ダウン症のムスメと母のマイペースな日常

ダウン症のムスメとの日々を中心に、いろいろ書いてます。最近はキャンプ備忘録のようにもなっているとかいないとか・・・

運動会 その3

2021年10月12日 | 育児
いよいよ本番。

通常級の子に交じると本当にひときわ小さい。小さくて目立つのですぐわかります。

最初は運動会の定番種目「台風の目」と「玉入れ」を融合させたハイブリット競技。これでも練習の時は足がしょっちゅう引っかかったり、いろいろとあったみたいですが、通常級の子が「棒をもっと低めにして飛び越えやすくしよう。」など提案してくれたようで、本番はなんとかソツなくこなしていました。

まずはひと安心。
そして肝心のリレー。

運動会前の先生からの電話でリレーの際のムスメの対応についても相談があり、結局、ムスメがバトンを受け取った後は先生がバトン受け渡し地点近くまで先回りしてそこからムスメに声をかける作戦ということでお願いしていました。

「ちょっと目立ちますがいいですか?」と言われ、「全然いいです~!」と話していました。

やはり一人で走るのはなかなか難しいらしく、併走という案もあったようですが、なんとか先生の姿と声援だけで走れそうだというところまで持ってきたようでした。

そして本番。

そもそもがムスメのチームが遅くてですね、ムスメがバトンを受け取った時には既にぶっちぎりの最下位でした。なので、我が子だけのせいでビリってわけではないという意味で気はラクでした(笑)

走る直前まで先生が付き添っているのが見えました。

おぉ・・・頼むよ・・・とにかく普通に走って・・・

祈るように我が子の背中を見ていました。
そして、ムスメがバトンを受け取りました!!

それはそれはいい笑顔で楽しそうに、そして思いっきり走っていました。最下位だろうが何だろうがとにかく楽しい!!という感じです。見ている私も思わず笑顔になってしまいました。ムスメはどんな状況でも楽しめる才能を持っていて、そこは見習うべきところだといつも思います。

とりあえず本人が持っている力は出し切れたように思います。

そしてその後、撮った動画を確認したのですが、先生の姿がないっ!!

本番は本人に夢中で気が付かなかったのですが、先生のサポートがなくても走れたのです。

先生はきっとその時の様子を見て先生がいなくてもイケる!と思ってくださったようです。

全然走らないところから始まり、たった一週間の練習でよくここまで出来るようになったなぁと成長を感じました。

100点満点の運動会だったと思います。がんばったね!

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