上野オンライン将棋教室ブログ(横浜西口大人将棋教室)

平成31年1月から開講している横浜西口大人将棋教室のブログです。現在は上野オンライン将棋教室も併せて開講中です。

改善

2007年10月28日 | 対局
対 中原永世十段・名誉王座

一手待つか、それとも攻めるか。
間合いを計る技術が、まだまだ足りない。

問題は第1図。



ここで▲1六桂が悪手。
タイミングが悪すぎた。

以下、△3三金上! で失敗。
正しくは、一回▲7九玉と溜めるべきだった。

この後はいいところがなく完敗。
次は正しい判断をしたい。
コメント (6)
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2007年10月20日 | 将棋関係
明日は、大和証券のネット将棋のページで、

「羽生ー谷川戦」があります!

今、「東軍VS西軍」という対抗戦がありまして、その最終戦。

夜8時対局開始、
アドレスはこちらです。
(初めての方は、すごく簡単な会員登録があります)

僕も早めに帰宅して観戦する予定。
やっぱり、この二人の対戦こそが、

「ゴールデンカード」

という名前にふさわしいような気がします。



最近は少し時間の余裕が出てきたので、
いろんなことを考えています。

自分の人生をどうしたいのか、
そもそも、どんな状態を自分は幸せだと感じるのか。
自分の将棋は今どんな状態で、
どこをどうすれば強くなるのか。
楽しんでもらえる観戦記を書くためには、
どうすればよいのか。
・・・締め切り前に苦しまずに余裕を持って出すには、
どうしたらよいのか(笑)

ところで、将棋世界を読んでいる方に、
伺ってみたいことがあります。

僕は今、「竜王戦のページ」を担当していますが、
感想や改善点の指摘等をコメントしてもらえたら嬉しいのです。
今よりもいい文章を書くために。

コメント (7)
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向上

2007年10月04日 | 対局
C1 対 阿久津六段

僕はこの局面で考え込んだ。



今、▲7七桂と跳ばれたところ。

(僕は後手番です)

ここでは▲7七銀が普通で、
以下囲い合って一局。
それを良しとせずに、作戦勝ちを狙った積極的な姿勢だ。

ここで大事なことは、

1、▲6五銀という一見無理気味な手が、
  どの形なら成立するか
2、▲8六歩と突かれて、銀冠に組まれた後の進展

最初は▲6五銀なんて無理だろう、と簡単に考えていたのだが、
△同銀▲同桂に△6四歩と打てないので、
(▲7五銀がある)
ひねった殺し方をするしかない。
だから後手としても、
指し手がかなり制限されていることに気が付いた。

第1図では△3三銀が一番自然な一手。
でも少し読んでみると、
上記の順の後に、▲1五歩からの端攻めが嫌味だと思った。
飛車が8四なので▲6六角という筋も残っている。
端攻めをされる可能性を念頭に置いた場合、
銀は2二の方がいいこともある。

結局、90分考えても、
何が正解なのか、分からなかった。
実戦は△6三金とバランスを重視して指したが、
玉が薄くなるのがたたり、いいところがなく負け。

分からなかったことが分かるようになるのが、
将棋に限らず、嬉しい瞬間だと思う。
一つ一つ、確実に理解していきたい。
コメント (7)
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