アメリカが中東に空母打撃群を派遣、その意味は?
長谷川幸洋氏の解説Cozy Up R.1年5月7日放送
https://youtu.be/5usuAABhoxo
17:45位~
米軍、中東地域に空母打撃群など派遣 イラン情勢に対応
2019.05.06 CNN ニュースより
ジブラルタル海峡から地中海に入る空母「エイブラハム・リンカーン」とミサイル駆逐艦「ベインブリッジ」=2019年4月/Seaman Zachary Pearson/US Navy
ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスは5日、空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群と爆撃機部隊を米中央軍の管轄地域に派遣すると発表した。イランの「不穏な」言動への対応としている。
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は声明で、事態を激化させる不穏な言動が数多くみられる状況を受け、空母打撃群と爆撃機部隊の派遣を決めたと説明。イラン政権に対し「米国や同盟国の国益への攻撃があれば、容赦なく武力で対抗する」との明確なメッセージを送る狙いがあると述べた。
声明ではさらに「イラン政権との戦争を求めるわけではないが、我々はいかなる攻撃にも対応する万全の準備ができている」としたうえで、代理勢力や革命防衛隊、イラン正規軍による攻撃を想定していることを明らかにした。
国防総省のクリス・シャーウッド報道官はCNNに寄せた声明で、空母打撃群と爆撃機部隊を中央軍管轄地域に派遣する方針を確認した。
KeyWordアメリカが中東に空母打撃群を派遣へ。アメリカのボルトン大統領補佐官は5日、中東地域に空母エイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃群を派遣すると発表しました。
ボルトン大統領補佐官はイランによる数々の挑発的言動に対応する為と述べ、核・ミサイル開発やテロ支援の阻止に向け、イランを強く牽制する狙いがあります。イラン産原油の禁輸、一部に掛かっていた猶予期間というのが5月2日で終って、全面禁輸だと制裁を強化しております。
日本もそうだったんだけど、適用除外だったものがですね、日本に対しても、イランとの取引はやめろという事をついこの間決めたばかり。で、今度、この空母派遣なんですけれども、これチョッとねぇ、分かり難いんだよね。
なんでこのタイミングで、空母なんて、そんな大袈裟なモノを中東に派遣するのか。ボルトン長官は数々の挑発的言動を牽制するったって…数々たってさぁ、なんでこのタイミングなの?数々って言ってる通り、挑発的言動はズッとある訳じゃないですか。
まぁ、そうですけど。
それにも関わらず、このタイミングでっていうのが、チョッと分かり難いなぁと私は思います。基本的立場はどうなってんのかと言うと、イランは核とミサイル開発をズッとやってますよね。
取分け、アメリカが合意から離脱した後は、それじゃあって事で、各施設は一部再開したっていう報道の出ている。プラス、後は各国のテロ支援してるでしょって事に対してアメリカが抗議しているっていうのが構図ですよね。
で、これを見ると、私、何処やらの国をつい思い出さざるを得ない。つまり核ミサイルとテロ支援。これ何処だと。東アジアで。これはもう、言う迄もなく、北朝鮮な訳ですよ。私は思うのは、中東の行動っていつも東アジアを意識しているんじゃないかと。
つまりあれは2017年だったと思いますけど。大統領が就任して直ぐの年に、4月に、中国の習近平国家主席と初の首脳会談を例の別荘でやってた真っ最中に、何があったか。あの時は、シリアにトマホーク51発とも52発とも言われてますけど。
トマホークを発射した訳ですよね。あの時は関係者の話で、要するに北朝鮮に対する牽制の意味もあったんですよね。あの時結構、緊張していたから。だから、シリアでの攻撃が北朝鮮をイメージしてるって事はですよ、今回のイランだって、イメージしてないワケがないと。
政策当局者の頭の中は同じですから。だから私は連動していると見ていて、つまり前回はシリアをやったけど、今回はイランもやってっていうか派遣して、で、イザとなったら、アメリカは力を使うんだぜという事をイランは勿論の事、北朝鮮に対しても、それを示しているという風に見えるのかなぁと見るかなと。
一粒で2度美味しいみたいな。
ウーンそうそう。だってボルトン補佐官ってそういう風に発想する人だから。
まぁ、元々、イランに対して強行なのは勿論ですが、北朝鮮に対しても、ボルトンさんはまぁ、強行な。
強行です。
政権の中では最強行と言ってもいい。
最強行ですね。だから今はもう、北朝鮮に対して、強硬路線の人ばかりですよね。だから…それが基本だとすればね、中東で起きている事は、絶えず東アジアを睨んでいて、それとの方程式でどういう風に見るかっていう事なんじゃないのかなぁ。
あぁ、あの2017年の春先から夏に掛けての時期は、それこそ空母も3つ、アジアの近くに居て、いつ何時何があってもおかしく無いという状況。
つまり、1番最初のニュースで言った、例の飛翔体ですよ。飛翔体やったじゃないの。それに対してアメリカは無反応かといったら、そんな事ないぜと。やる時はやるんだぜと。まぁ、今回は、中東に出すけどさぁと。
飛翔体位だったから、その程度に止めておくけどさという事かもしれませんね。
長谷川幸洋氏の解説Cozy Up R.1年5月7日放送
https://youtu.be/5usuAABhoxo
17:45位~
米軍、中東地域に空母打撃群など派遣 イラン情勢に対応
2019.05.06 CNN ニュースより
ジブラルタル海峡から地中海に入る空母「エイブラハム・リンカーン」とミサイル駆逐艦「ベインブリッジ」=2019年4月/Seaman Zachary Pearson/US Navy
ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスは5日、空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群と爆撃機部隊を米中央軍の管轄地域に派遣すると発表した。イランの「不穏な」言動への対応としている。
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は声明で、事態を激化させる不穏な言動が数多くみられる状況を受け、空母打撃群と爆撃機部隊の派遣を決めたと説明。イラン政権に対し「米国や同盟国の国益への攻撃があれば、容赦なく武力で対抗する」との明確なメッセージを送る狙いがあると述べた。
声明ではさらに「イラン政権との戦争を求めるわけではないが、我々はいかなる攻撃にも対応する万全の準備ができている」としたうえで、代理勢力や革命防衛隊、イラン正規軍による攻撃を想定していることを明らかにした。
国防総省のクリス・シャーウッド報道官はCNNに寄せた声明で、空母打撃群と爆撃機部隊を中央軍管轄地域に派遣する方針を確認した。
KeyWordアメリカが中東に空母打撃群を派遣へ。アメリカのボルトン大統領補佐官は5日、中東地域に空母エイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃群を派遣すると発表しました。
ボルトン大統領補佐官はイランによる数々の挑発的言動に対応する為と述べ、核・ミサイル開発やテロ支援の阻止に向け、イランを強く牽制する狙いがあります。イラン産原油の禁輸、一部に掛かっていた猶予期間というのが5月2日で終って、全面禁輸だと制裁を強化しております。
日本もそうだったんだけど、適用除外だったものがですね、日本に対しても、イランとの取引はやめろという事をついこの間決めたばかり。で、今度、この空母派遣なんですけれども、これチョッとねぇ、分かり難いんだよね。
なんでこのタイミングで、空母なんて、そんな大袈裟なモノを中東に派遣するのか。ボルトン長官は数々の挑発的言動を牽制するったって…数々たってさぁ、なんでこのタイミングなの?数々って言ってる通り、挑発的言動はズッとある訳じゃないですか。
まぁ、そうですけど。
それにも関わらず、このタイミングでっていうのが、チョッと分かり難いなぁと私は思います。基本的立場はどうなってんのかと言うと、イランは核とミサイル開発をズッとやってますよね。
取分け、アメリカが合意から離脱した後は、それじゃあって事で、各施設は一部再開したっていう報道の出ている。プラス、後は各国のテロ支援してるでしょって事に対してアメリカが抗議しているっていうのが構図ですよね。
で、これを見ると、私、何処やらの国をつい思い出さざるを得ない。つまり核ミサイルとテロ支援。これ何処だと。東アジアで。これはもう、言う迄もなく、北朝鮮な訳ですよ。私は思うのは、中東の行動っていつも東アジアを意識しているんじゃないかと。
つまりあれは2017年だったと思いますけど。大統領が就任して直ぐの年に、4月に、中国の習近平国家主席と初の首脳会談を例の別荘でやってた真っ最中に、何があったか。あの時は、シリアにトマホーク51発とも52発とも言われてますけど。
トマホークを発射した訳ですよね。あの時は関係者の話で、要するに北朝鮮に対する牽制の意味もあったんですよね。あの時結構、緊張していたから。だから、シリアでの攻撃が北朝鮮をイメージしてるって事はですよ、今回のイランだって、イメージしてないワケがないと。
政策当局者の頭の中は同じですから。だから私は連動していると見ていて、つまり前回はシリアをやったけど、今回はイランもやってっていうか派遣して、で、イザとなったら、アメリカは力を使うんだぜという事をイランは勿論の事、北朝鮮に対しても、それを示しているという風に見えるのかなぁと見るかなと。
一粒で2度美味しいみたいな。
ウーンそうそう。だってボルトン補佐官ってそういう風に発想する人だから。
まぁ、元々、イランに対して強行なのは勿論ですが、北朝鮮に対しても、ボルトンさんはまぁ、強行な。
強行です。
政権の中では最強行と言ってもいい。
最強行ですね。だから今はもう、北朝鮮に対して、強硬路線の人ばかりですよね。だから…それが基本だとすればね、中東で起きている事は、絶えず東アジアを睨んでいて、それとの方程式でどういう風に見るかっていう事なんじゃないのかなぁ。
あぁ、あの2017年の春先から夏に掛けての時期は、それこそ空母も3つ、アジアの近くに居て、いつ何時何があってもおかしく無いという状況。
つまり、1番最初のニュースで言った、例の飛翔体ですよ。飛翔体やったじゃないの。それに対してアメリカは無反応かといったら、そんな事ないぜと。やる時はやるんだぜと。まぁ、今回は、中東に出すけどさぁと。
飛翔体位だったから、その程度に止めておくけどさという事かもしれませんね。