港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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シネマ・ポップス…ときどきイラスト

『1月10日』

2019-01-09 17:47:39 | 明日は誰の日

【誕生日】

☆ ジョニー・レイ Johnnie Ray (1927.1.10~1990.2.24)



歌手兼ピアニストとして1950年代に活動、1951年秋にリリースした2枚目のシングル『クライ』全米No.1のヒットとなり、
1956年には米国テネシー州立刑務所で服役中の黒人コーラス・グループ「ザ・プリゾアネーズ」が1953年に発表した
『雨に歩けば』をカヴァー、全米2位の大ヒットになりました。
ジョニー・レイは13歳の時に右耳の聴覚を失い1958、59年と二度の再生手術を受けますが失敗に終わり、さらに
左の耳の聴覚も失ってしまいました。歌手としての活動は1950年代で断念、晩年はアルコールに依存する生活が
続いていたそうです。
↓はジョニー・レイの『雨に歩けば』【YOUTUBEより】 



☆ スコット・マッケンジー Scott McKenzie (1939.1.10~2012.8.18)



反戦運動が盛んとなった60年代後期において、人類愛を唄った『花のサンフランシスコ』を唄った人気歌手てす。
この曲は、世相を反映した軽快でちょっとサイケデリックな調べで、瞬く間に世界中で大ヒットしました。
スコット・マッケンジーは「ママス&パパス」のジョン・フィリップスと組んでいたフォーク・クループ
「ジャーニーメン」のメンバーとして活動していたこともあり、ジョン・フィリップスが『花のサンフランシスコ』を
二人の友情の証しとしてこの曲をスコット・マッケンジーに提供したそうです。
残念ながら、スコット・マッケンジーもこの一曲のみで、一発屋に終わってしまいました。
↓はスコット・マッケンジーの『花のサンフランシスコ』【YOUTUBEより】 



【ご命日】
★ アントン・カラス Anton Karas (1906.7.07~1985.1.10)



オーストリアのツィター奏者。ウィーンのワイン酒場で演奏中に、映画監督・キャロル・リードに見出され、
『第三の男』の音楽担当者に抜擢された。同映画で主題歌の『ハリー・ライムのテーマ』をはじめ、
『カフェ・モーツアルト・ワルツ』『アンナ・ウォークス・アウェイ』などがある。

★ フランチェスコ・ロージ Francesco Rosi (1922.11.15~2015.1.11)



ルキノ・ヴィスコンティの門下生で政治色の濃い社会派ドキュメンタリー映画監督。
代表作に『挑戦』『シシリーの黒い霧』『都会を動かす手』『真実の瞬間』などがある。



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