月に一度しかない竹久夢二記念館の館長さんの勉強会
ここ数か月間お休みしてしまっていたので、今回はとても楽しみに参加させて頂きました
忙しい時こそ、この勉強会は参加しなければなりません、なぜなら…ここで得るものは日常では決して得られないものだからです
忙しない日々を送る中、荒んだ心を洗い、自分自身を見つめなおす事で、
感覚感性が研ぎ澄まされていきます
台風の影響も無く、お庭の苔が日のひかりに一層映えてキラキラ輝いていました
エントランスの生け花は紫陽花
「〇と直線」の美、ですね。
今日の掛け絵は『醍醐の居』
残念ながら写真撮影は禁止なので掛け絵をご紹介できないのですが、
私はこの絵をじっと眺めていて、夢二の自画像なのではないか・・?と思いました。
醍醐とは、『仏教の最高真理』です
醍醐の居・・・・
波乱万丈で51歳という短い生涯の幕を閉じ、
彼自身が余生はこうあって欲しい・・・と描いた絵のように思えてなりません。
そして同じ空間に飾られていた小さな茶碗
一見、萩焼きのように思いがちですが、300年前の朝鮮の茶碗です。
何となく歪んでいる感じがとても美しく、
曲線美が実に味わい深い趣のある茶碗です
最後は珈琲を頂きながら俳句を詠みました
俳句は無形芸術、
歌と同じです
私はここで学んだ事を必ず歌に生かし、
多くの芸術家たちが残した作品を継承して行くということを使命として
日々、ひたすら勉強・・・勉強・・・・・