カイロ・ウノ(chiro-uno)=^.^=宇之助室長の猫の手

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マスク

2009年05月08日 | 雑学
 日本では新型インフルエンザでマスクの品切れが起こっているらしい。

 通常5月は花粉症がおさまって、マスクの需要はなくなっていくそうだが、今年は特需のような状態。

 マスクは日本では馴染みのあるものだが、海外ではあまり使わないらしい。

 ニュースでは、口を隠して鼻は丸見えの方の映像が…。

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 インフルエンザウイルス粒子の大きさは直径0.08-0.12ミクロンとされています。

 市販の不織布製マスクでは、5.0ミクロン以上の粒子しか除去できません。

 これは、飛沫(感染者が咳やくしゃみのときの拡散物)をかろうじて防ぐというもの。

 通常のマスクではインフルエンザウイルスを捕獲するのは難しいようです。

 ですから感染防止に使用するのであれば、マスクの性能に注目しなければいけません。

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 最近よくみる、N95やN99マスク。

 これは米国労働安全衛生研究所(NIOSH)のN95規格をクリアしたマスクを指します。

 Nは耐油性がないことを、

 95や99は「0.2~0.3ミクロン以上の微粒子を除去」できる率を示します。

 ゆえに、N95マスクは「0.2~0.3ミクロン以上の微粒子を95%除去できる、耐油性のない」マスクとなります。

 最近はN100まであるそうですが、使用する上で注意があります。

 これは、マスクと顔の密着性。

 ユーザーシールテストやフィットテストを実施して、正しい装着をしなければいけません。

 N95マスク・防じんマスクDS2のフィットテストビデオ、You tubeで公開


 これを見る限り、一般的に使うには無理があるかも…と思ってしまいました。

 購入するだけでは、性能を活かすことは難しそうです。