養育費の義務逃れたい…男性からのDNA鑑定依頼が増加(dot.) - goo ニュース
ワイドショーの芸能ニュースの影響なんでしょうか?
大沢さんと喜多嶋さんとの問題は、なぜか分からないけど大相撲貴乃花親方のお母様まで参戦しています。
主に問題になるのは父子関係です。
母子関係の場合は分娩という事実で証明されるので、認知というのは重要視されません。
夫婦関係にある男女間に生まれた子は嫡出子とされるわけですが、
できちゃった婚の場合は婚姻後に出生したと言っても、本当に夫の子とは限らない場合があります。
婚姻前は男性も女性も誰と性交渉を持ってもいいわけです。
だからこそ婚姻後200日以内に出生した子の場合は嫡出子なんですが、推定されない嫡出子とされるのです。
民法722条の推定を受けないということです。
この効果は父子関係を否定する場合、親子関係不存在確認訴訟となります。
推定される嫡出子の場合には、嫡出否認訴訟となり要件が厳しいのですが、推定されない場合は確認訴訟なので原告や提訴期間などの制限が遙かに緩やかになります。
原告側が用意する資料として最も効果的なのは、科学的・客観的な証拠です。
その代表例が今回話題になっているDNA鑑定です。
これは遺伝子レベルの診断なので、精度が高い。
犯罪捜査でも活用されていますね。
訴訟になれば、このDNA関係結果を否定する側が新たな反対証明をしなければなりません。
大沢さんと喜多嶋さんの場合には喜多嶋さんの側がDNA鑑定結果を疑わせるだけの証拠を出さなければならない。
難しいよねぇ。
ちょっと前に40年以上も前に赤ちゃんを取り違えた事件に関する報道がなされていましたね。
本来なら裕福な家庭に生まれていたのに…。
この事件もDNA鑑定で分かったんでしょ。
母親は子どもの父親が誰かを知っているといいます。
女性の意見が優先されるのはこれが原因なんでしょう。
一般の夫婦間でDNA鑑定をしようなんて言い出せないよね。
女性側としては信用されていないというか、他の男性と性交渉を持ったと疑われているようなものですから。
男性は結婚前に付き合っていたのは自分一人のはずと思っている。
でもあえて言いましょう…
「内縁関係でもない限り、婚姻前の性交渉は自由」
あ、まぁこれは法律的には…ということで(^^ゞ
父子関係を疑うのは夫婦関係が壊れてきたときでしょう。
円満状態なら問題にはならないのが通常。
離婚時に表面化します。
記事にあるように扶養義務が絡んでくるからです。
経済的な面だけではなく、感情面も大きい。
喧嘩別れするなら徹底的に争ってしまえってことかな。
でもね、こんなことを疑ってるようじゃやりきれない。
子どもは自分の分身でしょう。
子どもが生まれたら誰でもうれしいし、祖父母も全面協力をするでしょう。
七五三や入園・入学などのイベントは子どもより親の方が気合い入ってますね(^_^)
最近ではスポーツや受験、習い事など子どもにかけるパワーは半端じゃない。
ちょっとやり過ぎということもありますが、こっちのほうがまだマシです。
夫婦関係がこじれてしまったとしても、それが子どもにまで影響するというのは…如何なものでしょう。
医学の進歩と倫理との関係は遺伝子操作だけじゃない。
もっと身近なところにも影響している…。
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