子育て支援の予算だって鉛筆舐め舐め…
高橋洋一先生の抱腹絶倒財務省の裏話
https://youtu.be/omDDUY0Ocfs
飯田氏:政府が子ども・子育て支援法改正案を閣議決定 政府は昨日、幼児教育や保育の無償化を実現するための子ども子育て支援法改正案を閣議決定した。政府は今国会での成立を目指していて、成立すれば今年10月から無償化がスタートします。
一昨年の衆院選で安倍政権が公約として掲げていた、「子供たちの保育・教育の無償化」。法案成立すれば今年10月のスタートとなるわけですが、これはどうなのですか? 表裏一体なのは消費税だなんて言われますが。
高橋氏:消費税を推し進めたい財務省の方がこれをエサにして、これにパクついたら増税よ、という戦略なんですよ。今のところ安倍さんはそれに乗っていて、これが来年度の予算のなかに入っているから、いまの段階では否定できないのですよね。
「子育てがあります、1兆5千億円ほど出します、消費増税です」ということなのですよ。
だからこれにパクつくと怖い目があるのですけど、でもはっきり言うと、財源だけ用意すれば終わってしまうのです、この話は。
飯田氏:別に用意すれば。
高橋氏:他に財源を用意すれば1兆5千億円は簡単な額です。その位は
飯田氏:そうなのですか?
高橋氏:国債費があって、全体で利払い費等含めてですが、20数兆円の予算があります。そのなかに国債利払い費が10兆円ちょっとあるんですけどね。なぜ10兆円もあるのか…予算を組み込んでほとんどゼロ金利じゃないですか。
飯田氏:確かにそうですね。
高橋氏:あれねぇ、いつもねぇ、わざと少し積んでおいて、あとで崩してやる財源なんですよ、ハッキリ言えば。
飯田氏:よく補正で上振れ分みたいなことを言うではないですか。
高橋氏:いつも2兆円くらいは必ず上振れしますよね。だから最初から予算で積んでいるんです。
飯田氏:そういうことなんだ。
高橋氏:予算で積んでおいて、私ねぇ、予算担当だったから。それで主計局から「お前わかっているだろう。もっと要求して積んでおけよ」と言われるんです。「そんなでもねぇ、利払いにそんないかないでしょう」ったら「2兆円ぐらい余計に積んどけ」といつも言われるんですよ。だからいつも余計に積んでいる。財務省が財務省に要求する予算だから、理財局が主計局に要求するんですよ。
飯田氏:役所の中で。
高橋氏:積めと言われたから、分かりましたって言うだけ。私なんか生真面目だったから、「要らないっすよ、後で減額補正するのわかってんだから、もう要らないからって」「こんだけでイイです」って言っても、「積め」
飯田氏:ばかやろう、何言ってんだと。
高橋氏:勝手に積めと。そして積んで要求しろと言うんだけど、もしか私が要求しなくても、勝手にもう、「主計局」で書いちゃうから。
飯田氏:ハハハハハ 鉛筆舐めちゃうワケですか
高橋氏:もう、だって要らない。必要なんだけど、後で減額しといて…いつもあれは、余分に積んでおいて、2兆円ぐらいは補正としてどこかに使うんですよ。
飯田氏:1兆5千億円と呼ばれていますよ、この子ども・子育て支援。
高橋氏:簡単なの。
飯田氏:お釣りが来るぐらいの勢いですね。
高橋氏:ものすごい簡単
飯田氏:しかしそういうなんですか…営業マンだったら、色んな所で貸し金的なものがあったりするやに聞くんですが、昔はあったと聞きますが、それが予算にもあったんですか?!
高橋氏:今でもやってます。
飯田氏:それを? ねぇ…。
高橋氏:真面目に計算したら、国債費だってゼロ金利でしょう。利払いも殆どゼロに近いんだから。
予算積算金利って1.何%だって言ったら皆、嘘でしょって言うんですよね。
飯田氏:はぁ~、その1.何%を前提に予算組んであるわけですか?
高橋氏:ホントはね、積んで、割り戻すと1.何%の積算しろと言われるんですよ。
飯田氏:なるほどぉ~っ。何か色んなカラクリが見えますね。
高橋洋一先生の抱腹絶倒財務省の裏話
https://youtu.be/omDDUY0Ocfs
飯田氏:政府が子ども・子育て支援法改正案を閣議決定 政府は昨日、幼児教育や保育の無償化を実現するための子ども子育て支援法改正案を閣議決定した。政府は今国会での成立を目指していて、成立すれば今年10月から無償化がスタートします。
一昨年の衆院選で安倍政権が公約として掲げていた、「子供たちの保育・教育の無償化」。法案成立すれば今年10月のスタートとなるわけですが、これはどうなのですか? 表裏一体なのは消費税だなんて言われますが。
高橋氏:消費税を推し進めたい財務省の方がこれをエサにして、これにパクついたら増税よ、という戦略なんですよ。今のところ安倍さんはそれに乗っていて、これが来年度の予算のなかに入っているから、いまの段階では否定できないのですよね。
「子育てがあります、1兆5千億円ほど出します、消費増税です」ということなのですよ。
だからこれにパクつくと怖い目があるのですけど、でもはっきり言うと、財源だけ用意すれば終わってしまうのです、この話は。
飯田氏:別に用意すれば。
高橋氏:他に財源を用意すれば1兆5千億円は簡単な額です。その位は
飯田氏:そうなのですか?
高橋氏:国債費があって、全体で利払い費等含めてですが、20数兆円の予算があります。そのなかに国債利払い費が10兆円ちょっとあるんですけどね。なぜ10兆円もあるのか…予算を組み込んでほとんどゼロ金利じゃないですか。
飯田氏:確かにそうですね。
高橋氏:あれねぇ、いつもねぇ、わざと少し積んでおいて、あとで崩してやる財源なんですよ、ハッキリ言えば。
飯田氏:よく補正で上振れ分みたいなことを言うではないですか。
高橋氏:いつも2兆円くらいは必ず上振れしますよね。だから最初から予算で積んでいるんです。
飯田氏:そういうことなんだ。
高橋氏:予算で積んでおいて、私ねぇ、予算担当だったから。それで主計局から「お前わかっているだろう。もっと要求して積んでおけよ」と言われるんです。「そんなでもねぇ、利払いにそんないかないでしょう」ったら「2兆円ぐらい余計に積んどけ」といつも言われるんですよ。だからいつも余計に積んでいる。財務省が財務省に要求する予算だから、理財局が主計局に要求するんですよ。
飯田氏:役所の中で。
高橋氏:積めと言われたから、分かりましたって言うだけ。私なんか生真面目だったから、「要らないっすよ、後で減額補正するのわかってんだから、もう要らないからって」「こんだけでイイです」って言っても、「積め」
飯田氏:ばかやろう、何言ってんだと。
高橋氏:勝手に積めと。そして積んで要求しろと言うんだけど、もしか私が要求しなくても、勝手にもう、「主計局」で書いちゃうから。
飯田氏:ハハハハハ 鉛筆舐めちゃうワケですか
高橋氏:もう、だって要らない。必要なんだけど、後で減額しといて…いつもあれは、余分に積んでおいて、2兆円ぐらいは補正としてどこかに使うんですよ。
飯田氏:1兆5千億円と呼ばれていますよ、この子ども・子育て支援。
高橋氏:簡単なの。
飯田氏:お釣りが来るぐらいの勢いですね。
高橋氏:ものすごい簡単
飯田氏:しかしそういうなんですか…営業マンだったら、色んな所で貸し金的なものがあったりするやに聞くんですが、昔はあったと聞きますが、それが予算にもあったんですか?!
高橋氏:今でもやってます。
飯田氏:それを? ねぇ…。
高橋氏:真面目に計算したら、国債費だってゼロ金利でしょう。利払いも殆どゼロに近いんだから。
予算積算金利って1.何%だって言ったら皆、嘘でしょって言うんですよね。
飯田氏:はぁ~、その1.何%を前提に予算組んであるわけですか?
高橋氏:ホントはね、積んで、割り戻すと1.何%の積算しろと言われるんですよ。
飯田氏:なるほどぉ~っ。何か色んなカラクリが見えますね。