有田焼白磁 人間国宝 井上萬二先生の卒寿を祝う会にて演奏をさせて頂きました。
先生は女性の和服がお好きだとお聞きしていたので、白磁のような白いきもので演奏させて頂きました。
パーティーの前に銀座和光にて開催中(6月10日迄)の白磁展を鑑賞。
青緑がかった透き通るような白、そして数ミリも狂いの無い完璧な曲線‥‥花瓶も茶器も上品な曲線と優しい曲線美がシンプルでありながらも圧倒的な存在感を放っていました。
井上萬二先生、これからもお元気で日本の美の真髄を伝え続けてください。
ピアニストの仲道郁代さんやジャーナリストの櫻井よし子さん、元文化庁長官の近藤誠一さん達と
ピアニストの仲道郁代さん
元文化庁長官の近藤誠一さん
そして、今回のお話を頂いた古野間夫人(写真右)は各国大使館でのコンサートをプロデュースされている川島佳子さんからのご縁です。
衆議院議員 山本幸三さんからお祝いのご挨拶
The Tokyo Women's Club
110th Anniversary Celebration
世界各国の大使夫人方も多く参加され、林優子会長の挨拶に続き、高円宮妃久子殿下の完璧な英語によるスピーチと周囲を優しく包み込むような笑顔に心動かされました。
他、多くのVIPの方々もご列席で、地元高崎ではよくお会いし、お話させて頂く機会も多い参議院議員 中曽根弘文夫人の真理子様のお姿もありました。
また、デヴィ夫人は３年前 八芳園でのディナーショー以来、久し振りにお話をさせて頂きました。
そんな中、心震える感動のひと時を与えてくださったのが、高崎出身、世界で活躍するピアニスト「金子三勇士」さんの演奏です。
世界のVIP夫人方の前で力強い堂々たる演奏ぶりに会場は一瞬にして彼の世界観に引き込まれ、テクニカルに関しては言うまでもなく、音と音の空間(聴こえてこないオト)に彼の芸術的表現の魅力を感じました。
「ショパン：ノクターン 第20番 嬰ハ短調 遺作 」
短調から始まり、最後は長調の優しい和音で静かに終わります。
英語で曲の説明をしてくださり、愛と平和を願う気持ちが、最後の和音とともに微笑みとして伝わりました。
心穏やかに‥‥
深い幸福感に包まれたひと時でした。
