【誕生日】
☆シャーリー・マクレーン Shirley MacLaine (1934.4.24~ )
魅力のあるキュートな笑顔が売り物で、悲喜劇に対応できる演技派として活躍したハリウッドの女優です。
父親は後のワシントン・シンフォニーの指揮者、母は元女優で演劇教師(三歳年下のウォーレン・ビーティは実の弟)という
恵まれた家庭でヴァージニア州リッチモンドに生まれました。3歳からバレエを習い、ハイスクール卒業後にニューヨークに
出てデパートのモデルなどをしていましたが、1953年にブロードウェイのコーラス・ガールとして採用されました。
1954年にキャロル・ハネイの代役として『パジャマゲーム』に出ていたところをハリウッドの剛腕プロデューサーである
ハル・ウォリスに認められて映画界入り、1955年にヒッチコック監督の『ハリーの災難』でデビューを果たしました。
しかし、1956年『八十日間世界一周』の出演でハル・ウォリスとトラブルを起こし、一時映画界から干されましたが、
彼女の素質を見抜いたフランク・シナトラの推薦で1958年の映画『走り来る人々』によって悲喜劇に対応できる女優として
カムバックしました。1960年にはビリー・ワイルダー監督のソフィスティケイテッド・コメディの代表作ともいえる
『アパートの鍵貸します』によって絶賛され大スターの仲間入りをしてます。1964年にはハル・ウォリスと再びトラブルを
起こし訴訟のために二年間の休業を余儀なくされたのですが、1968年のミュージカル映画『スイート・チャリティ』で
完全復活し、最近まで現役として映画やTVで活躍を続けました。
【主要出演作品】
1955年『ハリーの災難』The Trouble With Harry
1955年『画家とモデル』Artists and Models
1956年『八十日間世界一周』Around the World in Eighty Days
1958年『走り来る人々』Some Came Running
1959年『果てしなき夢』Career
1960年『カンカン』Can-Can
1960年『アパートの鍵貸します』The Apartment
1960年『オーシャンと十一人の仲間』Ocean's Eleven
1961年『凡ては夜に始まる』All in a Night's Work
1961年『噂の二人』The Children's Hour
1962年『青い目の蝶々さん』My Geisha
1963年『あなただけ今晩は』Irma la Douce
1964年『何という生き方! 』What a Way to Go!
1964年『黄色いロールス・ロイス』The Yellow Rolls-Royce
1968年『スイート・チャリティ』Sweet Charity
☆バーバラ・ストライザンド Barbra Streisand (1942.4.24~ )
歌手、舞台俳優、映画俳優、作曲家として多彩多芸なアメリカのエンターティナーです。
米国ニューヨーク市のウィリアムズバーグでユダヤ系のロシア人の家族のもとに生まれ、ニューヨークのブルックリンで
育ちました。10代の頃にナイトクラブで歌手としてデビューしていましたが女優志望が強く、ブロードウェイ演劇などに
出演した後、ブロードウェイでの最初のヒット作『ファニー・ガール』の主役で映画デビューを果たし、引き続いて
映画『ハロー・ドーリー!』『追憶』と立て続けにヒットして唄って踊れる俳優としての地位を築き上げました。
また、歌手としてのヒット曲に『あなたには卸値で』『ピープル』『追憶』などがあります。
【主要出演作品】
1968年『ファニー・ガール』Funny Girl
1969年『ハロー・ドーリー!』Hello, Dolly!
1973年『追憶』The Way We Were
【ご命日】
★マリー・フランス・ピジェ Marie-France Pisier (1944.5.10~2011.4.24)
トリュフォー監督の映画『二十歳の恋』に清純なイメージで銀幕に現れたフランスの女優。
主な出演作品として『二十歳の恋』『殺人者に墓はない』『夜霧の恋人たち』などがある。