十両力士が八百長メール

十両力士が八百長メール　勝ち星を売買か　警視庁が押収の携帯電話から判明＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

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角界にまたまた激震が…。
野球賭博事件から八百長事件疑惑が浮上してしまいました。

以前朝青龍関が八百長を要求していたのではないかという裁判があって、
その時には相撲協会側が勝訴しています。

ただ昔は千秋楽の取り組みで8勝6敗vs7勝7敗の力士が対戦するとほぼ間違いなく7勝7敗の力士が勝つといわれていました。
まぁ勝ち越しがかかってる方が必死だからという意見もありましたが…。
相撲もプロレスと同じ感覚で見てる人から言えば、エンターテインメント性ということであり得ることでしょう。
しかし相撲道という日本の伝統という面からは真剣勝負は当然で八百長など決して許されないことです。

警視庁が押収した証拠メールの文面から考えれば八百長があったと考えるのが自然。
これって力士の意識の問題なんでしょうけど、原因としては力士が中学や高校を卒業してすぐに角界に入る場合、
あまり外の世界というか世間の常識を知らないということでしょう。
もちろん中学・高校を卒業して社会人になる人はたくさんいますが、角界は特殊な閉鎖的環境。
部屋住みということなら負け続けても衣食住は保証されていますね。
さらに実力社会なので勝ち続ければ年齢や経験にかかわらず昇進してしまいます。
給料も同世代の社会人の数倍にもなるでしょう。
プロ野球の場合も同じでしょうけど、階級制度じゃないよね。
相撲の場合は経済面だけじゃなく生活面でも階級が意識され、社会経験のない若い人が上位になると、
経験不足から非常識な行動をする可能性もある。

今回は十両クラスの力士が対象になってるようですが、
幕内にも波及する可能性はあるね。

もう相撲協会だけじゃなく本格的に強力な第三者監査機関を設置するしかない。
理事長が力士出身では難しいでしょう。
文科省の権限を強めることも必要になるかもしれません。