白瀧杯の解説会のお知らせです☆

昨年、加藤桃子さんがプロに勝って話題になった「白瀧あゆみ杯」。
今年も、フレッシュなメンバーで行われます。
その解説を、私と熊倉さんでやらせて頂くことになりました！
６月９日（土）です。

詳しくはこちら

熊倉さんとは何回かお話したことがありますが、
ほんわかとした明るい感じの人ですので、
きっと楽しい解説会になると思います。
皆様お誘い合わせの上、
お越し頂けると嬉しいです（＾＾）

出直し

対　伊藤真四段戦

相手のデビュー戦。
自分が新四段になった頃を思い出し、
気合が入りました…が、
あっと言う間に敗勢に。



第１図は、先手の僕が馬を作った場面。
（僕が先手番です）
普通ならこの馬は簡単に死ぬことはないのですが…。

第１図から、△５五飛！　が好手。
△９五香を防ぐ▲６五歩に、
△５四飛であくまでも９筋を狙います。
先手は△９五香▲同香△９四歩の受けがないのです。

以下は見所なし。
２八飛が働かないのが痛すぎます。

なお、この将棋は産経新聞に掲載される予定です。

対　武市六段戦

久々に後手番で横歩取りを採用。
しかし、駒組みのセンスが悪すぎて、苦しい形勢に。



第２図は後手が△７二銀と立った場面。
（僕は後手番です）
この銀を５四まで活用できればと思っていたのですが…。

実戦は、▲８六飛！　で敗勢に。
このぶつけはやってこないと思っていたのですが、

（△同飛の時に、
　▲同角は△６六歩が厳しい。
　▲同銀は形が歪むのでやりづらい）

それでもぶつけられて、参りました。
△同飛は▲同銀で、
次の「▲３四歩△同銀▲６四飛」が痛すぎるのです。

実戦は泣く泣く△８五歩と辛抱しましたが、
あとは見込みなし。

もっと強くなりたい。
そのために、また出直しです。