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写楽老人写真館!

葛飾北斎は晩年「画狂老人北斎」と画号にしたとの事、私も「老いても写真に楽人で有りたい」と思います。

だるま(達磨)置物・玩具

2013-01-26 10:22:13 | コレクション
 だるま(達磨)は仏教の一派である禅宗開祖の達磨の坐禅姿(ざぜんすがた)を模した置物、または玩具。現在では禅宗のみならず宗教、宗派を越え縁起物として広く親しまれています。多くは赤色の張子(はりこ)で製作され、目の部分は書き入れずに空白のままに残す。そして何らかの祈願を行い、祈願が叶うと目を書き入れるという習慣が有ります。高崎だるま、松川だるま、白河だるま、東京だるま、鈴川だるま、越後だるま、姫だるま、五色願かけだるま、などが有ります。
 お祝い事の席には衣服にしろ食べ物にしろ赤が欠かせぬものであり、さまざまな病や災いは赤色を持って防げると考えられてきました。江戸時代以降に日本で描かれた達磨大師の絵なども赤い衣で描かれています。縁起物として、紅白となるよう白いだるまを作ることも行われてきました。 昭和以降になると、赤白色以外にも、黄色、緑色、金色等の色を基調とした色とりどりのだるまも製造されるようになりました。

 祖父、昭和六年八月信濃国分寺、参拝の時に記念品(蘇民将来符と同じドロヤナギ材)当寺より頂く    張子だるま



 だるまの置物(土制)                 一刀彫(民芸品)
   


 お土産品(だるまの指揮棒が耳かき)
   


 飛び出し目玉だるま(普段はだるまの腹に小だるま入れて置く)
   

    福は内 鬼は外 福は内 鬼は外
        パラー パラー パラーと 豆の音
            鬼は こっそり 逃げていく   ♪ ♪ ♪ ・ ・ ・
   立春を迎え、今年も七転び八起き(七転び七起きが本当だと思いますが、如何ですか??)で頑張ります。  写 楽 老 人    



鉛筆画

2013-01-12 15:23:41 | コレクション
 鉛筆画(えんぴつが)とは、鉛筆のみで描く絵画であります。
デッサンなどの下書きの状態のものは含まれず、鉛筆による描写・彩色のみで絵画として完成しているものを指します。黒鉛筆のみで描く白黒(モノクロ)のものと、色鉛筆で色をつけたものがあります。
デッサン、スケッチなどとは見た目上の違いがない場合もありますが、これらとは作者の意図によって区別されます。特に特別な道具や素材は使わず、紙と鉛筆さえあれば描くことができるので、鉛筆画を趣味とする人も少なくないです。また、鉛筆の性質上、紙以外の素材に描くことは難しい。鉛筆画の多くは、写実的で白黒写真のようなものが多く実線はもちろん陰影についても細部に描きこみを忠実に描きます。写真などを参考に人物を描くことが多い。鉛筆は、さまざまな濃さのものをうまく使い濃淡を表現する場合と、HBやBなど中庸的な濃さのものを限定して使い、筆圧をコントロールすることで濃淡を表現する場合が一般的であり、また線の数や太さをうまく調節して表現する方法もあります。

 鉛筆画の完成                        鉛筆画の下絵(桝目方式)


 岡田嘉夫氏・挿絵(月刊誌・オール読物)        オードリー・ヘップバーン(週刊誌・平凡パンチ)



   鉛筆画は一枚仕上げるのに、けっこう時間がかかります。
      下絵は二~三枚、画いて有りますが完成するのは、いつに成りますか?・・(おそらくこのまま)   写 楽 老 人


   

年賀状(木版画)

2012-12-28 11:58:12 | コレクション
 謹 賀 新 年
 年賀状(ねんがじょう)は、新年に送られる郵便葉書やカードを用いたあいさつ状のことであります。新年を祝う言葉をもってあいさつし、旧年中の厚誼の感謝と新しい年に変わらぬ厚情を依願する気持、親しい相手への場合などには近況を添えることがあります。日本では多く取り交わされています、日本に近い韓国、中国、台湾にも似た風習があり、これに対して欧米などではクリスマス・カードで新年のあいさつも済ませてしまうので、年賀状の文化はほぼない。
通常使用される「はがき」と異なり、年賀状用の「年賀はがき」が毎年11月ごろから発売されるため、これを用いることが多い。よく用いられる図柄は新年の干支(十二支)、宝船や七福神などの縁起物、フキノトウや梅の花など早春を象徴するものであります。

 写楽老人(パソコンに写真を取り込んだ今年の賀状)     写楽若かりし頃(後期の木版画、賀状)
   


 賀 状 (初期の木版画、彫刻刀による彫が幼い未熟作品)
   


 賀 状 (中期~後期の木版画)
   


  あけまして、おめでとうございます
     昨年は多くの方々に御入館していただき、有難う御座います
        今年も写楽老人写真館に御来館、心からお待ちしております      写 楽 老 人(館主)

神 楽 面

2012-12-13 08:48:41 | コレクション
 神 楽 
「かぐら」の語源は「神座」(かむくら・かみくら)が転じたとされる。神座は「神の宿るところ」「招魂・鎮魂を行う場所」を意味し、神座に神々を降ろし、巫(ふ)・巫女(ふじょ)[神につかえて舞いやお祈りをし、人に神の言葉を伝える女]が人々のけがれをほうむったり、神懸かりして人々と交流するなど神人一体の宴の場であり、そこでの歌舞が神楽と呼ばれるようになったとされている。古事記・日本書紀の岩戸隠れの段でアメノウズメが神懸りして舞った舞いが神楽の起源とされている。
神楽は、宮中の御神楽(みかぐら)と、民間の里神楽(さとかぐら)に分けられる。里神楽は民俗学者である本田安次(1906-2001)がさらに巫女神楽・出雲流神楽・伊勢流神楽・獅子神楽に分類したが、この分類では不都合もあり、近年里神楽の分類の見直しも考えられている。多くの神社では、近代に作られた神楽も行われています。

 般 若 面
女性の怨霊を表現する面恨みの復習の敵愾心(てきがいしん)を芸術化したもの。
名前のいわれ
1、名前は面打ち、般若坊の創作からとった名。
2、般若心経で心機一転する怨霊
3、梵語の「智慧(ちけい)、知恵」を意味する。
日本人の蛇信仰により蛇の面からの進化したと言われています。創作当時は般若のみ後日女性の身分によって使いわけるようになった。



 酔 胡 面(伎楽面 酔胡王)
大仏開眼会(かいげんえ)をはじめ、奈良時代の寺院の法要でしばしば伎楽などの楽舞が上演された。酔胡面は伎楽の最後に酒に酔った胡人の一群を率いる王の役がつけたもの。宝庫には酔胡王と推定される面が7面伝わっております。
 


 ひょっとこ面
ひょっとこは、口をすぼめて曲げたような表情の男性、あるいはその面のこと。潮吹き面( しおふきめん)ともいう。左右の目の大きさが違うこともあり、頬被りをしている場合もある 。面を付けた人は頬被りをすることが多い。女性の「おかめ」「おたふく」と対に ・・・ 火吹き竹で火を吹いた表情をしていることから、 「火男(ひおとこ)」が転じ「ひょっとこ」になったとされている。 一説には、目が大小不釣合いで 徳利のような口をしているため、「非徳利(ひとっくり)」が転じたともいわれている。




   般若面(右側の面)写楽の若い頃、修善寺物語(戯曲・岡本綺堂)に感化されて向う見ずにも制作した愚作    写 楽 老 人


古希

2012-11-08 14:01:30 | コレクション
古希(こき。原文の表記は古稀。「稀」は常用漢字にはないので現在では古「希」と書くことが多い)とは、70歳のこと。唐の詩人杜甫の詩・曲江(きょっこう)「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」(酒代のつけは私が普通行く所には、どこにでもある。(しかし)七十年生きる人は古くから稀である)に由来する。
還暦は数えの61歳であるが、古希は数えの70歳のこと。古希は長寿の祝いとされている。お祝いの色は、喜寿祝いと同じく、紫色。 長寿の祝いには、他に、還暦(かんれき)、喜寿(きじゅ)、傘寿(さんじゅ)、盤寿(ばんじゅ)、米寿(べいじゅ)、卆寿(そつじゅ)、白寿(はくじゅ)、百寿(ひゃくじゅ)などがある。
慣用句 [編集] 1939年に双葉山が安藝ノ海に負けて連勝が69で止まると、当時の大相撲ラジオ中継の和田信賢アナウンサーがこれを引用し「やはり七十古来稀なり」との名言が全国に放送された。
 写楽も今年(平成24年11月5日)に古希を迎え干支の午にあやかり少し集めた馬のコレクションをお見せしたいと思います。
(ガラクタばかりで、お恥ずかしい限り)





    


 
  


 写楽愛用の落款           キーホルダー
    


  古希を迎え一日、一日を恙無く過ごせれば幸いです。            写 楽 老 人