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がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

がん再発はなし、なれど重い気分になる(通院)

2013-12-17 20:13:44 | 食道がん術後
検査結果は、まあ、良好なり
よかったです。
三ヶ月後に通院。
その三ヶ月後に前回と同じ検査。


担当医が変わりました
執刀医が他の病院に移りました。
今回担当医は手術にも立ち会ってくれた医師の一人です。

印象悪かったんですが、外来では非常にやさしい。
ゆっくりわたしの状態に耳を傾けてくれるのです。

ダンピングのこと
腸閉塞のこと
体重の状態、食生活の工夫、
復職のこと。

うなずきながら黙ってきいてくれるのです。


きいてもらったら、やりきれない気持ちが湧き出てきました
誰にも言わず、乗り切ってきた不安ややるせなさ
うっかり少し話してしまったら、どっと悲しくなってしまいました。

もう元には戻れない。
でも同じように働かないといけない。
倒れると、すごく落ち込む。
生きているだけでありがたいけど、時折やるせなくなる。


わたし、こらえてたんだな
心のケアってなかなか出来きれないもんです。
維持はって頑張ってみたものの、弱っているのかもね。


症状別にいろいろ対処してもらう
なんかありがたい反面、突っ張っていた心が緩んで悲しくなってしまいました。

こんなに悲しくなっちゃうものなんでしょうかね。
自分でもびっくりです。

わからないね、人の心のシステムって。


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3歩前進2歩後退な日々(今日はジャンプで後退)

2013-12-15 18:32:38 | 食道がん術後
冷静に見ると、術後は行きつ戻りつ
最初は回復がめきめき見えるけど、退院してからはそんな顕著に見えない。
そして、よくなってきたことは強く感じず、体調の不調ばかりが目だちがち。
気分的にはストレスたまりがち。
かつてないことやっているし。

体調をノートにつけていたことで、客観的になれたかな。

よくなってくると体調が前に戻ったり。
その繰り返しなのだが、よく見ると3歩前進2歩後退の繰り返しな気がする。


今日は大ジャンプで後退
昨日はだるいなあとダラダラ。
今日はしまらなくなった風呂場の折戸を無理を言って業者に直してもらった。
この辺から激しい腹痛。
来たな。

いろいろ原因を考えるが、医師はいっていた。
「腸閉塞は何の前触れもなくくるよ」
そういう体なのだから仕方ない。
考えるのは止めてお腹にカイロを貼って休む。
ロキソニン。
痛みは背中にも。

明日朝まで続けば病院に行かないと。

よくなって、と祈る気持ち。


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よくここまで元気になれたよね、といわれる

2013-12-09 23:12:26 | 食道がん術後
多いにほめられて、ふと気がつく、そうなんだよな
抗がん治療中や術後の姿を知る上司がしみじみ
「本当によくこんなに早く元気になったよね~」と。

そうだった。
ずっと元気でいたような気になって、以前通りに体が動かないとイラッとしたりしていたのだが、そうだった。
まだ、昨秋は頭も薄いままで、食べると泡吹いて吐いたりしてたんだっけ。

そうだった、そうだった。
人って忘れやすいものね。


疲れるけど、仕事のおかげで元気をもらっている方が大きい
こどもと関わる仕事というのは、気力も体力も使うし、神経も使う。
でも、こどもに元気をもらっている。
日々育つこどもといると、生きるパワーを知らないうちにもらっている。

上司も、同僚もそういう。

楽な仕事ではないが、人間性で接する仕事。
いたらないだらけだが、出来る限り頑張っていると、いつも大きな育ちの結果が見せてもらえる。


頑張れる限り一日でも長く働きたい
今日がありがたいものだと思う。

仕事で疲れちゃうともう何も出来ないけど、いいのだ。
どこか楽に生きないといけない。
「ま、いっか」と言い続けていい加減主義にならないと。
いいんです、これで。

この体で頑張ってみます。



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調子に乗って食べたら大腹痛!

2013-12-04 23:09:06 | 食道がん術後
お昼がおいしかった
忙しいと途中でウィダーインゼリーをとることも忘れてしまう。
お腹ぺこぺこになる。

ご飯半膳
アジの開き一尾
納豆1パック
みそ汁

大好きなものなのでちょっと多いかな、と思いながら食べてしまった。


立ち上がるのが嫌なくらい痛くなってきた
左側の腹がはち切れそうにいたい

でも、じき落ち着くわ、と思うことに。

ところが、ずっと痛い。

歩く姿がペンギンさんになってしまう。
皆に気付かれて「お腹痛いんでしょ」と言われてしまう。


痛いと疲れる
本当にくたびれる。
横になる訳にもいかない。
頭悪いから、必死になって今日を終えて帰ってきた。
頭よければ、早引けする手もあったと思うのだが、ガンバリズムのわたしは気がつかなかったなあ。

次は帰ろう。


このど根性がいけないんだなあ
なかなか治らんのよ。
まあ、自覚してまいりましょ。

今はお腹いたくないです。
あったまって、寝て、ワインを飲んだらすっかりよくなりました。
お腹が動き出してほっとしています。

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風邪の症状がわからないのです&アドバイスをもらいました

2013-12-02 21:48:17 | 食道がん術後
風邪??かもしれないし違うかも
困った体だなあ。

鼻水が出るのは風邪だとわかるけど。

喉が痛いのは、術後しばしばあるから、戸惑ってしまう。

胃腸の調子の変化も、よくわからない。
食欲は体調に関係なく、食べられないですぐにいっぱいになってしまい気分悪くなることもある。


慣れてきたらわかるのかなあ
まだこの体に慣れていないのかもしれない。
この前の冬は療養生活で、術後の長い咳に悩まされていた。
この冬を過ぎたらリズムが見えてくるかもしれない。


体を温めなさいよ、というアドバイス
体重が減り、冷えやすくなっているからカイロを巧く使いなさいというアドバイスをもらった。
胃の全摘をしたサバイバーの方から。
冷えやすくなっている、冷えると免疫も落ちるし、体が動き難くなっている。

確かにそうかも。
骨身に沁みる寒さ。
足なんて出せません、首なんて出せません。
出ているのは顔と手先だけ。
このごろはマスクもする(暖かい)のでさらに露出面積は少なくなっている。
前髪はたらしているから(寒いんだもん)眼鏡をかければ耳しか出ていない。

周囲を見渡すと確かにわたしだけかも。こんな銀行強盗ファッションは。

明日から、ちょっと暖めてみます。
それで普通の人と同じになるなら。


さらにもう一個アドバイスをもらった
疲れやすくなっているから、休みなさいと。
休むって、仕事を、です。

これだけ働いているのは前の体じゃないんだから、休みながら働いて普通。

もう本当にその通りです。
つらくなって頑張るのじゃなく、休んでもいいのだと(今は)その通りかも。

風邪はつらい、寝込まないように気をつけたいものです。


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術後15ヶ月、だんだん食べる量が増えてきた!

2013-11-13 19:45:46 | 食道がん術後
総体的に食べる量が増えたような気がする
気のせいじゃないと思う。
日によって違うけど、楽しく食べられることが多くなってきた。
少し、普通に食べようとすると腹も背も痛くてうめいていた頃とは明らかに違う。

食べ方が変わったこともある。
苦しくならないか、おそるおそるゆっくり食べる癖がついた。
危ないな、と思うとひとまず箸を置く。

でも、よくなってきたなあとやっぱり思える。


楽しく食べることが大事だよね
術後間もなく、こんなにダメになったのか心底驚いた。
嚥下が苦しい。
食べた瞬間腹がいっぱいになってしまう。
むせる。

でも、いやにならないで、体を直そうの一心で少し、少しずつを食べるうち、この体にも慣れてきた。

食べられるようになると体も動かしやすくなるんだと思う。
エネルギーがなければ何をするのもつらい。
それも体の声だったんだな。
今もそういうところは大いにある、それが一番大きいかもしれない

おいしく、楽しく、感謝して。
食べることはそれが一番。

食べられないことを見ない。
残食をくよくよせず捨てる。
そういうのに鈍感になる。
仕方ないもん。


高カロリー高ミネラル高タンパクだね
高カロリー、わたしはいい植物油を多く多く摂るようにしています。
昔ながらの油。
触媒を使い高温で搾ったサラダ油ではなく、コールドプレスオイル。
オリーブオイルはいっぱい使います。
アボカドとかも。

高ミネラル、じゃことか納豆とか、チーズとか。ナッツ。
カルシウム意識したり、野菜ジュースを作ったり。

高タンパク、鶏胸肉は火を通しすぎないととても食べやすい。
わたしは鮭やアジが好きなので食が進みます。
ご飯をうんと減らしてなるべく魚や肉を多く摂っています。

糖質はダンピングが来そうになった時にけっこう摂るので普段はあまり摂っていません。

これでけっこういい感じになってきたように思います。

明日も頑張れ、わたし

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サウナ入りたいなあ

2013-11-11 22:31:31 | 食道がん術後
寒くなってくると動きが鈍くなりがち
寒いのは苦手です。
痩せていると寒さは身にしみます。

体温が下がると抵抗力が落ちるという。
薄着だと風邪をひくというのもあながちウソばかりではないみたいだ。


マッチ売りの少女か、フランダースの犬を思う程大げさに寒いのいやだ
朝の外気温が12℃くらいで騒ぐんじゃねえ!なのですが。
かえってきても家はそんなひんやりしている程のこともない。
でも、気分はそこまで飛んでしまう(軟弱ものなわたし)


サウナにいきたいなあ
サウナ、好きなんです。

まだ、傷跡をさらしてまでサウナにいく気持ちにはなれないけど、
サウナいいなあと思うのだった。

こんなことに夢を見る程焦がれるとは思わなんだ。


でも、冬になるとおいしいものいっぱい
寒ブリや寒さで甘くなる白菜やネギ。
鮭の頭の三平汁が大好物。
温かいシチューやロールキャベツ。
しっかり食べて乗り切ろうと思うのだ。

せめてお腹からあったまろう。

うう、サウナ。



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術後の体重変化分析

2013-10-25 23:53:06 | 食道がん術後
術後の体重がんばって、がんばって食べ続けていま。
いまは39.7kg(3.7kg増)
体脂肪率は16%

脂肪量は6.4kg


増えたもの
脂肪が2.8kg
その他が0.9kg

骨量、筋肉量って増えないね~
とほほじゃないか。

理想とはほど遠いがこの結果が精一杯だった気もする。


食事の量がどうしても少なくなる
喉をとおらないとか、胃がない分食べようとしてもすぐ入らなくなったり。
回数を増やしたり、高カロリーなものを選んで食べてはいる。
体重を増やすことはかなり大変なことだ。


からだを構成するものをしっかり摂らないと
からだを構成するもの。
主にタンパク質。

でんぷん質は控えている。
でんぷん質だけですぐお墓がいっぱいになってしまう。
おにぎり、好きなのですが一個食べるともうお腹がいっぱいな感じ。
他が食べられない。
また、糖質を多く摂るとダンピングが起きやすい。
カロリーは植物油を油断大敵と思って多く摂っている。

全体に小食、まんべんなく食べる、ではいけないのだ。

からだあたり必要なタンパク質、カルシウムなどミネラルは確保しないといけない。


術前の食生活の後悔
術前にわたしはもうどんどん痩せてしまった。
抗がん剤がきつかった。

当時、ゲルソン療法の大家が近くにいた。
がん細胞を倒すために塩はダメ、温浴療法がいい。
タンパク質はがん細胞を増やすからダメ。
玄米はいいが、砂糖はいけない。糖質の内容制限。

実践したらもともと痩せのわたしはどんどん痩せたし、倒れた。
塩分取らないで汗かいて入浴療法やったりしたら動けなくなった。
なおりたい一心でやったのだが、常識的に考えて倒れる。

医師である娘は大反対した。
手術をすると言うことはダメッジがあるから、今のうちにしっかり食べろと。
一旦出来てしまったがん細胞は増殖する傾向がひじょうに強いと。

彼女も当時よく家に帰ってきて、いろいろ一緒に食べた。
スッポンとかとりよせて、こんなにあっさり、ぷりぷりでからだに効く~って感じの食べ物をよく食べた。

気がついたのは痩せすぎてからだったのを後悔している。
術後の食生活を思えば絶対に、いっぱい食べた方がいい。


今後は
ダンピングとつきあいながら楽しく食べる方法を選びたい。

ゲルソンを全て否定はしない。
どこの国の食養だって精製しない主食を大事に考えたり、薄味を大事にしたりする。
そういった部分まで否定はしない。

でも、タンパク質を摂っていけないなんて絶対やらない。

おいしく食べたい、感謝して。選ばずに。

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腹痛再発

2013-10-18 22:45:20 | 食道がん術後
午後から激しい腹痛が再び
かなり控えて昼食を摂ったつもりだった。
しかし、直後からひどい腹痛。
腹全体が痛い。
どこが痛いのか特定できない。
腸は固くなって触れる。
取りあえずロキソニン。
こんなもので痛みは止まりません。

まいりました。


腸ろうの後遺症はきびしい
わたしの場合は腸瘻後、癒着の程度がひどかったようだ。
術後、がん専門病院では「腸の拡張が顕著」としか言ってくれなかった。
まあ、専門外だったから仕方ないのかもしれない。

あまりに痛く、処方されてもっていたモルヒネを飲んでも痛い。
地域の病院で腸閉塞の治療を受けた。

今回も来院すれば入院になると思う。


取りあえず、週末様子を見てダメなら考えよう
家に居ると楽なんだよねえ。
寝たら、なおるかもしれない。
甘い考えをいつも本気で思うわたし。

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台風で、イレウスも来た

2013-10-15 23:41:59 | 食道がん術後
昼食が、けっこう食べられた
食べ始めに吐きたくなったが、お喋りしながら気を紛らわした。
そうしたら、けっこう食べることが出来た。
自分でもびっくり


その後、激しい腹痛
脂汗。
婆さんのように腰をかがめて歩く。
それでも様子を見て事務だけはとって時間まで働く
帰宅後は横になって過ごしている。
また来た。
台風じゃ、緊急外来にはいかれない。
行ったところでロキソニンと絶食、点滴。
ひたすら、テレビ眺めながら気を紛らわせて横に。


けろっと腸がとおってくれ!
放散痛が背中にくる。
頼むからなおってくれ。

台風の雨音が激しくなっている。
一緒に痛みをつれてって。



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食後がつらいのです(腸瘻後の癒着)

2013-10-05 23:59:40 | 食道がん術後
一年経っても量は無理
量は食べられません。
カレーなど、皆が早く食べ終えてしまう料理の時など、気まずくなる程おそメシです。
料理の質に変わりなく、食べるのに時間がかかります。
喉に引っかかった感じにならないように、少しずつ食べます。
気取ってるんじゃないんです。
もう、食べるの大変。
で、すぐお腹減る。


食べる量は腸の痛みで決める
けっこう食べられる日もあれば、少しで逆流しそうな日もある。
これはなんなのだろうね。

ゆっくり食べていると胃じゃなくて左側の小腸が張って痛みだす。
けっこうつらい。
ばあさんのように腰をかがめると少し楽。

そんなに喰うなと言えばそうなのですが、
食事休憩時間は幾度も取れない。


夕食後は横になって過ごす
寝ちゃうと楽です。
すごく体力使うんだ。
昼ご飯のあとなど事務とりながら睡魔に襲われる。
消化に全体力を使われちゃってるという感じ。

胃というものがどんな働きをしているのか、わたしはよくわかる。
一定量をプールできるということがとても重要なことだと思う。
胃酸が大事なこともよくわかる。
わたしは食中毒にならないように以前以上に神経を使っている。
皆あんまり噛まない。
胃があるから。
わたしはそうはいかない。
あとが恐いから。

消化器官が障害者だからけっこう大変だ。


幾度も腸閉塞の痛みを経験して気をつけている
何の前触れもなく痛みがやってくる。
どんな痛み止めも効かない痛さ。

手元にあるのはロキソニン。   
術後に頂いたオプゾと言うモルヒネも効かない。(もう賞味期限切れかな)

野菜をあまりとらない、(繊維の多いもの)
柿を食べない、タンニンがいけないそうだ
こんにゃく、タケノコ、ごぼう、厳禁。
とにかく繊維質があまり良くないと聞く。


年寄りの腸閉塞が冬場多くなるのは鍋物の繊維質も一因だと聞く。

野菜好きなわたしはジュースにして繊維を捨てたり、
トマト、キュウリなど繊維質の少ない野菜を心がけている。


お腹が凸凹になる
腸に引っかかっているところがいつもちゃんとわかっちゃう。
医者に教わったマッサージをする。
「皮膚をなでてもダメですよ、ぐっと腸を流れに反って押す。手で狭いところを押し流す」
けっこう時間かけても動かないんだなあ。


ま、文句は言えないんだけど楽ではない
生きていられるから文句は言えない。
そう思っているから文句は言えない。
いいじゃん、からだの傷はこうして見えるから。
見えない心の傷なんかわからないから。
なら、こっちの方がいいや、などと思うのである。


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食事に時間がかかります

2013-09-25 23:29:37 | 食道がん術後
たくさん食べないけど、時間がかかる
飲み込みづらいこともある。
お腹が痛くならないか気にしながら食べていることもある。
左腹が張ってくる。
飲み込んだあと圧を感じて吐いてしまうこともある。

何ともなくすっと入ることもある。

ドキドキしながらゆっくり食べている。


昼食は半分くらい(給食を頼んでいます)
一概にいえないんですが、もう少し食べられることもある。
食事って、献立により容量に差が結構あるのです。
おでんやうどんはどうしても残が多くなる。
なるべく汁ものを控えている(ダンピング予防のため)けど、本来好き。
カレーうどんなんかだとどうしてもつゆを飲みたくなってしまって左腹が痛くなりがち。
ダンピングも起こりやすい。
揚げ物(そんなに好きじゃなかったけど)のおかずだと少量でもカロリーが摂れて助かる。
しょっぱい味付けだと喉が渇いて困る。
水分が入るとお腹が~~~~
マイビニール袋に残食を入れ、作ってくれた人に見えないように捨てています。


回転寿司
外食で、軽いものとして大いに気に入っている。
会計の際、申し訳ないような気がするが店員は気にしていないみたいで助かる。
こちらは頑張って2皿じゃ悪いと3皿食べているんだが。
寿司屋ではむっとされてしまうし、病名を話す気もしないから行きづらくなっている。
残念ではあるけど、このごろの回転寿しはなかなか捨てたものじゃない。
このスタイルはいいなあ。
小食の人には助かっちゃう。


トータルで栄養が取れればいいか
さんま塩焼き
栗ごはん
キノコ、里芋、にんじんの吹き寄せ煮

これを一緒に頂けたら最高だが、無理なので
今日の夕飯は仕方なくさんまのみ。
焼き魚を残してもいいんだが、残すともう食べない。
残す時は「今度食べる」と思うのだが、絶対に食べることはない。
なので、さんまを食べちゃったらもう何も入らない。
それも30分くらいかけて頂かないと食べられないのだ。
もう、心に残るこの秋のサンマである。
ありがたいしおいしいとも思って旬のものを頂いてはいる。

明日、煮物とご飯を食べればそれでいいや、と諦めている。

普通じゃなくておかしな食卓もいいにしよう。


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退院一周年(闘い本番スタート)

2013-09-13 20:16:03 | 食道がん術後
昨年の今日、退院したのだった
食道がん術後、17日。
当初、4週間位といわれていたので、すごく早い退院である。
管が取れて9日後。
主食が全粥になって6日目。
お粥と実のないみそ汁、崩し豆腐の卵とじくらいの食事だった。
量はままごとサイズ。

ナースに「ベッドがいっぱいだから、早く出て」という言い方をされてひじょうに驚いた。
自信は全くなかった。
けっこうみんなそんな風に言われていた。
「家に帰っても一人ですから」などとそれから長く居座る人が多かったのも見ていた。
が、わたしは居心地が悪くなってしまい、あわてて迎えを頼み、退院した。

より重症で、ベッドの空きを待っている人がいるんだから、家に帰ろうと素直に思った。

平日だったがヨット仲間がクルマで迎えに来てくれた。
この後連休があり、当時研修医だった娘も飛んで来て、家を夏休みで守っていてくれた息子。
皆で過ごすことが出来たのがお祝いだった。


連休明けて保育園に生きて帰った挨拶に行く
本人は生きて帰ったことをまず伝えようと、嬉しい知らせである。
息子の運転で、息子に手を引かれてこけこけ歩く。
職場の皆が迎えてくれた。
嬉しいというより、月にいったようなフワフワ感であった。

やさしい皆は、痩せたとか、だいじょうぶとかは一切誰も言わなかった。
大変だったね、待っているよ、と、貴重な時間をさいていてくれた。

すごいギャップだった。
戻れるのか自信はからっきしなかった。
みんな元気という体臭をムンムン放っていた。


10日後から一人暮らしのリハスタート
何も考えず、その日を暮らしたので当時の記憶は薄い。
食べようと努力し、にんじんジュースしか野菜は摂れず、それでもクルマで出歩く用事も済ませていた。


もう、面倒腸ろうをすごく早く抜いてもらう
26日、退院後13日で腸ろうを抜いてもらった。
かなり無理はあったかもしれないが、いやでいやで仕方なかったのだ。


当時を振り返ると
ばかだから、ゆっくりした時間に癒されていた。
本も読めてよろこんでいたし、夜遅くまでドラマ見たり、映画見たり。
日頃出来なかったことがやっと出来て意外によろこんでいた。
自分のからだが変わったことも理解し始めて、ま、そっか、と思った。

働くまでは好きにしておれば良い訳なのでこのからだに対するストレスは、家におればあまりなかった気がする。
じきなおるんだろうという安易な予想もあったし。


思い出せないくらい遠い、長い一年、人生濃縮
長い一年だった気がする。
よく、こうしてなんとか働けているよな。
ひじょうに重いハンデをもってしまったので、これを抱えてこれからも生活することは楽ではない。
でも、大したことないかもしれない。
まだまだ新しい風が吹いてわたしを替えてくれると思う。

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心にもおいしい水とおいしいものがほしい

2013-09-10 19:17:01 | 食道がん術後
本当に最新の問題は答えはまだない
日々そう思う。
何しろ、こうすればいい、と答えがちゃんと確立していることさえちゃんとクリアできないことがある未熟なわたし。
感情が邪魔しているんだと思う。


未知なこと、かつて体験したことのない問題には、私たちは答えをもたない。
でも、立ち止まる訳に行かない。
今、今、今、どうするの?と方向を探すしかない。


昨夜はインターネットに糸口を求め、朝寝坊する
昔、学校で一切口をきかない子がいた。
そのこの家の前を通ったら、大声で歌を歌っていてびっくりした。
喋ったりうたったりできるんだと驚いたものだ。

そういう子がいるものだからどうしたらいいのかインターネットを徘徊していた。
緘黙症とアメリカでは積極的対処がなされているというところまではたどり着いた。
本人の気質的障害ではなく、社会性の問題、対人恐怖症に似たもののようで、
早期の治療がないと固定するという。
具体的にどうしたらいいのかはどう探してもなく、ぐったり疲れてしまった。
無能だなあ。
そう悩んで寝たら、朝寝坊した。


それだけでけっこういい感触
悩むと、今までの自分を止める。
接し方がかすかにでも変わるとこどもは気がつく。

するとこどもがいい反応を見せる。
言葉は出ないも、笑顔が増えて、可能性を感じる。

本人が悩んでいたことがわかる。
黙りたくて黙るのではない、問いただされることも怖い。
皆が怖い。

一番になれば得意で自分を感じられるがそれ以外は全部いやという完璧症も納得できた。
生き難い子もいるものだ。

ふと自分に重なる。


元気元気と言われて元気になんかなれない
ものを食べるのがへたくそになり、栄養失調になり、しばしば低血糖になってしまう体。
下向けば消化液が逆流してくる。
こんな体で生き生きと生きろと言われてもむっとする。
病院に文句はないが、心のケアまではしてはくれぬどころか、栄養指導もない。
そこまで手が回らない。
このがんは少ないからだろう。
年寄りが多くかかるので若く罹患するがんと扱いも違う。

本当にケアが必要なのだと思う。

生きがたさをもったことの受け入れ、
頑張らなくてもいいし、悲観しなくても良いと言う気持ちにであわないと笑えない気がする。


この世の中といつまで繋がっていられるのかなとふと思う
今日はこうして働けた。
いつまでつながれるんだろう。

7年後のオリンピックをよろこぶ人たちの画像を見る。
彼らはまだ自分の命はまだまだ続くと疑いもない。
わたしは少し違う感じをもっている。

たまたま今日まで生きて来られたラッキーさだと思う。


食道がん術後を生きるケアを手探り
心のケアもしないと、何も出来ない自分を持て余す。
自分の症状を客観的に理解して受け入れるのはわかっているようで時々ワカランチンな自分になる。
行きつ戻りつして見つけていくしかないのか。

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食道がん術後一年の症状

2013-09-09 17:52:12 | 食道がん術後
嚥下はまだむずかしいところも
ほんの少しずつお上品に水分を飲む。
なので長い時間かけてだらだらのむ。
息子が帰って来て一気に生ジュース180ccを飲んだりすると仰天してしまう。
真似したら苦しさと痛みで吐き出してしまうだろう。

食事もほんの少しずつ、噛んで噛んで噛んでようやっと飲み込む。

すっと飲み込める時もあるが喉に違和感、詰まったような感じがして苦しい時もある。
これは術後より飛躍的に一定程度まで改善されたがあるところでわたしは打ち止まっている。


食事量は少し増えたが少ない
腹が苦しくなるのであまり頂けない。
ものを捨てることにも一年経つとなれる。
仕方がない。
急に食べられなくなることもある。
この辺の仕組みはわからない。


下痢
消化器が不完全なため、下痢しやすい。
わたしの場合、便のにおいも便というより三角コーナーに生ゴミを少し置きすぎたようなにおいで、通過してる感が情けないこともある。
幼児の便の方がよほど便らしく臭い。
おならも臭いことが無くなっている。
あくまで一年間のこと。


傷跡はまだ痛かったり、つれたり、痒かったり
帝王切開術の後と変わらない気がする。


胸の傷跡のしびれ感はずいぶん改善
一本神経を潰したというあとの感じ(麻酔が覚めかけたようないやな感じ、歯科医で体験した感じにそっくり)はすごくよくなって来ている
わたしの場合、咳ももう、だいじょうぶ。


低血糖のダンピング
ずっと続いてはいるが、食事内容を気をつけたりすることで乗り越えている。
また、来るな、というのがわかるので対処(チョコ、蜂蜜)している。
気を許すと出る。


足がつる!
ミネラル不足、水分不足の所為だろうか。
けっこう多発。


からだは栄養失調
子牛のシチューや手羽先など食べていても、量が少なく、消化し切れていないから体重は一年間増えていない。
どう頑張っても40kgの目標にならない。
手足の細さはすごいと思う。
もともと痩せだったわたしだが人はこんなに痩せるのか、と思う。
筋肉量はがん後大幅に減ったが少しずつ改善傾向、
骨量は減り傾向。
肌はしわしわっぽくなって来た。
加齢もあるが、一気にこんなになったのでこどもがびっくりしている。
甘えて膝に乗って来て「先生、どうしてこんなになっちゃったの?」腕をなでて素直な目で聞く。
大人は遠慮して言わないが、こどもは言う。
「病気したからだよ」
こどもはすごく複雑な顔をした。
「だいじょうぶだよ、もう保育園に戻って来たからね」
と、過ごすが、こどもははりはりだった皮膚のしわしわ感を気にしていた。
そっと手を寄せてくれる優しさ!
なんであいつらってこんなに心が豊かなんだろうな。


栄養失調だといい考えが浮かばない
疲れやすいし、つらい。
本当に大変な環境。
ともかく、食べることしか改善はないと思う。

出来るだろうか?


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