文喜相国会議長etc. =ペルソナ・ノン・グラータ
我々の溜飲を下げるのは、
パーソナリティー初チャレンジの有本香さん 02192019
https://youtu.be/O72yueBStoI
新行氏:安倍総理、統計不正調査とアベノミクスとの関連を否定 安倍総理は昨日の午後の衆議院予算委員会で、アベノミクスの成果を強調するために毎月勤労統計の不正が行われたとする野党の主張を否定しました。こうして疑惑ということになって来ると、第2のモリカケなのではないかと野党が追及しているような部分もある気がします。
有本氏:そうですね、第2のモリカケだと有権者も我々も思っているわけですよね。大体パターンが決まっていまして、官邸から圧力があったんじゃないか、それで役人がという話に持って行きたいのでしょう。
統計に不正があったのは由々しきことですけれど、これは安倍政権になって急に始まったことではないですからね。ですからこれは構造的な問題を明らかにして、そして問題解決につなげて行かないといけないわけです。
安倍総理がこうしたのではないか、官邸の圧力があったんじゃないかと、そこではなく。「統計というものが国の状況を知るために、どのように統計が整理されて、そして発表されるのかという仕組み」を「どう改善するか」ということを話し合って欲しいのです。
予算委員会ですからね、これにまたモリカケと同様に時間を費やすことによって肝心な予算審議がほとんどできていないではないかという、毎度感があって、非常に疲れる話ですよね。
新行氏:根本的になぜその不正が行われたのかという部分を解明して、それを改善するためにどうするのかという部分の議論は行われてないですよね。
有本氏:でねぇ、私は申し上げているんですけどねぇ、これは要するに各役所で色んな統計をとっている。そこで統計の専門官のような人を採用して、そこにずっといらっしゃるということではなくて、統計は国全体を見なければならないんですね。
ですから、その統計の専門官と言われる人たちは役所に就くのではなく、専門職採用をして色々な役所を動いてもらう形にしたらどうかという風にも思います。つまり統計のプロであるということは、ある役所の統計でなくてもとれるわけです。
ということは1人の人間がそこに入って、ある特定の役所に居るというのではなく、いろいろな役所に動く。そして、それをまとめるところを置く。そうすると人材そのものも育って行くし、いろいろな役所のなかでの統計というものが国全体をいろいろな角度から見るようなモノに、段々是正されて行くこともあるのではないかと。
実は、我々も統計データが欲しいと思って、各役所にアクセスするのですが、めちゃくちゃ縦割りです。これはこれで私は非効率ではないかなという風に。
いろいろな政策に反映させて行く次の手を打つ、あるいはもっと遠くまで見た国家戦略を考えるというときに、なかなか全体が掴めないことがあるのではないかと想像します。だからそういう話でもっと展開させて欲しいと思うんですけど。
新行氏:有本さんがおっしゃるように、この統計が欲しかったらこの部署というように、あちこちへと行かなくては掴めないというならなくなって来ますよね。
有本氏:1つのテーマを知るために、ものすごく細切れになったもの、違う様式で出て来るものを我々が集めなくてはならないということもあります。
新行氏:関連してメールも頂いております。“瀬戸は夕凪”さんですね。「国会審議で使われている資料や総理の答弁を読んでいると、そもそも国会議員も記者も毎月勤労統計なんてちゃんと読んでいないのではないか、という疑問を持ってしまいます。野党が使っている資料は誰かに作って貰った資料なので、資料の持つ意味がよく分かっていなさそうだし、総理の説明は毎月勤労統計のグラフを説明しているだけなのに全く審議が噛み合いません。日本の国会は大丈夫ですかね」。
有本氏:いや、大丈夫じゃないでしょう。はっきり言って学級会以下になっているよね。だからテーマが何なのか分からなくなってんじゃないかと思うし、いまどき企業だったら係長のミーティングでもあんなレベルの低い質疑はしないですよね。
だからそういう意味で、予算委員会の役割というのを考え直すべきですね。若手の与野党両方の議員から意見が出ているように、国会改革が必要だと思います。
我々の溜飲を下げるのは、
パーソナリティー初チャレンジの有本香さん 02192019
https://youtu.be/O72yueBStoI
新行氏:安倍総理、統計不正調査とアベノミクスとの関連を否定 安倍総理は昨日の午後の衆議院予算委員会で、アベノミクスの成果を強調するために毎月勤労統計の不正が行われたとする野党の主張を否定しました。こうして疑惑ということになって来ると、第2のモリカケなのではないかと野党が追及しているような部分もある気がします。
有本氏:そうですね、第2のモリカケだと有権者も我々も思っているわけですよね。大体パターンが決まっていまして、官邸から圧力があったんじゃないか、それで役人がという話に持って行きたいのでしょう。
統計に不正があったのは由々しきことですけれど、これは安倍政権になって急に始まったことではないですからね。ですからこれは構造的な問題を明らかにして、そして問題解決につなげて行かないといけないわけです。
安倍総理がこうしたのではないか、官邸の圧力があったんじゃないかと、そこではなく。「統計というものが国の状況を知るために、どのように統計が整理されて、そして発表されるのかという仕組み」を「どう改善するか」ということを話し合って欲しいのです。
予算委員会ですからね、これにまたモリカケと同様に時間を費やすことによって肝心な予算審議がほとんどできていないではないかという、毎度感があって、非常に疲れる話ですよね。
新行氏:根本的になぜその不正が行われたのかという部分を解明して、それを改善するためにどうするのかという部分の議論は行われてないですよね。
有本氏:でねぇ、私は申し上げているんですけどねぇ、これは要するに各役所で色んな統計をとっている。そこで統計の専門官のような人を採用して、そこにずっといらっしゃるということではなくて、統計は国全体を見なければならないんですね。
ですから、その統計の専門官と言われる人たちは役所に就くのではなく、専門職採用をして色々な役所を動いてもらう形にしたらどうかという風にも思います。つまり統計のプロであるということは、ある役所の統計でなくてもとれるわけです。
ということは1人の人間がそこに入って、ある特定の役所に居るというのではなく、いろいろな役所に動く。そして、それをまとめるところを置く。そうすると人材そのものも育って行くし、いろいろな役所のなかでの統計というものが国全体をいろいろな角度から見るようなモノに、段々是正されて行くこともあるのではないかと。
実は、我々も統計データが欲しいと思って、各役所にアクセスするのですが、めちゃくちゃ縦割りです。これはこれで私は非効率ではないかなという風に。
いろいろな政策に反映させて行く次の手を打つ、あるいはもっと遠くまで見た国家戦略を考えるというときに、なかなか全体が掴めないことがあるのではないかと想像します。だからそういう話でもっと展開させて欲しいと思うんですけど。
新行氏:有本さんがおっしゃるように、この統計が欲しかったらこの部署というように、あちこちへと行かなくては掴めないというならなくなって来ますよね。
有本氏:1つのテーマを知るために、ものすごく細切れになったもの、違う様式で出て来るものを我々が集めなくてはならないということもあります。
新行氏:関連してメールも頂いております。“瀬戸は夕凪”さんですね。「国会審議で使われている資料や総理の答弁を読んでいると、そもそも国会議員も記者も毎月勤労統計なんてちゃんと読んでいないのではないか、という疑問を持ってしまいます。野党が使っている資料は誰かに作って貰った資料なので、資料の持つ意味がよく分かっていなさそうだし、総理の説明は毎月勤労統計のグラフを説明しているだけなのに全く審議が噛み合いません。日本の国会は大丈夫ですかね」。
有本氏:いや、大丈夫じゃないでしょう。はっきり言って学級会以下になっているよね。だからテーマが何なのか分からなくなってんじゃないかと思うし、いまどき企業だったら係長のミーティングでもあんなレベルの低い質疑はしないですよね。
だからそういう意味で、予算委員会の役割というのを考え直すべきですね。若手の与野党両方の議員から意見が出ているように、国会改革が必要だと思います。