写楽老人写真館!

葛飾北斎は晩年「画狂老人北斎」と画号にしたとの事、私も「老いても写真に楽人で有りたい」と思います。

スコット親子、日本を駆ける

2015-03-01 10:44:19 | 
      岩 田 専 太 郎 画伯  フードの女              春浅く
           

      
      ス コ ッ ト 親 子、日 本 を 駆 け る

 スコット,チャールズ・R.[スコット,チャールズR.] [Scott,Charles R.]
インテル社で14年間勤務後、2011年より作家及び冒険家としての活動に専念し、子どもたちと共にアイスランド、ヨーロッパ、アメリカを自転車で旅している。2009年夏に、日本縦断の旅を通して世界植林キャンペーンの募金活動を行い、国連から「地球温暖化を救うヒーロー」と命名された、スコット親子の冒険は、多くのメディアで紹介された。彼は自らの体験を多くの学校や企業で語り、ワシントンD.C.の世界銀行ではキーノートスピーカーとして迎えられた
 児島修[コジマオサム] 翻訳家。立命館大学文学部卒業(心理学専攻)

         


 アメリカ人親子が67日間の冒険旅行で出会った、ニッポンの自然・歴史・もてなしの心―知床、白神山地、白川郷、京都、しまなみ海道、ヒロシマ、嚴島神社…インテル社で働くアメリカ人の父が、8歳の息子と日本最北端の宗谷岬から九州の佐多岬まで、日本アルプスを越え各地の世界遺産をめぐりながら真夏の日本列島を自転車で走り抜く。痛快な冒険旅行記。
 <本文より>
 「北海道の人は、世界で一番親切だと思う」ショウが言った。ぼくは、人々の寛大さは、客を大切にする日本文化とも関連があるが、なかでも厳しい自然のなかで暮らす北海道では、困っている人を助けることが社会全体にとってとても重要なことなのかもしれないという自説を展開した。ショウが言った。「違うよ、パパ。みんなが親切なのは、ぼくがすごく可愛いからだよ!」


         


    2015年 2月 1日(日) 信濃毎日新聞、読書、新刊(スコット親子、日本を駆ける)に掲載されており、

           書店に無いので取り寄せてもらう(10日・かかる)読み始めたら面白いので一気に読む親子の絆、家族の絆

                  人と人の出会い、おもてなし、など人間の素晴らしさを見いだせる本でした。

       写楽も昭和39年8月に250cc自動二輪車で能登半島、金沢、高山、乗鞍高原、松本、一人旅を思い出しました。     写 楽 老 人

         

本屋大賞 村上海賊の娘

2015-02-15 15:11:20 | 
 岩田専太郎(いわた-せんたろう)1901-1974 大正-昭和時代の挿絵画家。明治34年6月8日生まれ。伊東深水にまなび,20歳のとき博文館の「講談誌」に挿絵をかく。大正15年から「大阪毎日新聞」連載の吉川英治「鳴門秘帖(なるとひちょう)」の挿絵が評判をよび,モダン浮世絵とよばれる美人画はその後幅ひろい支持をえた。挿絵はほかに大仏(おさらぎ)次郎「赤穂(あこう)浪士」,川口松太郎「蛇姫様」などがある。昭和49年2月19日死去。72歳。東京出身。画集に「三百年のおんな」,随筆に「女・おんな・女」「わが半生記」など。

         くれない                      若い瞳
           


   本 屋 大 賞・・・全国書店員が選んだ、いちばん!売りたい本
 『のぼうの城』で一躍その名を知らしめた歴史小説の旗手、和田竜氏。4年ぶりとなる新作『村上海賊の娘』は、上下巻で1000ページ近い超大作だ。同書は、2014年3月に吉川英治文学新人賞を受賞。そして今回、4月8日に発表された、日本全国の書店員が選ぶ「本屋大賞2014」の大賞に輝いた。

  2014年本屋大賞、大賞受賞作 和田竜氏の村上海賊の娘
          


   木津川合戦の史実に基づく歴史巨編
 難波の海に立ちはだかるのは、戦国最強の信長軍。和睦か崩れ、信長に攻めた立てられる大阪本願寺。海路からの支援を乞われた毛利家は、「海賊王」こと村上武吉を頼ろうとした。その娘景(きょう)は海賊働きに明け暮れ、地元では嫁のもらい手のない悍婦で醜女だった・・・・

          

       久方ぶりに歴史巨編小説に出会い時間をかけて、じっくりと読む

           和田竜氏の小説は小太郎の左腕に続き二作め(山本一力氏に続き・・・に成りそうで少しこわい)・・・     写 楽 老 人