぎりを食べている。
話はいっぱい弾む。

たかが一日の海で元気をもらう
いや、半日。それ以下。
しかし、こんなに気が晴れたことはなかった。
海との距離は離れてはいない。
海はなくならない。
海時間が待っていてくれている。

わたし、宝石とか要らんわ。
美肌も。

こんな時間を過ごせれば。
きっちりうみで遊んでおれれば、よいや。

あ~~~、もっともっと元気になりたい。

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明日の明日は、明日なんだよね(今を生きよう)

2013-06-08 19:50:08 | 心のリハビリ
昨夜は激しく足がつる
またか~
足の指が反っくり返ってつり、じき、膝のしたまでつってしまう。
だんだん上にきて心臓まで来てしまうかと思った。
ちょいと寝不足。

友人がお茶しにくる
ともあり。近隣より来る。
またうれしからずや。

友人からはがきが来る
ともあり。
遠方より便りをよこすなり。
またうれしからずや

気分よく散歩に出る、友人らのおかげ
足がつるのを口実に散歩を休むことも可能。
足がつるから、運動してみようということにした。

田の道を歩く、人には滅多にであわない

緑の草のようなにおいがする。
都会育ちの私にはこの緑の植物からご飯が出来るということが他人事のようなまま来てしまっている。
田畑の面積、町歩、反歩、畝というのをいくら聞いても体に入って来ず、わからない。
田舎の人は眼で見てそれを言うからすごい。
能力の欠如を実感している。
ま、歩くぶんにはわからなくても可能。
苦労してコメ作っているということだけはわかる。



大飯くらいの海鵜が上げ潮で川まではいってきてばしゃばしゃ餌をとっていた。

シオカラトンボ!

うちの壁じゃないし、塀?でもないんだが、シオカラトンボ初見!

何も考えないのが(ニュートラル)心の洗濯
明日の明日は、明日。
私を超える大きな時間のなかをちょっといきている。
本当にしたいことは私のなかにある。

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カップみそ汁とカップスープ(抗がん治療の入院中、私を助けてくれた)

2013-06-07 19:45:09 | 抗がん治療
コンビニカップみそ汁売り場でふと思い出した
コンビニでちょっとした手みやげを探していてうろうろ。
カップみそ汁がならんでいるのに目がいった。

よく買ったものだなあ、と懐かしく思った。

抗がん治療中、喉をとおるものが少なかった
あまり食べられないと、ベリー食という献立から選ぶ配慮をしてくれる。
ベリーって何だろ。berryではない。verryでもないだろうな。
アイスクリーム、シャーベット、フルーツ盛り合わせ、カレー、ポタージュ、コンソメから選べるのだった。
カレーもそういう時は意外にいけるよと進められたがめげていた。
シャーベットとコンソメは手作りでおいしかった。
本当にコンソメは特においしく感じた。レストランの手作りだろう。

そこから少しずつ食べる意欲が出た。
何か絶対に食べるぞ、病院1Fにおりる。
レストランにはコンソメスープはなかった(いえば出たかも)
コンビニでカップみそ汁、クラムチャウダーを買って来ては食べた。

普段なら絶対買わない。
でも実によく買った。
特に好き合ったのがアサリ。(圧倒的に好き、貝が丸ごとはいっているのが面白かった)
豚汁。生海苔。
スープではクラムチャウダー(圧倒的)マカロニがはいったチーズ味。
卵とじの中華スープ。

私を支えてくれたんだなあと懐かしく感謝する(でも今は買わない、量が多すぎる)
また海外旅行にももっていった(でも今は買わない、同じ理由)

家に帰ってその頃のノートを見る
入院中のこのノートは裏表紙にあらゆるパスワードが書いてあって今ではそこだけ重宝している。
中身を久しぶりに見た。

摘出後とは違う世界だが、つらくて頑張っている私がいた。

「なんでも苦くて食べられないけど、お粥は食べられた。」
「永谷園のお茶漬けのもとでご飯は食べられた。」
「友人がフルーツいっぱい買ってくる。かなり食べた」
「娘が買って来るものは目新しいものばかり。ビスコッティを珈琲につけて少しだけ食べた」
「紙パックの野菜フルーツジュースを飲む」

ちょっとだけ私って偉かったなと思う。

生ジュースを家で飲んでいても文句を言わず、今あるなかで食べられるものを探す感じ。
添加物がはいっておろうがおるまいが必死で食べるものを探す。
そのどん欲さが偉かったと今は思う。

今日は好きだな、わたし、と思える。


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今日という日は新しいステージ(ヨット周航の友人に学ぶ)

2013-06-06 19:12:44 | ヨット
ヨットの旅
私は島巡りが特に好きである。

ヨットの旅は海を制覇したなんて言葉の対極にある。
海の機嫌の良い時に渡らせてもらった、という感じがする。
一度いったからもう知ってるよ、ということはない。
季節によっても日によっても毎回海は違う。
新しい顔で新しい旅がある。
ベテラン程、準備は怠らない。
海は言い訳は通用しない。

行く先までの距離を測り、
海流、潮流を計算する。
天気予報から風の向きや強さを予想する。
航海計画を立て、舫を解く。

自転車くらいの速度で海を渡る。
風を拾って、長い時間を飽きもせず海をいく。


海の上は気象はかなり陸よりめまぐるしく変わる。
きつい時もあるが、どうしようもなく美しい大海原。
好きな海だが、早く着きたいと思う退屈さ、しんどさ。
降りたら、また乗りたいと思うし、矛盾しているが、好きだ、ヨットが。

日本周航の友人と生存確認の連絡をし合っている
その昔、彼が始めての日本周航の旅に出た時は、もう少し役割のある生存確認をさせてもらった。
連絡が絶えたら遭難したとみなし、海上保安庁に通報するとの気迫に満ちたものだった。

その後彼は数回の日本周航を重ねている。
今回は、どちらかというと、生存確認をしてもらっているような気もしなくはない。
いや、そうだろう。
術後の私の元気のために連絡をしてくれているのかな。

友人の連絡から、思いを馳せる
毎日が違う海。

今日と明日はおんなじさ、なんてことはない。

状況は毎日違う、本当に違う。

でも、そこに一杯のヨットがあり、操船する人がいつもぶれずにそこにいる。

それは私も一緒だ
毎日、毎日が新しい風、新しい潮流があるように、私の一日一日も、毎日新しい、違う。
早朝に出航連絡をもらうと毎日そう思う。

皆そうなんだ、昨日と同じ流れの今日はない。

そう感じて今日を過ごすと、とても気持ちがいい。
今日ぼろくそだったとしても、明日は違う風をとらまえればいいや、と思える。

こんな体になっても、ヨット狂いの日々がたすけてくれているのかな
ほんと、信じたものは救われる、ではなくて
信じたものに救われる、ですか。

今後の回復を待ちながら、日々をなんとかこなしている(?)。
動けなくなってもヨットマンなのかな。
そうありたい、陸でもヨットマンとして


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ハードでもうれしい仕事観をひしひし感じる

2013-06-05 19:17:45 | 復職
人並みに働くのはかなりきつい
気持ち、意識はいろいろやりたいのだが、どうにも体が言うことをきかない。
水のなかを走っているように、やたらくたびれるだけで前に進まない感じ。

仕事を続けたいから、私生活は寝るばかり
疲れちゃって、疲れちゃって。

でも、そんないやな気分ではないんだ。

体力が落ちただけで、気持ちは落ちてないし。

人が、仕事で集まるということへの思いがある
その昔、校門が閉まるのを見たことがある。
重い音で閉まった校門、なかには誰もいない。

わたしにとって学校は生徒や職員がいて時間割で進められるにぎやかな世界だと思っていたが、
誰もいない時間、建物がシーンとしている時間があることに、気がついて、しばらく学校を見ていた。

にぎやかに仕事がはかどっていく、職場。
その活気は、かけがえなくいいものだと思う。
建物がハードだとしたら、そこで繰り広げられる仕事世界はソフト。
人がいきているというソフト。
鍵を閉めた保育園は真っ暗な建物でしかない。
子どもの成長の場所の時間とは違う。

人が集まり、仕事をしている、現象。
そこに混ざっていることが、人としてうれしいのだ。
いきてるなんてそんなものじゃないかと疲れた今日に満足している。

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一人暮らし、食べるための努力を楽しむ。

2013-06-04 19:06:35 | 食養(食べてからだをつくる)
粗雑になる傾向あり
疲れると何もしたくなくなる。
注意しているつもりでも、今日はもういいや、と横になってしまったりする。

人と食べている時は見栄っ張りだからけっこう食べている
全然食べられないと雰囲気悪くするから、なるべく食べるように努力する。
お喋りしながら食べることも食が進む。

料理は好きだ
もともと、食べることは好き。
特に好きなのは和食。そしてイタリアン、中華、エスニック。
食材では、そば、うなぎ、野菜、山菜、海藻、貝、海老、かに、タコ、魚、豚肉、牛肉と鶏肉、羊肉、パンと炊きたて飯が好物。あと、パスタ。

好きなものがいっぱいで、料理も好きだった。
小さな里芋を洗うのも好きだし、パイ生地を作るのも苦ではない。

おいしさが待っているイメージがあるからこの労働は好き。
みんなよろこんでくれる。

子どもたちもそうだ。
ヨットのランチもそうだ。
職場に作りすぎた箸休めをもっていったり。

だから、買い物も楽しい。

一人暮らし
一人だから、不味いものを食べるのは堪え難い。
こんな体になると、食べる量が減り、捨ててばかりがいや。
個食の冷凍食品やカップ麺なんてどうせ食べきれないから買う気にならない。
大根を煮ても最後は廃棄する。
捨てることが少し慣れてはいるがいい気分じゃない。

かんがえた!一石二鳥!
とりのワイン煮

とても簡単で安上がりな料理、作ったら半分は冷凍。

昨日できた牛すねシチューも冷凍。

まとめて息子に送る。

こうすると、作る喜び感が増す。
食材を買う喜びもある。

そうすると、私も食べる
食べるということはメンタルな部分が大きい。
こと、この体ではそうだ。
食欲をなくすことは簡単だが、すぐにふらふらになる。
人間ガソリンスタンドみたいな食生活は出来ない。
食べることは闘い。
豊かないい気持ちで食べられることが食をつなげると思ってる。

この体で、また自然食レストランやりたいなあなどふ、と若かった時代を思う。(もと夫がやっていてずいぶん夜中まで仕事が終わっても働いていたなあ)
妄想か。

食べるには分かち合うこと。

安上がりを目指さない。高級思考も全くないが。
きちんとしたものをちゃんと調理するのが料理。
こったものでなくても。

仕事始めてから痩せてしまって、ともかく食べる心を作ることが一番かと思う。
本気で食べなくては!と思う。

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無理に病名は言おうと思わない、リアクションがつらいんだな

2013-06-03 18:38:10 | 心のリハビリ
言いたくなければ言うことないでしょ
つらいと感じているから、言わないこともいいと思う。
一般社会では。
風邪とかでかかってもお医者様にはちゃんと伝えないといけないけど。
医師は個人情報をおもしろがる人じゃないから。

告知された時の気持ちはそれぞれだと思うが、楽しくはなかった。
それを人に教えるのには時間が必要だ。

ひとのこころのある人は根掘り葉掘り聞かない優しさを持っている
病気じゃなくて、私を見てくれるひとは優しい。

同僚たちには聞かれないからまだ言っていない!

黙って迎えてくれて、受け入れてくれている。

人格者たちだと本当に恐れ入る。

あんまり黙ってくれるものだから
「がんだったの」とだけ、いってしまった。
し~んとしてしまった。
すごくつらそうな顔をされてしまって申し訳なかった。

こういう人たちにはある程度の話はしてもいいんじゃないかとは思う。
が、言わなくてもいいのかもしれないと思う。

私に病気のタグをつける人には言いたくない
「ねえねえ、あのひとがんだって。すっごい痩せちゃったんだよ」
と、おしゃべりの話題にされるのはやだ。
まあ、今更何言われてもかまわないっちゃあ構わないが、うれしくはない。
だから聞かれても言わぬ。
聞く方がおかしい。

がんは明日は我が身、宝くじよりよく当たるんだが。

明日も社会で生きる!いきていくわたし
明日もちゃんと働いて、今日よりいい仕事の内容でいきたい。
明日もちゃんと、保険とか、支払いとかちゃんと色々なことをしていく予定。
明日も知人、友人のなかで生きていく。

だから、いきてく優先で、こんながんのことなど、なかった顔さえしてしまおうかとさえ思うことがある。
出来ないだらけだが。

そういう矛盾は、私は好きだ。

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寝るだけじゃなく、休日が過ごせた、足もつらなかった

2013-06-02 18:52:15 | リハビリ
足つりの原因の仮説
1)ミネラルの不足
2)水分の不足
3)同一姿勢が続く
4)椎間板ヘルニアの悪化

ネットを徘徊してこう考えてみたんだが。
食べられないことが1と2なんだなあ。
3と4については職業的な部分がある。
いっぱい歩いたら改善されたのか、今日はいい感じ。
腰も痛くない。
全身運動とかストレッチがいいのか?
今後の課題です。

秋の空みたいな雲

北の風が強く、からりとしている。
陽が照ると暑いが風は冷たく、強い。
毎日天気がめまぐるしく変わる(不安定だな)
まるで秋のような気さえする。

でも、窓の下にはびわが見える


やっぱり、初夏なんでしょう。

山奥のカフェで友人と会う
ゴミ処理場をさらにこえた山奥にあるカフェで友人と会う。
この頃テレビでも秘境グルメの番組があるが、まさにそんな感じ。
室内に土があり、ハーブが植えてあった。




客は皆穏やかそう~~~な感じの人ばかりだったのが面白かった。
べちゃべちゃ喋っている人も少なく、音楽もない。

700円!得した気分
ユニクロで仕事着を買う。
定価だがスタンドカラーのテレッとしたレーヨンシャツ。
レジで700円多いおつりをもらう。
「えっ。これ1990円の値札」
「今日まで700円引きです」
あらま、ラッキー!

人並みの休日が過ごせた
休みに休まず、まあ、遊べたじゃないですか。

心の充電完了です。
明日からは心して食べたりのんだりして、働くんだ~

なんかいいね。この感覚。

応援の電話が一本。
一人暮らしにはありがたい。

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6月。散歩に出てみる。このところ足がつるんだが?

2013-06-01 18:01:21 | リハビリ
6月になった、さくらんぼだ
久々に重い体で散歩に。
(ウソです、40kgに満たない、でも重く感じた)
休みごと寝暮らしているのも気が引けて、散歩に。
休みはこまめに食べてはゴロゴロ。
これもねえ、なかなかやってみるとなんて言うのか、まあ、わくわくは全くしませんね。
散歩にいかねば、と思い立つくらい「いいんかな、これで」と思うんだ。

もう季節はすっかり変わっていて、春がうまれたばかりの頃の芽吹きではなかった。
川沿いの道を歩こうと思ったが、雑草で歩けず引き返してきた。

川津桜だと思う、早い時期に濃い桃色の花をつけていた桜の木の下にいっぱい黒い汚れがある。
何だろうと近づくと、実がいっぱい落ちていた。
これってサクランボ、だよね。



ちょっと、食べてみることにする。
これは個人所有じゃなくて自治体の河川だから、いいか?
(自治体所有でも私のじゃないから泥棒なんだけど)
赤いのは酸っぱくて、黒いのはアメリカンチェリーの味だった。
すごく小粒。

誰も食べる訳もないこの時代、なった果樹は熟して落ちていく。

子どもがいた頃は季節の果物だから必ず何回かはサクランボを買った、高いなあと思いながら。

今年は食べたから(2粒でじゅうぶん)買わなくても寂しくないや。

こんなものを売ってた
散歩先の公園で2日だけお店を開いていた。期間限定で店をかりている。
お家のおばあさんが作った人形だって。




私は人形は買いたくないけど(こわいから)すてきだから見ていた。
話しかけられて、身分をまあ、明かしたんですね、地元だから。
で、ブログに載せるから、写真とってもいい?ときいたら
とてもよろこんでくれた。
地域も特定されないブログだけど。とちゃんとことわったが、うれしそうにしてくれた。

古い着物をほどいてくつったんじゃないかな。
縮緬。いい色合い。

いいね、こういう手先の仕事は、いいなと思う。

あたたかくなってから、夜ソファで足がつるのだ
夜中のこむら返りではない。
横になってテレビ見ていると足の前方がつり、足指が反っくり返ってしまう。
筋肉の疲労か?
水分不足か?(だって喉が渇いてもごくごく飲めないんだもん)

今日5km歩いたらどう違うんだろう。
ちょっと実験気分。

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