お気に入りのバンドGO!GO!VANILLASは相変わらずパワフルで、ロックで、ノリノリで最高でした。ライブを見ながら、ぴょんぴょんと飛び跳ねて、盛り上がるムスメを見ていると、同じものを楽しむことが出来る幸せをしみじみと感じてしまいました。若い子達に混ざって、思う存分楽しませてもらいました。多分ですが、あの場で見ていた人の中で一番楽しんでいた最高齢ではないかと・・・(笑)
そして盛り上がり過ぎた50代のおばさんは、終わってからしばらく放心状態でした。ムスメも同様で、親子共々パワーチャージして復活するまでに思いのほか時間がかかってしまいました(笑)
お昼ご飯を食べて徐々に復活し始めたところで、もう一つのお目当てバンド、スーパービーバーを観にステージ前方へ。ムスメはバニラズが終わってからはお疲れモードでもう既に一日終わったような様子で、ビーバーも前方には行かない・・・と消極的だったのを説得してステージの方へ連れ出しました。始まるまでぐずぐずテンション低めだったムスメですが、いざ始まったら我々より盛り上がってジャンプしたり、踊ったりしていたのが笑えました。音楽の力はすごいなぁ・・・
そこからまたムスメも元気を取り戻し、「WANIMAも見たい~!」と自分から前に行きたがり、積極的に楽しんでいました。
お気に入りバンドだけでなく、よく知らなかったバンドの演奏も前方に行って聴いていると、会場の一体感を味わえて、すごく楽しめました。声を出して歌うことは禁止されていましたが、手を振ったり、ジャンプをしたり、十分に盛り上がることが出来ました。
そして、こんな風に楽しんでいる時間がいつまで続くか分からないと思うと、もう心の底から「今」と楽しまなければ!!と言う気持ちになり、とてつもない尊い時間に思えて、幸せ過ぎて泣きそうになりました。
フェスはやっぱり体力消耗するし、年齢的にも今後何回も行けるものではないと思うので、それだけに今回行けたことはすごく大事な宝物になりました。もしかしたら来年も行けるかもしれないけれど、行けない可能性も十分にあるという年齢になっています。病気をすることもあるだろうし、自分は元気でももしかしたらばぁばの介護でフェスどころじゃなくなっているかもしれない。そんな状況の中で楽しむフェスというのは毎回毎回奇跡に思えます。
ひとつひとつ大事な経験として心の中に刻んだ一日でした。