1963年7月にはこんな曲が流行していました。
①ヘイ・ポーラ ポールとポーラ
②悲しき雨音 カスケーズ
③禁じられた恋の島 エリオ・ブルーノ楽団
③アイ・ウィル・フォロー・ヒム リトル・ペギー・マーチ
⑤サンライト・ツイスト ジャンニ・モランディ
⑥恋のバカンス カテリーナ・ヴァレンテ
⑦パフ ピーター、ポール&マリー
⑧サマー・ホリデー クリフ・リチャード
⑨ミスター・ベースマン ジョニー・シンバル
⑩大脱走マーチ ミッチ・ミラー楽団
⑪さすらいのマーチ ニニ・ロッソ
⑫キューティ・パイ ジョニー・ティロットソン
⑫ヤング・ワン クリフ・リチャード
(註・『さすらいのマーチ』のリンクはフィルムシンフォニック楽団です)
この月は『ヘイ・ポーラ』『悲しき雨音』のビッグヒット曲に映画主題歌の『禁じられた恋の島』が迫る展開となりました。
今月の新曲としてはピーター、ポール&マリーの『パフ』、クリフ・リチャードの『サマー・ホリデー』、ミッチ・ミラー楽団の
映画主題歌『大脱走マーチ』、ジョニー・ティロットソンの『キューティ・パイ』がランクインしました。
そのピーター、ポール&マリーは、ピーター・ヤロー(テナー)、ポール・ストーキー(バリトン)とマリー・トラウァース(アルト)
による三人組。出世曲となったこの『パフ』はピーターの作品でリード・ボーカルも彼が唄いフォークの名曲となりました。
今日ではフォーク・ソングという名称は歴としたジャンルですが、当時はフォークもロックンロールもインストゥルメンタルも
全てがポピュラーという括りでしたね。
↓はピーター、ポール&マリーの『パフ』 YOUTUBEより
ベストテン入りはしませんでしたが、ポールとポーラの『ヤング・ラバーズ』、ベルト・ケンプフェルト楽団の
『面影のブルース』、ジョニー・アリディーの映画主題歌『甘い暴力』などもこの頃のヒット曲でした。
↓はベルト・ケンプフェルト楽団の『面影のブルース』 YOUTUBEより