写楽老人写真館!

葛飾北斎は晩年「画狂老人北斎」と画号にしたとの事、私も「老いても写真に楽人で有りたい」と思います。

現代美人画 IN 角鹿の置物

2014-08-23 13:34:53 | コレクション
 今回から入館ロビーの展示品は、現代美人画全集と銘打って展示します。お楽しみに
 
 上村松園(1875-1949)74年の生涯をひたすら絵の道に捧げた女流画家、その清らかで気品に満ちた美人画は、今もなお人々の心を魅了してやみません。松園は、明治・大正・昭和と日本美人画の歴史に残る数々の傑作を世に送り出してきました。戦後には女性で初となる文化勲章を受章し、京都にとどまらず、日本画壇を代表する画家の一人として輝かしい成功を収めています。しかしながら、松園の歩んだ人生は決して平坦なものではありませんでした。数々の偏見や試練を乗り越えるための並々ならぬ努力が、松園独自の芸術を育み、高めていったのです。

   「娘」 1942年(昭和17年)49.5×57.5cm 山種美術館蔵
     



            角鹿の置物 正面
                



     角鹿の置物 裏面   右側面   左側面
               



    K・N 兄より鹿の角をもらい三日かけてこびり付いた肉片取り除き、さらに一日かけ磨き上げ

           台座を三日かけて作成し完成、玄関の下駄箱の上に飾る・・・・・我ながら自慢出来る仕上がり          写 楽 老 人



上田城ぶらり散歩 IN 真田丸

2014-08-03 14:16:24 | ぶらり散歩
 速水 御舟(はやみ ぎょしゅう、1894年(明治27年)8月2日 - 1935年(昭和10年)3月20日)は大正期~昭和初期の日本画家である。本名は蒔田 栄一(まきた えいいち、後に速水に改姓)。1894年(明治27年)8月2日、東京浅草に生まれる。従来の日本画にはなかった徹底した写実、細密描写からやがて代表作「炎舞」のような象徴的・装飾的表現へと進んだ。長くない生涯に多くの名作を残し、「名樹散椿」(めいじゅちりつばき)は昭和期の美術品として最初に重要文化財に指定された。1935年(昭和10年)3月20日、腸チフスにより急逝。40歳没。
 中村岳陵(なかむらがくりょう) 1890‐1969(明治23‐昭和44)日本画家。本名垣吉。静岡県下田市に生まれる。12歳のとき《新選光琳百図》の著者野沢堤雨につき琳派を,14歳で土佐派の川辺御楯(かわべみたて)に大和絵を学んだ。1908年東京美術学校日本画科選科に入学,また紅児会会員となる。12年卒業,同年第6回文展に《乳糜供養》を,15年再興第2回院展に《薄暮》を出品して認められ,同人に推されるとともに横山大観の信頼を得た。その後毎年,院展に出品,《浮舟》《竹取物語》《貴妃賜浴》といった大和絵研究の上にたったものから,しだいに装飾性や洋風の感覚が加味され,取材範囲もひろがって33年第20回院展に《都会女性職譜》を出品したが,そのうちの〈女給〉は風紀に触れるとの名目で1日にして撤去された。

      「花の傍」速水御舟(昭和7年)紙本着彩、額装         「気球揚る」中村岳陵(昭和25年)紙本着彩、額装                     

 上田城(うえだじょう)は長野県上田市二の丸(旧・信濃国小県郡上田)にあった城である。上田盆地の北部に位置し、千曲川の分流である尼ヶ淵に面していたので、築城当初は「尼ヶ淵城」と呼ばれることもあった。北に太郎山、南に千曲川があり、築城前は土豪小泉氏の古い城館が存在した(現在、二の丸より西側の小泉曲輪と呼ばれている場所)と伝えられる。城の南側は千曲川に接し、北側と西側に矢出沢川を引き込み総構えとし、唯一の攻め口である東側にも蛭沢川や湿地帯などがある難攻不落城です。

       上田城本丸南櫓と東虎口櫓門
       

 現在は旧二の丸内が上田城跡公園という公園になっており、毎年花見の季節になると、多くの市民や観光客で賑わう。本丸跡には、明治に松平神社として建立された歴代城主を祀った神社があります。現在では、真田神社と呼ばれている。境内には古井戸があり、「城外への抜け穴になっていた」との伝説がある。三の丸の藩主居館跡には、松平氏時代の屋敷門と堀が残されている。同地は現在上田高校の敷地として利用され、門は学校の正門として使用されている。2007年(平成19年)12月14日放送のBS熱中夜話(日本の城 前編)「お城ファンが選んだ 好きな城ベスト10」では、姫路城(2位)大阪城(3位)を抑えて1位に選ばれています。

     上田城跡満開のさくら                     上田城跡の紅葉
         

 『真田丸』(さなだまる)は、2016年1月より放送される予定の、NHK大河ドラマ第55作。脚本はNHK大河ドラマでは2004年度放映の『新選組!』以来2度目となる三谷幸喜氏で、2010年以来続く原作なしのオリジナル作品で主人公は大河ドラマでは初となる真田幸村(信繁)タイトルは大坂の陣で幸村が築いたとされる出城「真田丸」に由来し、また真田家を「戦国の荒波に立ち向かう一艘の船」に例えた掛詞としている。2014年5月12日に制作発表が行れ、6月18日に主役の真田信繁役に堺雅人が起用されることが発表されました。

    上田市街地で見受けられる真田丸の応援ポスター
        


    真田三代、真田一族、上田城、上田市の史料   (写真館蔵書)
    

              



     NHK大河ドラマ真田丸、脚本は三谷幸喜氏にきまり、どんな内容の歴史ドラマになるか、

           いまから楽しみです・・・・・(歴史小説、時代小説、好きな者にとっては)                  写 楽 老 人