上野オンライン将棋教室ブログ(横浜西口大人将棋教室)

平成31年1月から開講している横浜西口大人将棋教室のブログです。現在は上野オンライン将棋教室も併せて開講中です。

にらみ合い

2016年12月24日 | 対局
棋王戦 対石川七段

相振り飛車の珍しい戦型になった。
長い序盤戦で、局面は進展せず、持ち時間だけが少しずつ減ってゆく。
それでも、自滅だけはしないように、粘り強く指すことを心がけた。

苦しい形勢を耐え続けて、ようやくチャンスが来た、と思った時には、
残り時間が10分を切っていた。
そこから一気に局面が動き、最後はなんとか寄せ切ることができた。

自分の技術を磨き、少しでも良い将棋が指せるようにしたい。
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認識の誤り

2016年09月22日 | 対局
王座戦 対小林宏七段

珍しい相振り飛車に。こちらは三間に振り、穴熊にがっちりと固める。

相手の猛攻が始まり、攻め切るか受け切るかという展開になった。
なんとか受け切ることができたかも、と思った瞬間、
全く読んでいなかった手を指され、攻めがつながり大敗。

そもそも序盤の指し方に問題があった。
相振り飛車は特に、駒がぶつかるまでが重要である。
今回得たものを生かして、次の対局に向けて準備をしていく。
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真の敗因

2016年09月01日 | 対局
王位戦 対岡崎六段

横歩取り。相手の趣向で、最新の定跡とは似て非なる形になった。

仕掛けから丹念に読み、読み筋通りの局面を迎える。
そこで、予定の手を指そうとしたところで、
とんでもない読み抜けに気が付いた。
気を取り直して善後策を考え実行したが、
その後、棋勢は好転することなく、惜敗。
と、局後はそうした認識でいた。

ところが、家に帰って考えてみたら、そうではなかった。
読み抜けがあった、と思った局面が、実は悪くなかったのである。
相手にとって絶好の捌きを、あえて指させる順が正解だった。
それなら、そこまでの指し手に問題はなかったようである。

今回の経験を、次局以降に生かしていく。
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横国将棋サークル若葉会での指導、再び。

2016年08月13日 | 対局
今年2月の初回から約半年。
再び、若葉会での指導に伺いました。

今回は会場の都合で、
先に講義を行い、その後に指導対局、という流れでした。
講義する場所は学内の図書館の会議室です。

横浜国大は横浜駅からそれほど遠くないところにあるのですが、
図書館のあたりはまさに森の中! という感じです。
(噂によると敷地内でタヌキの目撃情報もある)
少し前には、某ドラマの撮影にも使われたようです。

講義内容は、序盤の基本戦術から、
最近流行の戦型まで、幅広いものでした。

続いて、場所を変えて指導対局。
前回と同じく、3グループに分けて全員と指導対局を行いました。

…明らかにレベルが上がっている、と感じました(特に女子)。
皆さんが頑張ってきた様子がなんなとく伝わります。
また、平手で相当に研究を重ねてきたことが分かる人もいました。
(私が公式戦でこの手順を使わせていただくかもしれません)

指導対局を終えた後は打ち上げ。
そもそも大学生とゆっくり話す機会はほとんどなく、
楽しい時間を過ごさせていただきました。

またの機会を楽しみにしております。
若葉会の皆さん、ありがとうございました!
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複合的な要因

2016年07月31日 | 対局
竜王戦 対田丸九段

戦型は居飛車の力戦形。
開戦後、一旦局面が収まり、その後は長い序盤戦が続いた。

少し苦しい形勢を耐え、ギリギリの終盤戦に持ち込み、
これはいけるかも、と手ごたえを感じた。
しかし、相手の普通の一手を見落とし、
一手ばったりで負けにしてしまった。

今回のミスは初歩的なものだったが、
原因を考えると複数の要因がある。
一つずつ、淡々と改善していきたい。
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準備

2016年07月20日 | 対局
上州YAMADAチャレンジ杯 対高見五段

横歩取りの最新型から、激しい戦いに突入した。
少し足りないか、という場面からギリギリの攻防を続け、
こちらも追いすがったが正確に逃げ切られた、という感じだった。

感想戦をしていると、準備の段階で差をつけられていたことがよく分かった。
結局、盤の前に座るまでが重要なのである。
毎日を、淡々と過ごしていきたい。
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初心

2016年07月15日 | 対局
朝日杯 対松本六段

角換わり、流行の戦型。

一手一手の選択が難しい展開を抜け出し、リードを広げる。
そして、勝勢から、勝ちを3回も逃して負け。
…と思って帰宅して考えてみたら、全くそんなことはなかった。
いずれの変化も難しく、そもそも優勢かどうかも怪しい。

自分の至らなさにがっかりすることもあるけれど、
歩みを止めない。それだけを意識して進んでいきたい。
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楽観

2016年06月22日 | 対局
叡王戦 対中村亮五段

相手の石田流に対して、端の位を取って持久戦を目指す。
しかし、相手の速攻順が厳しく、簡単に作戦負けになる。

それでも、作戦負けを耐えて、なんとか形勢をひっくり返すことに成功する。
これはいける、と自信を持っていた終盤戦で、
今度は逆に徐々に差を詰められて、気が付いたら抜き去られていた。惜敗。

準備が足りず、勝ちになった後の詰めも甘かった。
基本に立ち返り、また一歩ずつ進んでいこうと思う。
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指運

2016年06月16日 | 対局
上州YAMADA杯 対渡辺大四段

角換わり、以前流行した戦型。
相手の研究の深さに抗しきれず、不利からはっきり負けの局面になる。

ただし、ここから30秒将棋。
お互いに間違え、二転三転…幸運にも最後に勝ちを拾うことができた。

最近は結果が幸いすることが若干増えたが、
内容的には、反省あるのみ、という感じ。
また明日から、淡々と同じことを繰り返していこうと思う。
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経験を積む

2016年06月05日 | 対局
棋聖戦 対渡辺大四段

千日手指し直し後、横歩取りの力戦形へ。
相手の研究に正しい応対をできず、徐々に苦しい形勢になる。

お互い一分将棋で難解な終盤戦の中、
相手の痛恨のミスで、たまたま相手玉を即詰みに打ち取ることができた。
内容としては反省点だらけで、結果だけ幸いした感じだった。

棋聖戦 対千葉六段

再度、横歩取り。
本局も、相手の研究手に長考を余儀なくされ、苦しい展開になる。

こちらの勝負手が成功し、ペースをつかむことに成功。
と思った瞬間に、二択を間違え、敗勢に陥り負け。


千日手局と合わせ、この日は3局指すことができた。
最後の将棋での二択を間違えたのは悔しいけれど、これが現在の実力である。
今回得たものを、今後に生かしていく。

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