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道はひとつなり・・・・・BY 中央花卉

古きを訪ね

2007-01-21 | Weblog
週末、冬の会津に行ってまいりました。
暖冬の為か雪も少ない様で、市内は残雪があるのみでした。

さて今回の訪問は・・
北海道のお得意様、F・ネットワーク薄衣社長のリクエストで「会津で情報交換を行いたい」と・・・
そこでご多忙な菅家さんに相談したところ、快諾いただきました。

薄衣社長は、昭和の染めかすみを販売されております。
菅家さんとの面識もあるため「情報交換&新年会」となりました。

今期の販売など、早くも夏を見据え様々なお話ができました。
今年も夏かすみ、力強く販売致しましょう!!


翌日は雪深い「我らが昭和村」へ向かいました。
昨年に比べ雪が少ないとはいえ・・昭和村に近づくにつれ雪の壁が高くなります・・
すっかり僕も晴れ男、景色は最高です。


どうですか、この絵葉書のような景色。
美しさを超え、神秘的な感じさえ致します。

当然のことながら・・作っているものもないので。
菅家さんのご実家でお茶をご馳走になりました。

帰り道、下郷の大内宿に立ち寄る。
会津と日光今市を結ぶ南山通りの宿駅のひとつ、
会津藩が江戸初期に江戸からの幹線道路として整備し、宿場として栄えたそうです。

戊辰戦争時、焼き討ちも奇跡的に免れ、古きたたずまいを残しております。
築300年、歴史の深さを実感します。年間100万人訪れるとか・・

「ふるさとのすばらしさを十分に認識して、
そのすばらしい所をさらに高める努力を怠らぬ限り、ふるさとは前へ高く進む」
新聞の隅に書かれた一説。
まさに実践されている大内地区。
すばらしさの認識は、価値あるものに気付くことなのかもしれません。

古きを訪ね新しきを知る・・・

代々受け継がれた知恵、それらの再発見に加えて・・・・
残っているのは合理的であり、残るだけの理由があるから。

伝統の行事、民族芸能、生活習慣、生活用具、格言、ことわざ
農業・生活・教育伝承、節ごとの歳時の行事などをよく見つめると、
合理性は時を越え、いつまでも生きて行くものだと痛感いたします。


季節感がない都会では体験出来ない事ばかり。

新春の1月に、とっても良いものを見せて頂きました。

菅家さん、薄衣社長・奥様、今年も頑張りましょう!!
お疲れ様でした。

nakaya

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