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旅の友・ポップス編 (411) 『ミザルー』

2018-04-15 13:59:28 | 旅の友・ポップス編

『ミザルー』 クレバノフ・ストリングス
”Misirlou” The Clebanoff Strings 【YOUTUBEより】


原曲は19世紀のギリシアやトルコなど中近東で舞踊曲として伝承されてきた楽曲といわれおり、また一説では1927年頃に
流行したギリシャの歌曲ともいわれていますがこれらについては定かではありません。
分かっていることとしては、1934年にギリシャのニコラス・ロウバニスによってジャズ・タッチで紹介されたことにより彼が
作曲者だとされています。
やがて1941年にはウッディ・ハーマン楽団やハリー・ジェームス楽団などでヒット、1946年にはジャン・オーガストが
ルンバ調にアレンジしてラテン・ナンバーとしても認知されるようになりました。
タイトルの”Misirlou”は「エジプト生まれ(娘)」を意味するアラビア語系の俗語で、日本では『ミザルー』、『ミシルルー』
などと表記されています。
歌曲として聞いたことはありませんが、その歌詞としては憧れのエジプト娘に愛を語る内容となっているそうです。

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