【誕生日】
☆ ファウスト・パペッティ Fausto Papetti (1923.1.28~1999.6.15)
甘くてソフトなアルト・サックスを華麗に操るイタリアのムード音楽の神様です。
はじめはバリトン・サックスの奏者としてジャズ界で活躍していましたがアルト・サックスに転向し、自前のバンドを結成、
第一弾の映画主題歌『激しい季節』がヒット、次いで当時人気の高かった映画音楽をカヴァーして人気楽団になりました。
また、シングル盤としてのリリースはそれほど多くありませんが、逆にLP盤の方は1960年から1980年にかけて大量に発売
されていて、その生涯において膨大な数のヒット曲をカヴァーしています。
【主要シングル盤】
1959年『激しい季節』Estate Violenta 【YOUTUBEより】
1959年『魅惑の渚』Mare Incantato 【YOUTUBEより】
1960年『甘い生活』 La Dolce Vita 【YOUTUBEより】
1961年『鞄を持った女のブルース』La Ragazza Con La Valigia 【YOUTUBEより】
1961年『太陽の誘惑』Su Nel Cielo 【YOUTUBEより】
1962年『トラスト・ミー』Trust Me 【YOUTUBEより】
以下は彼のリリースしたアルバムから有名どころのカヴァー曲をチョイスしてみました。(但・録音年月は不明です)
タイトル名をクリックしていただければ【YOUTUBE】 に飛びます。
『グリスビーのブルース』Le Grisbi
『黒いオルフェ』Orfeo Negro
『夏の日の恋』Scandalo Al Sole
『星空のブルース』Wonderland By Night
『さようならをもう一度』Quando Dormirai
『アパートの鍵貸します』 The Apartmet
『小さな花』Pequeña flor
『黒い傷痕のブルース』Broken Promises
『モア』More
『夜は恋人』 Mea Culpa
『白い渚のブルース』Stranger On The Shore
『太陽はひとりぼっち』 Eclisse Twist
『女王蜂のテーマ』Alfonso Al Cimieero
『ラ・ノヴィア』 La Novia
『恋心』 L'Amour, C'Est Pour Rien
『蜜の味』Sapore Di Miele ( A Tast Of Honey )
『男と女』Un Uomo ë Una Donna
『ララのテーマ』Lara's Theme
『いそしぎ』Castelli Di Sabbia
『夜のストレンジャー』Solo Piu Che Mai
『マイ・ウェイ』My Way
『エマニエル夫人』Emmanuelle
『ひき潮』Ebb Tide (Bassa Marea)
『愛の誓い』Til
『テンプテーション』Temptation
『マリア・エレーナ』Maria Elena
『ダニー・ボーイ』 Danny Boy
『サマータイム』Summertime
『スリーピー・ラグーン』Sleepy Lagoon
『ソー・イン・ラヴ』So In Love
『セプテンバー・ソング』September Song
『信じられない』Non Credere
『枯葉』Les Feuilles Mortes
『哀愁のヨーロッパ』
『バラ色の人生』La Vie En Rose
『女王蜂のテーマ』は【YOUTUBE】で見つけることができませんでした。
女性のため息交じりのコーラスのついたちょっと悩ましい演奏なのですが残念です。
☆ アッカー・ビルク Acker Bilk (1929.1.28~2014.11.02)
イングランドのサマーセット州生まれのクラリネット奏者です。
1955~64年の間に自らのバンドを指揮、1961年に作曲した”Jenny”が、イギリスのTVシリーズ ”Stranger On The Shore”
のテーマ曲として取り上げられ、タイトルも”Stranger On The Shore”(邦題・白い渚のブルース)と改題して全英及び全米で
No.1に輝くミリオン・ヒットになりました。
残念ながら日本ではチャートを賑わすまでには至らずその後の活躍を聞くこともなく、一発屋に終わっています。
↓はアッカー・ビルク楽団の『白い渚のブルース』【YOUTUBEより】