今回から入館ロビーの展示品は、現代美人画全集と銘打って展示します。お楽しみに
上村松園(1875-1949)74年の生涯をひたすら絵の道に捧げた女流画家、その清らかで気品に満ちた美人画は、今もなお人々の心を魅了してやみません。松園は、明治・大正・昭和と日本美人画の歴史に残る数々の傑作を世に送り出してきました。戦後には女性で初となる文化勲章を受章し、京都にとどまらず、日本画壇を代表する画家の一人として輝かしい成功を収めています。しかしながら、松園の歩んだ人生は決して平坦なものではありませんでした。数々の偏見や試練を乗り越えるための並々ならぬ努力が、松園独自の芸術を育み、高めていったのです。
「娘」 1942年(昭和17年)49.5×57.5cm 山種美術館蔵
角鹿の置物 正面
角鹿の置物 裏面 右側面 左側面
K・N 兄より鹿の角をもらい三日かけてこびり付いた肉片取り除き、さらに一日かけ磨き上げ
台座を三日かけて作成し完成、玄関の下駄箱の上に飾る・・・・・我ながら自慢出来る仕上がり 写 楽 老 人
上村松園(1875-1949)74年の生涯をひたすら絵の道に捧げた女流画家、その清らかで気品に満ちた美人画は、今もなお人々の心を魅了してやみません。松園は、明治・大正・昭和と日本美人画の歴史に残る数々の傑作を世に送り出してきました。戦後には女性で初となる文化勲章を受章し、京都にとどまらず、日本画壇を代表する画家の一人として輝かしい成功を収めています。しかしながら、松園の歩んだ人生は決して平坦なものではありませんでした。数々の偏見や試練を乗り越えるための並々ならぬ努力が、松園独自の芸術を育み、高めていったのです。
「娘」 1942年(昭和17年)49.5×57.5cm 山種美術館蔵
角鹿の置物 正面
角鹿の置物 裏面 右側面 左側面
K・N 兄より鹿の角をもらい三日かけてこびり付いた肉片取り除き、さらに一日かけ磨き上げ
台座を三日かけて作成し完成、玄関の下駄箱の上に飾る・・・・・我ながら自慢出来る仕上がり 写 楽 老 人