千羽鶴のちょっと気になったこと

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事業仕分け 飛び交う怒声

2009-11-12 23:14:26 | 日記
事業仕分け 飛び交う怒声、矢継ぎ早の質問に官僚も反撃

 国の予算の無駄遣いを洗い出そうとする「仕分け人」と、虎の子の事業や組織を死守しようとする官僚たち。11日、完全公開で始まった政府の行政刷新会議による事業仕分け作業は、ときに怒声が飛び交う激しいやりとりが展開された。

 騒然とした雰囲気の中で始まった議論で、仕分け人は官僚側に「事業に成果はあるのか」「法人理事に役所のOBはいるのか」などと矢継ぎ早に質問した。
 ただ、文部科学行政を判定するブースでは、興味ないのか、自分のパソコンでインターネットの書き込みに興じる仕分け人の姿もあった。

 ■私の話も聞いて

 その文部科学省の所管事業を担当した第3ワーキンググループ。国立青少年教育振興機構と教員研修センター、国立女性教育会館の3施設の予算が俎上(そじょう)に乗った。いずれも、自民党政権時代に整理合理化が検討されたものの、文教族の反対でうやむやになった施設だ。

 口火を切ったのは財務省の主計官だ。
「教員研修センターは国が教員を1カ所に集める必要性は低下している。女性教育会館は議論を絞り込む必要がある」
 蓮舫参院議員が「女性教育会館の稼働率は?」とたたみかけると、同館の女性理事長は「44%…」と小さな声で答えるやいなや反撃に転じ、「私の話も聞いてください。一方的にただ質問に答えろというのは心外だ」と声を荒らげた。
仕分け人の統括役の枝野幸男衆院議員は「目的を話したい気持ちはわかるが、(事業としての)効果があるかどうかだ」と切り捨てた。結局、女性会館は予算削減、教員センターと青少年機構は「地方か民間へ委託」との結論になった。

 
TITLE:事業仕分け 飛び交う怒声、矢継ぎ早の質問に官僚も反撃(産経新聞) - Yahoo!ニュース
DATE:2009/11/12 11:07
URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091111-00000625-san-pol
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この事業仕分け作業を完全公開にしたのは画期的。
事業継続を主張する側は焦るでしょうねぇ。
自民党政権時代には族議員の援護があったから良かったものの、今回はそうはいかない…。
仕分け人は基本的に廃止・削減の立場だし、財務省主計官の援護もある。
一般傍聴人も厳しい意見が多いみたい。

この国立女性教育事業は存在すら知らなかったけど、こんな施設が必要なのか?って感じ。
教員研修センターもいらないでしょ。
末端の先生の研修は各都道府県でやればいいし、幹部クラスだけ集めればいいよ。
宿泊施設だってビジネスホテルでいいじゃん。
会館の宿泊施設って結構良いお部屋だったけど、利用するのは基本的には公務員なんでしょ?
もぉ…w

答弁していた女性教育会館理事長の反論もなんだかねぇ。
議論の途中でそもそも論を始めるのは大抵負けそうな方なのよね。
なんとかして議論を総論(曖昧な方向)へ持って行こうと必死。
あった方が良いのかもしれないけど、必要なものかどうか…。

仕分け作業は大切なことだし、いままで曖昧だった存在をはっきりさせるためには、
少しぐらい荒っぽくなっても仕方ないんじゃない?
もっとしっかり議論するべきだという意見もあるけど、いままでそれで動きが取れなかったんでしょ?
官僚側もいろんな細かいことを出して必要性を主張してくるわね。
それと選別基準がはっきりしないということもいわれてるけど、
とにかく目立ったところから手を付けていかないと先へ進めない。
その際、財務省の意見を聞くのが効果的なんでしょう。
財務省主導だとか言われたりするけど、ここはいままでの実績から参考にするのは当然。

初めての仕分け作業…ある程度成果を出さないと政権交代の意味がないような気がするわ…。

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