【誕生日】
☆マハリア・ジャクソン Mahalia Jackson (1911.10.26~1972.1.27)
アフリカ系アメリカ人の黒人女性で、20世紀を代表するゴスペル、ジャズ・シンガーです。
ルイジアナ州ニューオーリンズに生まれ、黒人街で育ちました。幼少時からバプテスト教会でゴスペルを歌い始め、1927年に
シカゴに移住してプロのゴスペルグループ「ジョンソン・ゴスペル・シンガース」に参加してプロ活動を始めました。
1937年にソロとして "God's Gonna Separate The Wheat From The Tares" をリリースして注目を集め、大戦後の1946年に
アポロ・レコードと契約、翌年にリリースした "Move On Up A Little Higher" がミリオン・セラーとなりました。
その後1950年にカーネギーホール公演、さらに1952年欧州ツアーなどを成功させ世界にその名を知られるようになりました。
ただ、金銭に関してあまりにも貪欲で巨万の富を築きましたが、逆に社会の底辺黒人たちからは本来のゴスペルを失ったと
強い批判を浴び、彼女の音楽自体を否定されてファン離れが止まらなくなってしまいました。そして1971年のドイツ公演を
最後に音楽活動から引退してしまいました。歌手としては素晴らしかっただけに残念です。
↓はマハリア・ジャクソンの『サマータイム』【YOUTUBEより】
↓はマハリア・ジャクソンの『ダニー・ボーイ』【YOUTUBEより】
↓はマハリア・ジャクソンの『誰も知らない私の悩み』【YOUTUBEより】
【ご命日】
★ヴァレリオ・ズルリーニ Valerio Zurlini (1926.3.19~1982.10.26)
ネオ・リアリズムを継承しながらロマンチシズムを融合して新境地を切り開いたイタリアの映画監督。
主な監督作品として『激しい季節』『鞄を持った女』『家族日誌』『国境は燃えている』などがある。
★アルマ・コーガン Alma Cogan (1932.5.19~1966.10.26)
世界を股にかけて活躍し、若くしてこの世を去ったイギリスの女性ポップ・シンガー。
主な歌唱曲として『恋の汽車ポッポ』『ポケット・トランジスター』『いわなきゃだめよ』『グッドバイ・ジョー』などがある。