ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

数値が悪過ぎてマイナス×マイナスでプラスになっちゃったGDP速報値 内需は意外に底堅い等々…どこが底堅いねん by 長谷川幸洋さん

2019-05-21 19:25:35 | 日記
数値が悪過ぎてマイナス×マイナスでプラスになっちゃったGDP速報値
内需は意外に底堅い等々…どこが底堅いねん by 長谷川幸洋さん

https://youtu.be/7Yu3gkdvhf8



飯田浩司のOK!Cozy Up 令和元年5月21日放送分より

7:25位~

1月~3月のGDP、2期連続でプラス。内閣府が昨日発表した1月~3月期のGDP国内総生産の速報値は、物価変動を除いた実質で、前の3ヶ月と比べ、プラス0.5%。年率に換算してプラス2.1%と、2期連続のプラス成長でした。

まぁ、景気動向指数も悪化していた。景気ウォッチャー調査も良くなかった。だからGDPもマイナスになると言われていたんですが。


何とプラスと。これはね、計算の問題で、要するに一言で言うと、あまりに内需が悪過ぎて、逆にプラスになっちゃったっていうのが結論なんですよ。

どういう意味かと言いますと、内需が悪い、つまり消費も設備投資も悪いと。そうなると実は、輸入が減るんですね。敢えて輸入品を買う必要が無いという事で、その輸入がどの位減ったかと言いますと、年率換算で実質の値だと-17.2。2割弱も落ち込んだ

それから、名目で見ますと、名目の数字がトンでもない数字で、-28.3%。つまり3割弱も年率換算で今期は減ってしまったという事なんですね。

それで、このGDPの計算ってどうなっているかと言いますと、要するに私CGIX-Mと覚えてんですけれども、消費と政府の投資と輸出、これはプラスと勘定するんですよ。ところが-MはimportのM輸入は-ですから、ですから-の値が出ると-x-で逆に+になるんですよ。

そういう事情があって、それで今回はその-の値が実質でも17.2、名目だと28.3ですから、これが大きく+に寄与しちゃって、それでまぁ、今回+になったと。

だから悪過ぎて+になるという、これ計算上のある種のマジックみたいな話なんですけど、まぁ、そういう事ですね。



まぁ、輸出っていうのは、ある意味、日本から金が出て行くって事だから、それが減るって事は出て行く金が減るから+になるっていう。


まぁ、まぁ、まぁ、まぁ、そういう風に言ってもイイですね。


手元のお財布からはお金は出ていかない。でもそれって、使う金すらなくなっているっていうモンで。


それにも関わらず、昨日、大臣の会見なんかや経済界の反応とか見ると、内需は意外に底堅いと…等々と言ってるけども、どうして底堅いの?
設備投資は‐0.3、消費が‐0.1という事ですよ


唯一増えたのは在庫だけですよ。


そういう事。在庫が増えるってことも、実は景気にマイナスで、つまり商品が売れなくなっちゃったから、在庫が積みあがり、それは在庫投資と言いますけど、形の上では在庫に投資してるからプラスだと言う事ですけど、実態は物が売れないという事ですから。

ホントの話はこれ、景気あんまり良く無いという事ですね。


頂いているメールで、ビジネスやってる人から言うと、在庫は資産ではなくて、負債だと思えと先輩から口を酸っぱくして言われているんだと


その通りです。


結局売れなかったら、Dead Stockとして残っちゃう。


積みあがって、最後は処分するしかないという事ですからね。


それで、バブル後は苦しんだワケですよね。この国は。過剰在庫や過剰投資を抱えてと。そう考えると、どうなんですか?なんか景気後退の入口に居るとか…。


そうですね。在庫が積みあがるのが、仰った通り、景気は循環するワケですけど、循環から悪化に向かっていく入口の情勢と言っていいでしょうねぇ。


この積み上がりが、その後、もう一回景気が回復して捌けていけばイイけど…って、そういう事ですね。


それから輸出についても言っておくと、輸出もプラスなのかというと、そうでもなくて、やっぱり実数値で‐9.4。名目値だと‐13.3ですよ。

実感は名目の方が正しいですけど、要するに中国の影響ですよ。中国経済がホントに落ち込んできているので、物が1割以上売れなくなったという事ですね。

でも、それ以上に日本国内の輸入が先程も言いました様に3割弱も名目で下がっていると。3割って、直近では記憶が無い位の数値ですね。


これしかも、1-3月期の数字という事は、米中の貿易摩擦ってその後ですよねぇ。


本格化したのはね。これからだから…今、追加の制裁関税を発表してますけど、等々の影響が、これから4-6に掛けて出てくるという事ですね。だから、景気は底堅いなという話は、どこをどう見ても出て来ないと思います。


景気底堅いから消費増税やるんだっていう話が出てますが。


それは…今の段階では、口が裂けても増税はやりませんよって話は出来ない。だから、そこら辺のアレを見てるんだと思いますけどね。タイミングを。

それと実際の家計。消費者がどれ位織り込んでくるのか。こりゃ無理だよねって感じを織り込んでくるのか、まぁ、その辺だと思います。


財務省の関係者に聞いたら、神風が吹いたねっていう表現をしていたんですが。


暴風雨が吹き荒れちゃって、だから輸入が減っちゃったと。それは神風…まぁ、正直。


後押ししちゃったという…。


そうですねぇ。


まぁその辺の空気を見てるっていうのが次のニュースに繋がるのかもしれませんね。








内閣不信任案提出だと、どうするんですかと言えば、「いやいやそれは粛々と否決するのみです」というのが普通の模範解答。敢えてそれを解散に絡めて大儀になんのか。

だいたい大儀なんてのは、ハッキリ言って、そもそも、そんな大儀が必要なのかという話もあるし、非常に政治的な建前の話というかねぇ。まぁ、そういう話だと思いますけど。

そんな解散の大儀について長官が1回ならずも2回も、言及されるっていうのは、これはチョッと異例だし、言ってみれば、「野党の皆さん、どうします?解散しますよ。それでも出せるんですか?」という風に言って。

野党の皆さんも脅しと受止めている様ですけど。まさにそういう感じだなと思いますね。出せる物なら、出してみなと。そしたら後はどうするか俺たちが決めるぞ。みたいな。勿論解散だって有るぞと。そうなるとですね、野党の皆さん、出さないワケにはいかないんじゃないの?


吹っかけられた感じ…


だいたいアレでしょ。通常国会の会期末には、この手の物、つまり内閣不信任案出すっていうのが慣例だっていう事を言ってる方もいらっしゃる様ですね。


国民民主の玉木さん辺りが言ってそうですね。