ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

沖縄の住民投票の結果がこうなった理由を江崎道朗氏が解説【怒れるスリーメン】

2019-02-25 00:44:42 | 日記
沖縄の住民投票の結果がこうなった理由を江崎道朗氏が解説【怒れるスリーメン】

https://youtu.be/oNfQ1rTpZNA


加藤氏:ニューヨークタイムズは大統領の当選を前日、打ち間違ってんですよ。前日打ち間違ったら、僕ら切腹ですよ。そんな失敗をしておきながら、アメリカのメディアも、日本のメディアも未だにトランプけしからんって全然変わらない。っていうか、トランプが何をしようとしているか、恐らく何も理解できていないと思うよ。


江崎氏:だから僕、向こうの、アメリカの軍の人達からよく言われるのは、日本人の立場からよく考えろ。朝日新聞と新聞赤旗を読んで、なんで安倍政権が支持されてるか分からねぇだろと。


加藤氏:ハハハハハ 分かり易い。 ハハハハハ


江崎氏:だから、それと同じで、お前たちは、ニューヨークタイムズとCNNを見てたら、絶対にトランプの事分からねえんだと。それをお前達、アメリカのメディアの事、全然分かってねえだろというのをよく言われるんですよ。


アメリカの保守派の連中は、CNNの事をCommunist News Networkって言ってますよ。で、もう1つ言うのは、Clinton News Networkって。両方共、要するにCNNっていうのは、そういうところで、CNNを使って、日本はアメリカの世論はこうなっていますって日本のメディアが言ってるのは、だからさぁ、お前達同盟国アメリカの事、ちゃんと研究してるの?って。皆言われるんですよ。

(中略)


■■■沖縄のこのたびの住民投票に関して■■■



江崎氏:やっぱり沖縄はアレですよね。あのぉ~、変な話をしますけど、日本は講和独立した後、在日韓国の人達は随分本国に戻ったんですよね。でも、沖縄に居た方々は戻っていないんです。アメリカの占領下だから。だから実は、主体(チュチェ)思想研究会という形で、那覇を中心に北朝鮮系の人脈がもの凄い深いんです。そもそもそれは、沖縄は本土と違って、アメリカ占領下でそういう関係の人が随分いらっしゃって、その方はその侭沖縄に居て、その後ズーッと沖縄に根を張って、活動をやってきてるんで。


加藤氏:だからハングルの旗とか多いんですか。


江崎氏:だから、そういうのもあるし、だから済州島の要するに反基地闘争をやっているグループ達と沖縄の米軍基地反基地闘争をやっている連中が頻繁に連携をし、国際会議をし、ズーッとやってますので。だから、その辺の北朝鮮やら、韓国の左派と沖縄の繋がりはもの凄い深いんですね。その辺の経緯をチャンと分かってないんじゃないかなぁというのを、やっぱり見てて、非常に思いますね。


加藤氏:日本のメディアで、そういう指摘を読んだ記憶は無いから…


江崎氏:でも、向こうの反基地闘争などに行けば、皆、言ってますよ。僕はズッと覆面で入っていたので。


加藤氏:そうですか?!


江崎氏:はい。もう顔出ちゃったから分かりますけど、若い頃はズーッと覆面で…


はやぶさ2の成功で世界をリード 直径6mへのピンポイント着地技術はNASAもビックリ?!

2019-02-24 02:15:23 | 日記
はやぶさ2の成功で世界をリード
直径6mへのピンポイント着地技術はNASAもビックリ?!

https://youtu.be/WmPQmVVtE5A

日本は宇宙に関しては、世界から相当遅れをとっていると勝手に勘違いしていましたが、今回のニュースを読み、改めてJAXAのYoutubeを見ていると、これはスゴイ事だったんだという事がジワジワと分かってきました。 

ネットの産経新聞の記事と時間が許せば、長いですが、JAXAの中継Youtubeもご覧になって下さい。段々と引き込まれてきますよ。

はやぶさ2、小惑星に着地成功 JAXA発表
2019.2.22 08:14 産経新聞 ライフ 科学

 探査機「はやぶさ2」が22日午前、小惑星「リュウグウ」への着地に成功したとみられると宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発表した。物質を採取できていれば、初代はやぶさに続く成果で、生命の起源に迫る謎の解明が期待される。


 JAXAは地上に届いた信号を基に午前8時過ぎ、機体が着地し上昇したことを確認した。担当者は「着地に成功したと考えられる」と話した。機体は物質を採取するための弾丸を発射する信号も出したが、実際に発射したかは分からないという。
 はやぶさ2は21日、高度約20キロから降下を開始。危険な岩場を避け、赤道付近にある半径3メートルのわずかな平地に着地することを目指して降下を続けていた。
 目的地周辺の地形を事前に調べ、降下中に観測した地形と照合して位置を確認しながら降下。目標から外れると自動的に降下を中止する機能があることから、着地すれば目的地に降りた可能性が高いという。着地点は数日後に判明する。
 計画では22日午前、高度約500メートルで自動降下を開始。同45メートルで位置確認のため地上に投下した目印を検知した後、目標地点の上空へ移動し、機体底部にある筒状の物質採取装置を着地させることを目指した。
 着地すると装置から地表に弾丸が発射され、舞い上がった砂を取り込む仕組み。採取できたかは帰還後、収納カプセルを開封するまで分からない。
 初代はやぶさは平成22年、小惑星の物質を世界で初めて地球に持ち帰ったが、弾丸の発射には失敗し微量の粒子しか採取できなかった。今回の採取が成功していれば、日本は重力の小さい天体で独自の探査方法を確立したことになる。
 リュウグウは有機物や水が豊富にあるとされるタイプの小惑星。採取した物質を分析し、生命の材料である有機物などが小惑星の衝突によって原始の地球に運び込まれたとする仮説の検証を目指す。
 はやぶさ2は26年に地球を出発し昨年6月にリュウグウに到着。さらに2回着地して今年末にリュウグウを離れる。エンンジンを噴射して地球に向かい、東京五輪閉幕後の32年末に帰還する予定だ。
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「このチーム、誇りに思う」 はやぶさ2着地、JAXA一問一答
2019.2.22 16:54 産経新聞 ライフ 科学


リュウグウの模型に手を置き、写真撮影に臨む(左から)宇宙科学研究所「はやぶさ2」プロジェクトチームの照井冬人航法誘導制御担当、佐伯孝尚プロジェクトエンジニア、津田雄一プロジェクトマネージャ、宇宙科学研究所の久保田孝研究総主幹=22日午後、神奈川県相模原市のJAXA相模原キャンパス(川口良介撮影)

 探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」への着陸に成功した22日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の関係者が会見し、心境などを語った。主な内容は次の通り。

 津田雄一プロジェクトマネージャ「本日、人類の手が新しい小さな星に届いた。はやぶさ2からのデータを確認した結果、サンプル採取のための弾丸発射を含むタッチダウン(着地)が予定通り実施されたことを確認できた。こういう場を実現でき、非常に感謝している」

 佐伯孝尚プロジェクトエンジニア「タッチダウンでは探査機の運用を統括した。感想を一言で言うと、非常に疲れました。それとともに、本当にほっとしている。今回の運用は、チーム全体のしつこさが実ったと思う。訓練をしつこいほどやり、リュウグウ全体をしつこく観測して準備した。今日で終わりでなく、まだまだ続くが、同じようにしつこくリュウグウを攻略していきたい」

 照井冬人主幹研究開発員「あらゆる場面で高い精度を要求された。タッチダウンする場所が非常に狭く、ピンポイントで着陸しないといけない。関連したメーカーの技術者やJAXAの航法誘導制御チームの協力と努力と意欲がなければできなかった。このチームを非常に誇りに思う」

 --小惑星探査は日本の強み。なぜ世界をリードできるのか
 津田「日本は昔から宇宙科学研究所を中心に小天体のミッションに興味を持ち続けてきた。その中で(先代の)はやぶさからは非常に多くを吸収している。小天体は、よく素性が分からないところにいきなり(探査機を)送り込まないと探査できない。工学と科学の綿密な協調で設計の絞り込みができるという土壌が、日本にはあるのだと思う」

 --はやぶさとの関係は
 津田「はやぶさから受け継いだ部分を大切にして、はやぶさ2という名前をつけたが、はやぶさを全く超える成果を出すつもりで計画にあたってきた。今日成功させたピンポイントタッチダウンは、はやぶさができなかったことだ。そういう意味ではやぶさ2は、次につなげるたくさんの新しい成果を残せると思う」

 --はやぶさ計画の責任者だったJAXAの川口淳一郎教授も管制室にいた
 津田「成功が確認できて川口先生と握手を交わしたとき、『初号機の借りは返しましたよ』とお伝えした。そのときは笑ってくれていた」

 --今後の見通しは
 津田「今日の結果を整理してからスケジュールを確定しようと思うが、期間は限られている。6月末くらいまでには全部やりきりたい。7月にかかるかもしれないが。あと2回のタッチダウンをどうするかなどは週明け以降に決めて、皆さんにご報告できれば」

 --今日はどんな心境で探査機を見守ったのか
 津田「技術者としては自分たちが設計したものへの自信はあるが、一方で技術者のさがというか、自分がやったことに疑いを持ち続けている、という意味で心配がずっと頭の中をめぐっていた。結果として何もなくいったことは本当に良かったが、不安は最後の最後まで尽きなかった」

 --人類の宇宙探査にとってどんな意味があるか
 津田「小惑星という未知の天体に初めて出かけ、数メートルの精度で着陸できるのは非常に大きなステップアップだ。特に小惑星は資源とか、ときには地球に隕石(いんせき)として落ちて危害を与えるものとして注目されている。将来の宇宙探査の可能性を広げていくという意味で大きな一歩だ」

 --探査の醍醐味(だいごみ)とは
 津田「本当に面白いですね。誰も行ったことのない場所で、やったことのないことをやる。それによってわれわれの知見が増えていく。こういうことに携われて本当に幸せだ。この魅力をどんどん伝えたい」

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「これからもリュウグウしつこく攻略」JAXAチーム幹部会見
2019.2.22 13:26 ライフ 科学


笑顔で会見に臨む宇宙科学研究所「はやぶさ2」プロジェクトチームの津田雄一プロジェクトマネージャ(左)と佐伯孝尚プロジェクトエンジニア=22日午前、神奈川県相模原市のJAXA相模原キャンパス(川口良介撮影)







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野党は皆、消費税増税に賛成なのか!不正統計問題しか論じない後ろ向きでトホホな国会

2019-02-23 12:11:11 | 日記
野党は皆、消費税増税に賛成なのか!不正統計問題しか論じない後ろ向きでトホホな国会

https://youtu.be/eYJsX4YbnO4

産経新聞の田村秀男氏が人気の【お金は知っている】コラムで我々の意見を代弁して下さいました。
ネットから抜き出して、ご紹介します。



【お金は知っている】消費税率引き上げも…大局そっちのけの“低調国会”
2019.2.23 10:00 プレミアム 経済

 今通常国会は10月からの消費税率引き上げをめぐる「消費税国会」になるどころか、小物官僚の平謝りで終始するだけの厚生労働省不正統計問題ばかりに血道を上げる。このまま増税すれば、外需の減退と重なって経済にはデフレ圧力が加わり、国民全体の生活を追いつめかねないという大局そっちのけだ。政治をチェックするはずのメディアの大多数が増税容認なのだから、無理もない。

 1997年度の消費税率の3%から5%への引き上げは、その後、20年以上も続く慢性デフレを呼び込み、2014年度の税率8%実施はアベノミクスが生み出した脱デフレの芽を摘み取ってしまった。

外需がトランプ景気のおかげで好調な間は、内需の低迷は相殺されたが、輸出に陰りが見えた昨年10~12月期の国内総生産(GDP)は前年同期比で名目、実質ともマイナスに転じ、GDP全体の物価指数を表すデフレーターもわずかながらだがマイナスに落ち込んだ。

消費税増税後4年経っても、デフレ圧力は日本経済に取り憑(つ)いている。

 以上のような見解を持つ経済専門家や経済学者は少数派で、メディアはほとんど取り上げない。財務官僚や財務省御用エコノミストはひたすら無視する。

 だれも異常に思わないのか、と思っていたら、正統派もいることが最近わかった。13年4月から5年間、日銀副総裁を務めた岩田規久男氏である。
「脱デフレへ財政・金融協調を、増税撤回は不可欠」岩田前日銀副総裁参照

 岩田さんの近著『日銀日記』(筑摩書房刊)によると、14年度の消費税増税の後、旧知の鈴木亘学習院大学教授が雑誌に寄稿した原稿で「消費税引き上げは大失敗だった」のくだりを削除しないと載せないと言われたことをメールで知ったという。



14年度の実質成長率はマイナスに落ち込んだが、「これは外発的ショック由来のものではなく、政府自らの内発的ショックによってもたらされた戦後初めてのマイナス成長となる。(中略)まさに人災としか呼びようのない『大失策』と言える」と本質を衝(つ)いた。

そして「新聞でも、雑誌でも、通信社の報道でも、『消費税増税の失策で景気が悪化した』ということはタブーのようで、(中略)まるで、中国のように、マスコミが『報道禁止令』にしたがっているかのようだ」とつづっている。

 岩田さんは日銀副総裁時代、上記のような正論を封じられた。財務省OBの黒田東彦(はるひこ)総裁が8%増税前の13年9月、国債暴落リスクを喧伝(けんでん)したことについて、「首相にとっては『予定通り消費税増税』以外の道を閉ざす『脅し』である」と断じた。

しかも、黒田発言は国債暴落の確率を大きく高めかねない重大な裏切り行為であることも指弾している。

 このとき、沈黙せざるをえなかった。あからさまに総裁を批判すれば、当時発足して間もない日銀の黒田・岩田体制の「内部不一致」だとメディアに叩かれることを恐れたという。

 消費税率10%についてもまた、メディアはまず増税ありきで、もっぱら軽減税率やポイント制の瑣末(さまつ)な論議にしか目を向けない。増税しなければ問題は解消するのにだ。 (産経新聞特別記者・田村秀男)
©2018 The Sankei Shimbun Al




武田邦彦先生がお話された「鹿踏切」です!

2019-02-22 20:29:01 | 日記
武田邦彦先生がお話された「鹿踏切」です!

https://youtu.be/xtiOHBMGP5Q


インドでは野良牛が急増して危機的状況。




インドは中国と違って、外国の技術を盗むのではなく、自分達で部品から全部作っている、言わば自己完結鉄道。時速190kmで走るので、日本の新幹線と在来線の中間の速度だから準高速鉄道。

このインドの準高速鉄道が牛と頻繁に衝突する事から武田先生は同様に鹿との事故に悩んでいた近鉄の“鹿との取り組み”を紹介されました。

10年前は1年に電車が撥ねる鹿はおよそ5~600頭にも及んでいた。言ってみれば、1日に2頭程が撥ねられていた事になります。新聞のニュースにならないので、皆さんはご存知ないでしょうがと。そこで何とかしなければと近鉄の鹿との取り組みが始まったのです。

ナント、ビックリ。研究の結果、鹿に電車が来るのを知らせる事が出来る様になりました。「鹿踏切」を作ったのです。鹿は電車が来ると、「鹿踏切」の前で、チャンと電車が通過するのを待っています。可愛いですね。 

実際の映像で、どうぞご覧下さい。又、この「鹿踏切」が産経新聞の2018年5月28日に紹介されていましたので、その記事も併せてご覧下さい。


【関西の議論】「シカ踏切」絶大な効果、逆転の発想が生んだ近鉄の接触事故対策

2018.5.28 06:30 産経WEST できごと

 シカと電車の接触事故を減らそうと、近畿日本鉄道が導入した「シカ踏切」が絶大な効果を発揮している。運行時間帯はシカが嫌がる超音波で線路から遠ざけ、終電から始発までの夜間はそれを止め、自由に線路を横切れるようにするという画期的なシステム。奈良、三重両県の大阪線の一部に設置したところ事故件数が激減し、他の鉄道会社も試験導入を始めた。野生動物を排除するのではなく、人間との共存を目指す-。導入に至ったきっかけは、一人の鉄道マンがひらめいた「逆転の発想」だった。(藤木祥平)



超音波で侵入防止
 シカ踏切の仕組みはシンプルだ。線路沿いにステンレス製の「獣害防止ネット」(高さ2メートル)を張り、その一部にシカが横断可能な数十メートルの隙間をつくる。シカは日没から早朝にかけて移動するため、夜間や明け方の運行時間帯だけシカが嫌がる超音波を隙間に発信して侵入を防ぎ、電車が運行しない深夜は装置を停止させ自由に線路を渡れるようにする。


電車が近付くとU-SONICから鹿にとって嫌な音が流れるので、その音がバリアとなり鹿は線路内に入らなくなる。


 線路を道路に例えるならば、獣害防止ネットはいわばガードレールで、超音波を発する装置は横断歩道の信号だ。シカにとって、超音波は「ジェット機の爆音のように聞こえる」(近鉄の担当者)という。


 野生動物との接触事故があれば、乗客の安全に気を配ることはもちろん、ダイヤの乱れや車両の損壊、死骸の処理、職員の負担などで鉄道会社は相当な痛手を被る。山間部などの路線が多い近鉄では、野生動物との接触事故は毎年200件以上にも上るというから深刻だ。

 事故件数は平成27年が288件で、ここ10年で約7倍に増えているという。特にシカの場合、天敵のニホンオオカミが絶滅したことに加え、狩猟人口の減少で捕獲数が減り、生息数は年々増加しているとみられる。


あの手この手も効果なし

 接触事故を防ぐため、これまでもさまざまな対策をとってきた。19~22年には発光ダイオード(LED)の光を照射し、野生動物に危険を知らせる装置を設置。24~26年には線路沿いに張り巡らせた柵の上部に獣害防止ロープを設けたが、いずれも効果はなかった。

 担当者は「ロープはシカの角が引っかかって線路に侵入できないと考えたが、ロープとロープ、ロープと柵の間を飛び越えるようでほとんど効果がなかった。相手は動物で、対策には苦労した」(担当者)という。



 28年5月に伊勢志摩サミットを控えていたこともあり、早急な対策が求められた。そんな中、板金加工を手がける「モハラテクニカ」(群馬県高崎市)という会社が開発した鳥獣害対策用の超音波発信装置「U-SONIC」の存在を知り、導入を検討。名古屋輸送統括部施設部電気課の匹田雄史さん(48)をリーダーとする対策チームが27年10月から、シカの接触事故が多発していた津市の東青山駅で現地調査を行い、監視カメラでシカの行動を観察し、移動経路や滞在時間など詳細なデータを記した「鹿カルテ」を作成した。


グッドデザイン賞も

 では、装置はどこに設置すればいいか。近鉄の総営業距離は500キロを超え、私鉄で最長。山間部も多く、広範囲に設置するのは現実的でなかった。一方で、シカには線路を挟んだ両側にある生息域を行き来したり、鉄分補給のためにレールをなめたりする習性があることも分かった。

 「だったら、シカの通り道をふさぐのではなく、安全な時間帯だけ渡れるようにできないか。そう考えたのがシカ踏切の始まりだった」。匹田さんはそう話す。

 動態調査の過程では、衝撃的な映像も目にした。シカの親子が線路を横断中、3頭の子ジカのうち最後尾にいた1頭が渡りきれず、電車にはねられてしまったのだ。母ジカは約40分間その場を離れず、事故に遭ったわが子を悲しげに見つめ続けていた。「本当に悲しくなった。何とかしなくては…」。匹田さんは強く思ったという。

 こうしてシカ踏切は28年5月、東青山駅構内に初めて設けられ、29年3月には奈良県宇陀市の榛原-室生口大野間にも設置された。



 東青山駅構内では27年、シカとの接触事故が過去最高の17件を記録したが、設置後の3年間で被害はわずか3件。榛原-室生口大野間でも、同年に10件以上あった接触事故は設置後、1件にとどまり、効果が確認された。

 シカ踏切は昨年度、日本デザイン振興会のグッドデザイン賞も受賞した。「人間が安全な踏切を必要とするように、シカにも安全な踏切が必要。犠牲となった多くのシカの存在により、シカの目線で問題を捉えることができた好例だ」(審査委員)と評価されたのだ。

 シカ踏切は現在、近鉄が大阪線の青山町-伊賀上津駅間(三重県伊賀市)で設置準備を進めており、別のエリアでも導入を検討中。伊豆急行(静岡県)やJR西日本など別の鉄道会社も試験導入したという。

 野生動物への「優しさ」から生まれたシカ踏切。匹田さんは「昔は鉄道もなく、動物社会があったところに人間が後から割り込んできた。シカと人間が互いに安心して暮らせる環境が整えば」と話している。






米朝、米中、まとめてブッタ斬り 宮家邦彦のCozy Up 2/22/2019

2019-02-22 19:07:54 | 日記
米朝、米中、まとめてブッタ斬り
宮家邦彦のCozy Up 2/22/2019

https://youtu.be/-w7xAVDEcKk















新行氏:米中貿易協議がスタート。米中両政府は21日、ワシントンで閣僚級貿易協議を開いた。中国の知的財産侵害や技術移転の強要など構造問題への対応を巡り、覚書を作成する作業に着手した。3月1日の協議期限が迫っていますけど。


宮家氏:まぁ、無理でしょう。3月1日には終らんでしょう。お互いにそんな簡単に「ごめんちゃい」って言う人達じゃないからねぇ。日米の貿易摩擦と比べて大きな違いがあるワケですよ。

日米の場合は、何だかんだ言って、同盟国同士だったワケですから、まぁ、メチャクチャな所まではいかない。しかも日本は自由民主主義でやってきたワケですから、その点、喧嘩はするけれども、限界があるという所でね。

米中の場合は、残念ながらと言うか、勿論当然なんだけど、同盟国じゃない。しかも中国の体制っていうのは、自由でも民主主義でもない。となると…やってる事は国ぐるみの不正行為、国ぐるみの何らかの脱法行為がある、もしくは自由が制限されていて、外国の企業については不利になっていて、そして中国が何か旨くやってんじゃないかと怒ってる人達が居るワケですよね。

だからその意味では、もっと深刻だと思います。2つ目に、漸くライトハイザー通商代表と中国の副首相、まぁ、このレベルで物事が決まるでしょうかねぇ。

中国の人たちから見ると、トランプさん、チョロイんだよと、あのおっちゃん最後はね、話しゃいいんで、うちの習近平さんと二人で話しゃ話が進むんだと、だからライトハイザーなんかホットケと思ってるかもしれないワケですよ。

そしたらまぁ、今漸く覚書を作るっていうか、要するに合意の内容を口頭でやられたら困るから、当然の事ながら、紙に書くワケですよね。

だけとアメリカがこうしてくれ、ああしてくれって言うから書くじゃないですか、中国は「そんな事できねぇ、とんでもねぇ」と、だから文言がそこは…例えば知的財産権についてはね、例えばですよ、何月何日迄にその規制を撤廃するとかね書くワケだ、アメリカが。

そしたら中国が「何言ってんの。そうじゃなくて、知的財産権については、最大限の努力をして、撤廃する様に努めるとか書け」って言いなおすワケだ。そうすると両論併記になるワケ。

そういう紙がブワーッと出来て、覚書が出来てるって言ったって、要するに両論併記の部分が一杯あって、それがいつ出来るか知らないけれど、当然閣僚レベルでは決まらない。

そうすると2つ方法があって、1つはトランプさんが早く決めようと思うかどうか。だけと恐らくトランプさんだって、当然の事ながら2つの問題がある。

1つは、国内的に、中国に厳しくやった、対応したと。それと同時にマーケットに対しては、チャンと米中の関係は続きますよと。あんまり悪い情報ばっかり流れたらね、株も下がるし、ろくな事無いワケだから、トランプさんも、そこまで強硬な事は出来ないと。

そこは中国も見ていて、落とし処を探しているという状況ですから。私は3月1日迄に出来るとは思わない。出来たらそれは凄いとおもうけど、3月1日迄にトップで会わないワケでしょ。

会わないって事は、真面目にやならい。真面目にやらないって変だけど、首脳レベル迄持ってく為には、ある程度、争点がいくつかに絞られてこなきゃいけない。でも、その状況じゃないみたいですよね。ですから、まだまだ時間が掛かると思います。


新行氏:中国側が農産物や半導体等、アメリカ産のモノ10品目買いますという事も出している様なんですが。


宮家氏:それは、その程度の事は考えますよ。日本だって。日本もやったもん、昔。


新行氏:一方で安全保障の部分ですよね。


宮家氏:そうそうそう。でも、それは中国にとっては1丁目1番地で、これ譲歩しちゃったらね、共産党の指導もなくなっちゃうし、それからある意味で中国の企業を保護する色々な仕掛けが全部とられちゃうから、そういう意味で、本当の自由主義になるなんて、そんな事中国は出来ないんだ。で、残念ながら、私は中国は徹底的に抵抗すると思います。


新行氏:この後も、3月1日以降もズルズルと続いていく…。


宮家氏:まぁ、3月1日を目処にやるでしょうけれども、少し遅れても、首脳会談が行われる迄は、頑張ってやると。だけど、それが出来ないと、出来ずにいくという事じゃないでしょうかね。


新行氏:メールです。米中協議が難航しそうという事ですが、アメリカ、中国のアキレス腱はどの辺りだと思いますか?


宮家氏:貿易のアキレス腱というのはね、やはりそのぉ…中国の経済システムそのもの。透明性も無いし、そして政府主導だし。相当、外国企業に対しては、不利な事を平気でやる。

そして…しかも…もしかしたら、サイバー攻撃等を通じてね、アメリカの企業の秘密情報迄取ってるという事ですから、その意味では中国の政府の物事の決定の仕方、政策決定の在り方自体が、最大の攻防の対象だと思うんですよ。

逆に言うと、アキレス腱はそこなんですね。そこが切れたら、もう、中国共産党は終わるから。そんな事、絶対に認めないと思うので、そういう意味では、中国のアキレス腱は中国の体制そのもの。もしくはシステムそのもの。物事の決定の仕方そのものになる。

アメリカはそれを攻めるけれども、そら、絶対に、絶対に中国は受けない。でしょ。

私が習近平だったら、「とんでもない」と「そうじゃなくて、だから大豆は買うよ。飛行機は買うよ。だから黙ってくれ」と。

でもね、アメリカは黙らないの。何故かっていったら、そら、昔みたいにね、中国が弱い小さな国であればね、そらぁ、その程度で手をうっても出来たけれども、しかし今は、もしかしたら、中国がアメリカを乗り越えるかもしれないと考えているという事だと思うんですね。

そうだとしらねぇ、アメリカの恐怖ってのは、10年前、20年前とまるで違うモノですよ。だからなかなかアメリカも妥協出来ないでしょ。そういう意味では、相当難しい段階に米中関係が入っているという風に私は思いますね。


新行氏:米中貿易摩擦が覇権問題に繋がっているという事ですね。


宮家氏:そういう事です。